山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

テニス界をけん引してた車いす

2023-01-25 10:54:12 | 時事川柳

 車いすテニス男子の第一人者で、シングルスで東京パラリンピックの金メダル、四大大会で通算28度の優勝など数々の実績を誇る国枝慎吾さんが引退を表明しました。

 自身がSNSで発表した声明の中で「2006年に初めて世界一になってから17年。最後まで世界一のままでの引退は、カッコつけすぎだと言われるかもしれませんが、許してください(笑)」がさわやかです。

 記事のなかで目を付けたのは「5度目のパラ出場となった21年の東京大会では日本の主将を務め、選手団をけん引」「国枝は日本のみならず、世界の車いすテニス界をけん引してきた」の二カ所です。

 またテニス界のレジェンドであるロジャー・フェデラーさんが「なぜ日本から世界的な選手が出てこないか」と問われ、「日本には国枝がいるじゃないか」と答えたという、有名なエピソードが紹介されていました。

 さて、10年に一度ともいわれる大寒波ですが今朝の最低気温、自宅がある紫波町ではマイナス10.3℃で大したことなかったですが、最高気温の予想がマイナス7℃くらいでこちらのほうは記録的です。

今週は寒さが厳しく雪も降り続くようなので、毎週出かけていたスキーは控えようと思います。

先週の19日は絶好のスキー日和で網張温泉スキー場から岩手山の山頂部もよく見えていました。

秋田駒ケ岳方面もすっきりで、鳥海山も見えていましたが写真では確認できません。

風もなく手袋を外して自撮りも出来ました。

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MORIOKAにニューヨークからお年玉

2023-01-17 10:15:54 | 時事川柳

岩手山と北上川

 

旧岩手銀行本店

 米有力紙ニューヨーク・タイムズは「2023年に行くべき52カ所」を旅行欄で特集し、2カ所目に盛岡市を選出しました。大正時代の和洋折衷の雰囲気が残る建築物と近代的な施設、自然豊かな風景が存在し「歩いて回れる珠玉の街」と評価されたそうで、テレビのニュースでは早速訪れた外国人観光客が紹介されていました

 1カ所目はロンドンで、日本では福岡市が19カ所目で取り上げられていましたが、盛岡市が2カ所目とは地元民として嬉しいことではありますが、何故?との思いもあります。15カ所目まで載っていましたが聞いたことがあるのは、オークランド、カンガルー島、ブータンくらいです。

 浅田次郎作の小説「壬生義士伝」の中に、主人公吉村貫一郎のこんなセリフがあります。
「南部盛岡は日の本一の美しい国にでござりやんす。西に岩手山、南には早池峰山。
城下を流れる中津川は桜の馬場の下で北上川に合わさって、まさに絵に描いたような美しき国にござりやんす」

 また、深田久弥氏は「日本百名山」で次のように紹介しています。「~ 盛岡の風景は岩手山によって生きている。一つの都会に一つの山がこれほど大きく力強く迫っている例は、他にないだろう。 ~」
 「~ 岩手山は古くから南部富士と呼ばれた通り、秀麗な一個の独立峰には違いないが、しかし単純なシムメトリイではない。その常型を破ったところに、却ってこの山の傲岸不屈な力強さがある。 ~」

 

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岸田派の初夢同床異夢悪夢

2023-01-12 14:30:37 | 時事川柳

 岸田文雄首相が率いる自民党岸田派の議員が、首相の足を引っ張るケースが目立っています。本来、総裁派閥として一心に支えるべき立場の葉梨前法相は「死刑はんこ」発言、寺田前総務相が「政治とカネ」問題で相次いで辞任し、防衛費増額に伴う首相の増税方針にも、若手が異論を唱え首相の求心力のなさが露わになっています。

 2閣僚の更迭前には吉川衆院議員(比例東海 岸田派)が不祥事によって、自民離党と派閥退会に追い込まれており、他派閥の議員からは「政策には強いが危機管理や政局に弱い『公家集団』の本領発揮だ」とやゆする声が漏れていたそうですが、『公家集団』の意味が良く分からないためココを詠むことは諦めました。

 派閥の中堅議員は若手の「増税すべきでない」発言に対し「発言は慎重にしないといけないのに」とため息を漏らし、官邸筋も「総裁派閥なのに後ろから弾を撃つとは」と頭を抱えたそうですし、ベテラン議員は「まずは派内の引き締めを図り、政権の足元を固める必要がある」と語ったそうです。

 ここで「同床異夢」が出てきましたが、年が明けたばかりなので「初夢」を持ってきて、勢いで「悪夢」も引っ張り出しました。

 余談ですが、今日は網張温泉スキー場に出かけて、2時間券で8時30分から10時40分(10分はおまけ)まで滑って昼過ぎには帰ってきました。気温上昇による雪質の悪化と疲労のため、これ以上滑っても楽しくないと思い切り上げました。

 2時間ずつ分けて使うことが出来る16時間券を9,000円で購入しており、その時の気分で4時間券を使うこともできますので、3,000円の4時間券を購入するよりお得です(6時間は体が持ちません)

 この写真はラーメンを食べた後食堂から写したもので、平日はガラガラですが先週の6日は混んでいました。

 これはや麓から写したもので、岩手山の左(西)にスキー場のコースが見えますが、向かって右から「岩手高原スノーパーク」「網張温泉スキー場」「雫石スキー場」です。

 昨年の12月12日と21日は一足先にオープンした「岩手高原スノーパーク」、12月26日と年明けの1月6日、そして今日12日は「網張温泉スキー場」と毎週滑っています。

 「網張温泉スキー場」は地形を生かした変化に富んだコースとリフト券が安いことが魅力です。リフトは3本だけですがそれぞれ3つのコースがありますので、その組み合わせで27通りの滑り方が出来ますし、アフタースキーの温泉も楽しみです。

 スキーの日ならではの余談でした。

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異次元で暮らす人から出た増税

2023-01-10 13:48:21 | 時事川柳

1月7日(土)に見た次のような見出しで閃きました。

甘利氏増税言及が波紋 

異次元の少子化対策 

統一選へ財源が火種に

 記事の概要は次のとおりです。

 岸田文雄首相が「異次元の少子化対策」へ動き出した。子ども予算倍増を前提に、大枠を6月までに示す。焦点の財源を巡り、首相に近い自民党の甘利明幹事長が消費増税増税の可能性に言及。防衛増税に続く国民負担の提起は与党内に波紋を広げた。4月に統一地方選を控える中、政権運営の火種となりかねない。

 与党からさえも戸惑いや懸念の声が漏れていますので、野党からは一斉に次のような批判の声が上がり、これらの中から「異次元で暮らす人」が導き出されました。

 「庶民の生活を分かっていない」「子育て世代に打撃を与える消費税増税は、完全に本末転倒だ」「物価高で大変な中での増税になる。高圧的な政治では理解は得られない」「子育てのような国民が反対しづらい分野にかこつけて、単純に増税するのは反対だ」「消費税増税を財源に考えるなら、全く期待できないどころか、悪夢のような少子化対策になる」「防衛費増額を断念した上で、少子化対策に全力を上げるべきだ」

 防衛増税も近隣諸国の脅威という国民が反対しづらいところで、大した議論もなく独り歩きを始めたように思います。一部の大企業からは賃上げの話が出ているようですが、大方はそれどころではなさそうですし、年金支給額の増額については話題にもなっていないようです。

 12月29日から1月5日までは年末年始休載で、6日(金)のボツを挟んで7日(土)から9日(月)は定例休載でしたが、ようやく年が明けましたので今年もよろしくお願いします。

 昨年の4月以降月曜日も休載となったため、週間の入選機会が火曜日から金曜日の4日間だけとなったうえ、新規参入者が増えたこともあって1回以上の入選者が62人から90人と大幅に増えました。このようななか私の入選回数は一昨年の121回から74回に激減しましたが、2001年から一緒に投句を始めた柳友であるNさんも同じ74回でしたので、東の横綱が二人となりました。

 昨年末までの通算入選回数は1591回で、軽く1600回を超えるだろうとの見込みは大外れ、目標である2000回も遠のき80歳までにたどり着くことが出来るか、老化との競争です。

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