車両の認証不正で国内全車種の出荷を停止したダイハツ工業は26日、国内4府県にある完成車工場の生産をすべて停止したことは詳しく載っていましたが、句作りのエンジンとなった部分だけ紹介します。
自動車産業は裾野が広く、工場が立地する地元は関連産業を含めた「企業城下町」とも呼ばれる。ダイハツが直接部品を仕入れる国内企業は423社、帝国データバンクは影響を受ける企業は8136社と推計した。
記事には様々な立場の人々の声が紹介されていました。
城下町の関係者
2次下請けの部品メーカー担当者
「今後の発注見通しが立たないのは不安。経営に影響が出る」
ダイハツ社員寮近くのコンビニ店員
「利用者はダイハツの人ばかり。うちも大打撃」
工場が立地している町の町長
「地域経済や雇用への影響も踏まえ、1日も早く生産が回復されることを願っている」
城下町以外のユーザー
「乗り続けて良いものなのか。すぐ買い替えるつもりはないが、次もダイハツの車にするか分からない」
「車は安くないし命がかかっている。しっかりと説明して欲しい」
ダイハツの販売店
「今のままでは安全と言いきれず、客からの開湯を濁している」「これを機に生まれ変わってくれると信じている。車検や日々の点検で今ある車を守っていきたい」
以上は全くその通りだと思いますが、ダイハツは千人を超える技術者を投入して検証し、不正があった車種でも「直ちに使用を中止する必要はない」と呼びかけている。このことについては首をかしげてしまいます。
年内の入選句の掲載は今日までで、年明けの4日まで休みとなりますので、ブログの再開は早くても1月5日ですが、どうなることやら分かりません。