山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

相撲道元親方からケイショウし

2018-11-28 09:35:02 | 時事川柳

大相撲九州場所で小結貴景勝が初優勝を決め、騒動が続いた角界の一年を若手が新風を吹き込んで締めくくりましたが、当の貴景勝も貴乃花部屋の消滅に伴う別の部屋への移籍という、騒動に巻き込まれながらの初優勝は価値のあるものと思います。

貴景勝は、闘争心溢れる取り口とは対照的に表情を変えないのは「相手に失礼。勝っておごらずという日本の武士道です」と説明しているそうで、武士道⇒相撲道が閃きました。

元親方は「私の意思を継いで欲しい。負けても勝っても力士として誇らしく君臨して欲しい」と言っていたそうで、貴景勝のしこ名は、貴乃花親方の尊敬する戦国武将、上杉謙信の後継者の景勝にちなむ。ともありましたので、景勝⇒継承⇒ケイショウとなった次第です。

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湯加減が良い塩梅で無毒フグ

2018-11-24 10:57:10 | 時事川柳

海のない雫石町で行われている高級魚トラフグの養殖が、町議会議員の補欠選挙での珍事を挽回するような珍事として話題となっています。

登山口まで9㎞の東根山(928.4m)から雫石町方面を見る 2017/5/17撮影

黄色の丸が岩手山(2038.2m)

黄色の丸が秋田駒ケ岳(1637.4m)

 

岩手山(2038.2m)から雫石町方面を見る   2014/9/15 撮影

雲海の下が雫石町 黄色の丸が東根山(928.4m)

廃業したホテルを改修し、高アルカリ性でミネラル豊富な温泉水に人工海水を入れた養殖施設は、フグの生育環境としては最適だそうです。

フグの毒は海中のテトロドトキシンを含む貝や海藻を食べることで生み出されるとされており、人工海水を入れた温泉水では無毒のフグが育ち生育も早いとのこと。

「温泉トラフグ」の先駆けである栃木県那須市の業者が技術指導を行い、秋田県の企業が取り組んでいることから田沢湖高原温泉などで12月から提供が開始され雫石の温泉での提供も目指しているそうですが、「温泉トラフグ」が全国に広がれば珍事ではなくなります。

塩入りの人工海水を使っているので、案配 按排 塩梅 の中から塩梅を選びました。

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資質より資産が光るあのふたり

2018-11-20 13:24:54 | 時事川柳

が行われたところ、うまい具合にあの二人

が一億円を超えて堂々の銀メダルと銅メダルを獲得しましたので、時事川柳子にとっては最高のネタとなりました。

このふたりが就任して以来のドタバタぶりはテレビのワイドショーでも取り上げられ、海外からもパソコンを使わないことが最強のセキュリティーと皮肉られている始末です。

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勝ち馬より再開時期を予想する

2018-11-15 09:35:35 | 時事川柳

競馬は嗜みませんが一納税者としては看過できないことが続いている岩手競馬です。

7月29日、9月10日、10月28日に開催されたレースに出走した馬から、禁止薬物とされる筋肉増強剤が検出されており、その都度監視カメラの増設など監視体制を強化している中、4頭目から検出されました。

このため競馬組合は当面のレース自粛することとし、11月10日~12日の開催を見送り、その後17日~19日の開催も見送りを決め再開時期は見通せない状況です。

原因究明・再発防止に時間をかけるのは当然のことながら、開催出来ないことで生ずる減収が重なると岩手競馬の存続が危うくなるという問題があるのです。

多額の累積赤字を抱えていた岩手競馬は2007年「収支均衡の達成が見込めなければ年度途中でも競馬事業を廃止する」との条件で、構成団体の県、盛岡市、奥州市から約330憶円の融資を受け単年度黒字が求められています。

廃止すべきとの意見もある中、廃止で失われる何千人もの雇用を守るためという大義名分が、僅差で上回り存続が決まったように記憶しています。鼻の差、写真判定・・?

薬物を与えて勝ったとしても検査すれば馬脚を露すことになるので、勝たせることが目的ではなく何らかの意図を持つ者が開催を中止させて、経営を追い込もうとしているのではないか、ということも囁かれています。

馬券の正式名称は「勝ち馬投票券」らしいですが「再開予想券」が似合う岩手競馬となっています。

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風呂敷をたたみ始めた贈与税

2018-11-13 15:50:40 | 時事川柳

子や孫贈与 非課税縮小 

この見出しは、子供や孫への結婚・子育て、教育資金の贈与を一定額まで非課税とする制度に関し、政府と与党が2019年度税制改正で優遇を縮小する検討に入ったことが10日、分かった。

という記事のものですが、家計が保有する金融財産の総額は1800兆円に上り、その多くが60代以上の高齢者(その一人ではあるが・・・)に集まることから、高齢者が保有するお金を消費意欲の高い世代に移すことで、景気を底上げする狙いで導入されたのがこの制度。

しかしながらこの制度の利用件数は右肩下がりで「経済対策としての意義が薄れた」との声が拡大したことと、この仕組みは富裕層ほど有利だとの批判があることが非課税の縮小につながりました。

経済対策を錦の御旗に掲げたことを記事にはない『大風呂敷』と捉え、非課税縮小を風呂敷に見合う『たたむ』と読み替えて出来たのがこの句です。

老後資金として蓄えてある庶民のお金ではなく、富裕層(一部の国会議員も含む)のお金を若い世代に移す仕組みが作られることを望むものですが、政治家がそんな(損な)ことを考えるはずがないですね。

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