山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

三ツ石山(紅葉見物)

2022-09-23 22:19:37 | 旅行

 22日に県内で最も早く紅葉を迎えると言われている三ツ石山(みついしやま 1466m)に登りました。先週の時点で来週が見頃との情報と、昨年までの経験からそろそろ良いだろうと出かけたものです。

 6時48分に案内板の左側に示されている「大松倉橋先ゲート」から舗装道路(赤の実線)を歩いて現在地と示されている登山口に向かいました。

 5分ほどで左からの滝ノ上温泉からのコースと合流し右に向かいます。

 直ぐに急登が始まりますが10分くらいの辛抱です。

 視界が開け秋田駒ケ岳(あきたこまがたけ 1637.4m)と烏帽子岳(えぼしだけ 1477.5m)が見えてきました。

 左が秋田駒ケ岳、右が烏帽子岳(乳頭山 にゅうとうざん)

 8時2分に三ツ石山荘に到着し山頂を眺めたところ色付きが薄いような感じでした。

 下山してきた方を見かけたので「色付きは如何でしたか?」と尋ねたら、「先週も来たが同じような状態で、紅葉が進んでいない」とのことでがっかりしました。

 15分ほど休んでから気を取り直して登り始めましたが、岩手山(いわてさん 2038m)もほとんど雲の中で心も晴れないまま山頂を目指しました。

 8時59分に山頂に着いたときは視界も悪くなる一方、風もやや強くて寒いし紅葉もご覧のとおりなので、滞在15分ほどで下山することにしました。

 鮮やかな紅葉を期待しているであろう沢山の登山者とすれ違いましたが、がっかりさせるような情報提供はせずに数少ない花を写しながら登山口に向かいました。

ミヤマアキノキリンソウ

アキノキリンソウ

シロバナトウウチソウ

エゾオヤマリンドウ

 珍しい白花は今年も健在でした

 次の2枚の写真は葉の形状が少し違うように見えます。

        

 数少ない綺麗な状態の花です。

これは、高さと葉脈からオヤマリンドウかと思います。

 10時2分に三ツ石山荘に着いたのですが混雑しているので、お湯を沸かしてカップラーメンを食べるのは諦め、パンを立ち食いして登山口に向かいました。

  11時29分にゲートに到着し、4時間40分の半日登山が終わりました。

   山頂まで車道2.4km+登山道2.1kmのわずかな距離でしたが、無事歩くことが出来て良かったです。

 

  これを期待していました。

2021年9月19日撮影 

コメント (2)

想定に沿岸首長てんでんこ

2022-09-23 16:08:34 | 時事川柳

 県が公表した本県に最大クラスの津波が到達した場合の被害想定によれば、死者を最大7100人と推計しており2011年に発生した東日本大震災津波による6254人を上回っている一方で、早期避難を徹底すれば犠牲者は8割以上減らせるとも指摘しました。

 想定は東北地方太平洋沖でマグニチュード9クラスの地震が発生し、地盤沈下や防潮堤が全て破壊される「最悪」を前提とし、発災は火災発生の恐れがある冬の夕方としたものです。

 この公表に対し沿岸部の首長は、避難を軸とした減災対策を進める決意を示した、とありましたが、各々の発言には微妙な温度差を感じました。

 「避難意識を高めるしかない」「住民の不安をあおるだけ」「非常に厳しいショッキングな数字だ」「想定をきっかけに皆が意識を高めるしかない」「改めて早期避難の大切さが示された」「役場を中心としたコンパクトな復興まちづくりの努力を全否定するようなもので、町民への説明が難しい」「数字が独り歩きし(事態を過小評価する)正常バイアスが働くことが心配だ」「逃げなさいという一つの指針として受け止めるほかない」

 一部だけ紹介しましたが、まさに「てんでんばらばら」と感じたまま詠みました。

 津波被害が多い三陸地方では「津波が起きたら家族が一緒にいなくても気にせず、てんでんばらばらに高所に逃げ、先ずは自分を守れ」という意味の「津波てんでんこ」が言い伝えられており、2011年に発生した東日本大震災津波の後この教訓を耳にする機会が増えました。

コメント

比較されサクラが欲しい国葬に

2022-09-22 15:50:31 | 時事川柳

 19日に執り行われたエリザベス英女王の国葬については、新聞だけではなくテレビでも大きく扱われ、27日に予定される安倍晋三元首相の国葬との比較も明らかになってきているなか、句を作る際に注目した部分は次のとおりです

 参列者の顔触れを見ても違いは明白だ。女王の国葬には日本の天皇、皇后両陛下や各国の王室関係者が参列。バイデン米大統領夫妻、フランスのマクロン大統領らも出席した。

 安倍氏の国葬では、先進7カ国(G7)首脳で来日するのはカナダのトルドー首相のみだ。日本政府関係者は「女王の国葬と比べられるのは覚悟しないといけない。もっと早く実施できればよかった」と本音を漏らした。

 見出しも次のとおりです

日本政府 「見劣り」不安 

かすむ安倍氏国葬に懸念 日本政府

 日本国内では安倍氏の国葬に賛否が割れており、岸田文雄首相は実施理由の一つに挙げる「弔問外交」に疑問符がつかないよう外交成果を上げることに尽力する構えだ。ともありましたが、「外交成果」が上がったのかどうか、国民の目には分かりにくいですね。

コメント (2)

英国は説明要らぬ国葬に

2022-09-13 10:05:17 | 時事川柳

 

 英国のエリザベス女王が96歳で永眠されました。謹んでお悔やみ申し上げます。

 王位継承順位1位の長男チャールズ皇太子が新国王チャールズ3世として即位し、国歌「ゴッド・セーブ・ザ・クイーン」は「クイーン」の部分が「キング」に、代名詞も男性を示すものに置き換わったそうです。

 また、女王の肖像が描かれている紙幣や硬貨、切手も新たに発行されるということで、何事も決まったことのように進められようとしています。

 同じように「国葬」も9月19日に執り行われることが決まり、我が国の天皇陛下も参列する御意向とのことです。

 一方、我が国では9月27日に執り行われる安倍晋三元首相の国葬について、世論の過半は反対との調査結果が出ており、早々に国葬を決めた首相は国葬の意義を丁寧に説明するとしておりますが、なかなか伝わってこないのは私の聞く力が足りないのでしょうか。

コメント (2)

鞍掛山(お試し登山)

2022-09-12 11:10:27 | 旅行

 7月28日に秋田駒ケ岳に登った後、暑さと雨の日を避けているうちに山から遠ざかっていましたが、9月11日に鞍掛山(897.1m)に登りました。これから迎える紅葉シーズンにしっかりと歩くことが出来るか心配でしたが、多分大丈夫だろうという感触を得ました。

案内板の中央、西側コース登山道入り口から時計回りに登り、東側コースを下りました。

4月28日以来の鞍掛山は「平坦な区間がこんなに長かったかなあ」という印象で、心配した足腰の衰えはありませんでした。

この階段の先には絶景が待っています。

山頂には9時22分に1時間30分ほどで到着、冒頭の案内板によれば所要時間2時間なので上出来ですが、同じコースを山頂まで1時間、下山には45分とあるガイドブックもあります。

お握り二個を食べて休憩している間に、広くない山頂が登山客で一杯になりそうなので9時45分に下山を始めました。

花は少なかったですが珍しいモノも写すことが出来ました。

オオナンバンギセル

山地の草地でみられる一年生の寄生植物。 葉緑素をもたず、カヤツリグサ科やイネ科など単子葉植物の根に寄生して、寄主の根から吸収した栄養分で生育するそうで、花の形がキセル(南蛮渡来のマドロスパイプ)に似ていることからこの名が付きました。

 

上の二枚同じ花ですが、登りと下りで色が違って写りました。

次の二枚も同じ花を登りと下りで撮影しました。

鞍掛の牛石(くらかけのべごいし)

右の立て札の位置から見ると、なるほど頭を左にした牛です。

秋の気配を感じる花です。

ウメバチソウ

アキノキリンソウ

花ではありませんがアキアカネ

次は名前が分からない花です。

トウヒレン属、アザミ属、タムラソウ属のうちの何かかと思いますが。

エゾシオガマかと思いますが、咲いていた場所の標高が600m程度なので、亜高山帯~高山帯に属するのかと気になりました。

登山口には10時59分に着きましたので12時には帰宅し、自宅で昼ご飯を食べて昼寝をしたという、半日の山歩きでした。

 

 

コメント (2)