山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

スポンサーに院政終焉広告し

2025-03-31 11:36:14 | 時事川柳

中七は確り数えれば9音の字余りですが、拾ってもらいました。インせいしゅうエン のインとエンを強引に1音としました。

フジテレビに君臨してきた日枝久氏が権力の座を降りた。という話題です。

中居正広氏と女性とのトラブルに端を発した問題で、社長らの引責辞任後も取締役相談役にとどまっていましたが、経営刷新を求める社内外の声に抗しきれませんでした。

深刻なスボンサー離れが続くなか、日枝氏による「院政」との批判を回避し、事態沈静化を急ぐフジの思惑が伺えます。

テレビのワイドショーでも賑やかなのでこれぐらいにし、句づくりに役立てた件を紹介します。

一連の問題では3月末に第三者委員会が報告書を公表する予定で、フジは当初、その報告を受けてから刷新人事を公表予定としていた。

新年度を前に経営陣を改め、スボンサーにアピールする意図が透けて見える。

 

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バーコード人手不足を読み取られ

2025-03-27 10:09:12 | 時事川柳

経済産業省は大手食品メーカーや卸会社、スーパーと連携し、バーコードから読み取れる加工食品や日用品の商品データの統一化に乗り出します。その結果、流通や販売管理の効率化により、将来的に商品の値下がりに寄与する可能性があるとのことです。

現状は、バーコードによって盛り込む商品情報(商品名・サイズ・栄養成分・通販用の画像など)は統一されておらず、卸会社が小売が求める情報をメーカーから取り寄せ、システムに手作業で入力しています。

経産省の試算では年平均で1カ月当たり約30万人が情報入力に従事しており、同省の担当者は「人手不足を増幅させている」と指摘しているそうです。

盛り込む情報の統一化とともにメーカーが入力作業を担うことを想定しており、卸会社の入力作業削減だけでなく物流業務へのロボット導入や市場調査につながることが期待されています。

流通の仕組みに疎い私でも、情報がばらばらで非効率なバーコードが改善されなかったのは何故だったのか?と思いますし、今からでも改善されて商品の値下がりにつながればいいなと思いました。

私事ですが、スーパーなどで買い物をするときはセルフレジを利用することが多いので、バーコードを読み取らせることには慣れています。

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AIで花よりビール狙うキリン

2025-03-20 11:03:31 | 時事川柳

キリンビールは17日、人工知能(AI)を使い、スマートフォンで桜の健康状態や樹齢を判定できるウエブサービスの提供を開始した。自治体は専用ページからデータを閲覧でき、保全活動に役立てられる。ビールの消費が見込める花見の環境整備を図る。

これが記事の冒頭部分ですが、よく分からなので何度か繰り返して読んで次のように理解しました。

  • 花見客らが桜を撮影すると形や幹の太さから樹木の健康状態を判定し樹齢も判明する。
  • 予算不足、人手不足の自治体が桜の手入れの必要性を判断し的確な維持管理が出来る。
  • 健康な桜が増え、花見客が増え、ビールの消費が増える。

首の長い、いや息の長いキリンビールの戦略と思いました。

 

 

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解体はマンション超えのオクションに

2025-03-19 10:06:37 | 時事川柳

分譲マンションの老朽化が進み、管理不全に陥った物件では、行政が1億円超の公費を投入して解体する事態も起きています。背景にあるのは所有者が複数というマンションの特殊性で、建て替えには原則として全員の賛成が必要であり、合意形成が壁となって簡単に建て替えに至らないのが現状です。

滋賀県野洲市の事例が紹介されておりました。

3階建、全9戸で所有者9人の築49年の荒廃マンションは、階段は朽ち、18年の大阪北部地震で壁面が崩落したほか、アスベストの露出などもあり、看過できない状況だったため、野州市が行政代執行に踏み切りました。解体費約1億1800万円を所有者に請求したものの、うち約6800万円が未回収で、回収のめどは立っていなしそうです。

分譲マンション戸数の最大は東京都の169万戸、最少は5千戸弱の青森県で岩手県も約1万3千戸と大きな開きがあります。県内では空き家となった住宅などを行政代執行で解体した事例は聞いたことがありますが、分譲マンションについては知りません。

東京都では維持管理に目を光らせ、適切な管理による建物の延命化を図る取り組みを行っているそうで、いずれは県内でも公費投入となることも想定されますので、今のうちから行政の関与を強くする必要がありそうです。

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離すなとくぎを刺された連結器

2025-03-17 14:51:12 | 時事川柳

6日に東北新幹線はやぶさ・こまち21号の連結が走行中に外れたトラブルを巡り、JR東日本は盛岡駅で連結運転再開に向けた試運転を行い、14日から連結運転を順次再開することを発表しました。

報道陣に公開された走行試験では、はやぶさとこまちを連結し、それぞれ運転室内に係員が長さ約15センチの金属製の機器を取り付けて仙台まで走行し、異常がないことが確認されました。

このトラブルは、何らかの電気的異常によって運転席内の開閉レバーが動くことで、走行中に連結器が外れることは突き止めましたが、電気的異常の原因は不明とのことです。

当面の間は連結運転する全列車で件の機器を取り付け、電気的異常で「開」の指令が出ても機械的にレバーの動きを止めて連結が外れないようにするとのことです。その様子がテレビで放送されたとき金属棒を差し込むように見えたので、あとで問題が生じないように相手に念を押す意味の慣用句「くぎを刺す」が閃きました。

電気的異常の原因が判明し、刺された釘が要らない安全運転が再開されるよう願っています。

 

余談ながら今シーズンのスキーについて報告します。

初滑りは昨年12月19日、2回目は12月25日で、年が明けてからは平日の好天を待つこと3週間、3回目は1月20日となりました。

その後は毎週のように出かけて、先週の月曜日(10日)に11回目のスキーを楽しんできました。1回目は岩手高原スノーパーク、2回目以降は網張温泉スキー場で、ともに岩手山の南斜面に開かれたスキー場です。

左端が網張温泉スキー場でその右が岩手高原スノーパーク

8時30分から運転される第1リフト

圧雪された斜面をいの一番に滑るために自宅を7時前に出発しました

積雪量2m弱は昨年の約2倍で県内の他スキー場も同様ですから、山の雪も例年に比べて多いことが予想されますので、スキーシーズンが終われば早く解けて欲しい山歩きです。

中央奥にいくつかの峰が重なった秋田駒ケ岳(1637m)、その右にはとんがった烏帽子岳(1478m)が見えますが、その白がいつもより強く(深く)感じます。

ついでながら「日本百名山」の著者である深田久弥氏は後記で、東北地方では、秋田駒ヶ岳と栗駒山を入れるべきだったかもしれない。森吉山、姫神山、船形山など、いい山ではあるが、少し背が足りない。と記しました。

船形山以外は何度も登ったことがある山なので、少し背が足りない山歩きはニンマリです。

 

 

 

 

 

 

 

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