山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

党内をほふく前進自衛隊

2024-09-05 18:04:53 | 時事川柳

自民党は2日、憲法改正実現本部を党本部で開き、自衛隊明記に向けた改憲の論点整理を了承した。現行の9条1、2項を堅持した上で、自衛隊を追記する案を軸とする。「ポスト岸田」に賛同が広がる中、石破茂元幹事長は戦力不保持を定めた「2項削除」を持論とし、総裁選でも争点となる見通しだ。連立を組む公明党は9条改正に慎重な立場で、実現のハードルは高い。

以上は、3日(火)付紙面の概要部分です。

自衛隊に関する話題には、入選したかどうかは別として、匍匐前進、迷彩服、進軍ラッパなどを使ったことがありますので、自衛隊が合憲となりそうだということで。

合憲に匍匐前進自衛隊 が思い浮かびましたが、記事をよく読むと、「平和の党」を掲げる公明党は9条改正に慎重な姿勢を堅持し、国会発議には衆参両院で総員の3分の2以上の賛成が必要なことから、石井啓一幹事長は「自民だけでは発議はかなわない」とけん制した。

自民重鎮は「強い姿勢で臨めば、立民の反発は必至で、公明も9条改正には慎重だ。国会発議と改憲への道は険しい」と漏らした。が気になりました。

政府は自衛隊のことを「軍」や「戦力」ではなく「わが国を防衛するための必要最小限度の実力組織」であり合憲だと解釈していますが、憲法学者の7、8割は違憲としているため、それを解消することが改憲の狙いですので、合憲を上五に持ってきましたが上述の「道は険しい」を踏まえ(自民)党内にトーンダウンさせました。

投句は匍匐前進でしたが、ルビを振ることなく平仮名になりました。何か基準があるようです。

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戦闘にワクチン効いて沈静化

2024-09-04 10:08:58 | 時事川柳

パレスチナ自治区ガザ中部では1日午前6時(日本時間正午)、ポリオ予防接種のため、イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が一時休戦期間に入りました。戦闘休止は3日迄とのことでしたが、先ほどのラジオニュースによれば、接種目標の9割に対して実績がほど遠いため、1日延長するとのことでした。

「ワクチン休戦」始まる ガザでポリオ予防接種 の見出しから思いついた句が、戦争にワクチン効いて休戦し でした。

そこからあれこれ考えて、記事には戦争でなく戦闘とあるので替えることにし、効いての結果としては休戦よりも沈静化の方が良いだろうと替えたのが、戦闘にワクチン効いて沈静化 です。

記事の中には「期間を延長する可能性もあるが、戦闘が沈静化するかどうかは見通せない」とありましたし、予防接種が効くのは先のことですから、直ぐに効く頓服薬とは違うのでダメかなと思っていましたが採用され一安心しました。

そして、1日延長とのラジオニュースで「沈静化」に少し近づいたと更に安心しましたし、休戦がずっと続くように願います。

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視察増え選挙近いと悟る能登

2024-09-02 10:02:45 | 時事川柳

8月29日(木)の五面に見出しが三つ。

能登へ「視察ラッシュ」

ポスト岸田候補

住民冷ややか、歓迎の声も

これだけで詠むことが出来ました。

記事の冒頭部分は次のとおりです。

自民党総裁選挙を前に「ポスト岸田」候補の国会議員が、能登半島地震で被災した石川県を相次いで訪れている。現地視察を通じ、被災地に寄り添う姿勢をこぞってアピールする中、住民からは「誰がなっても一緒」などと冷ややかな反応が目立つ。

紹介された冷ややかな声のうち主なものは「(新総裁は)どこまで被災地の面倒を見てくれるんだろう。誰がなっても一緒だと思う」「総裁選じゃないと(相次いで)来ないと思う。目的は票集めだろう」「視察しても何か変わるように思えない」と突き放すものです。

一方で、「復旧はまだまだ。被災地がマスコミに取り上げられるのは良い」と肯定的な声も紹介されていますが、私は、取り上げられるのは演出された「寄り添い感」と思いました。

 

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静岡に弾丸登山狙い変え

2024-08-29 09:47:06 | 時事川柳

富士山は今夏から山梨県側で入山規制が始まり、1カ月半が経過しました。登山道の混雑解消や夜通し登る「弾丸登山」を防ぐためで、夜の登山者は大幅に減ったとのこと。

例年ピークとなるお盆期間も屋外での仮眠などは目立たず、関係者は「効果を実感した」と話していますが、規制がない静岡県側は登山者の迷惑行為が続き、統一的ルールの必要性が指摘されています。

環境省調査の7月1日から8月13日までの山梨県側の登山者数は約7万6500人で前年より12%減り、7月に限った夜間は昨年比で76%減少しましたが、7月10日に開山した静岡側は約5万5300人で7%増えました。

午後4時以降の入山について、山小屋の予約がなければ禁止の山梨側に対し、自粛の呼びかけに止まる静岡側の八合目の山小屋周辺では、夜に屋外で仮眠をとる人が相次いでいるそうです。

オーナーの嘆きの声「今年は毎週末だ。外がうるさくて迷惑する」と、仮眠する人の声「山梨側が規制され静岡から登った」が端的に示すこの問題に対する識者の話「規制が厳しくなれば、緩い方に人が流れ事故を誘発しかねない。国が主導して、効果を検証し、双方が足並みをそろえるべきだ」を紹介します。

私は富士山に登ったことはなく登る予定もありません。体力的に厳しそうですが、何とか登られそうな気もします。しかしながら、山小屋の混雑と登山道の渋滞(その原因となりそう)を考えると、気力が湧きません。

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休館から再点灯し竹あかり

2024-08-27 10:54:34 | 時事川柳

経営難で2月から休館中の雫石町・鶯宿(おうしゅく)温泉ホテル加賀助は、全国で旅館再生事業を手がけるリアルクオリティ(東京)に事業譲渡しました。新たに運営会社オアシスフュージョン(雫石町)を設立し、施設名を「竹あかりの宿 加賀助」とし、9月13日に新装オープンします。

1940年(昭和15年)創業の旧加賀助は10年ほど前から売り上げが減るなか、新型コロナウイルス禍が追い打ちとなり、経営が行き詰まりました。

開湯450年の歴史を誇る鶯宿温泉の核となる施設の再開に、「住む人も来た人も元気になるきっかけになればいい」と期待する地元の声が紹介されていました。

1階ロビーラウンジ「かぐや」は竹と県産木材を使った温かみのある空間とし、6階の展望大浴場も改装し、源泉掛け流しの温泉と里山の風景を堪能できるようにするほか、2階に囲炉裏ダイニング「善」を開設するそうです。

目を引いたのは、宿泊代に各種サービスを含む「オールインクルーシブ」の採用で、地酒を含む飲料や夜食のそば、地元の手づくりアイスクリーム牧舎「松ぼっくり」のアイスを提供し、カラオケも利用できるとのこと。

その宿泊料金がお手頃ならば利用してみたいところですが未確認です。

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