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岩手日報の第9面(違う場合もある)は「声」「論壇」のページとして、読者からの投稿が掲載されれており、私がせっせと投句している「時事川柳」は1面から2面に移り現在はその一角を占めております。
ほかに「交差点」というコラムが掲載されており、文章の末尾に漢字一文字が( )書きされていることが気になっていましたが、投稿者の氏名の一部だろうと考えておりました。
今日の入選句は19日の「交差点」を読んで詠んだものなので、思い切って問い合わせたところ「岩手日報社が何名かに投稿を依頼しており、その方々の氏名に関わる文字だ」との回答でした。
前置きが長くなりましたが「交差点」の中で注目した部分を紹介します。
・見出しは「聞くだけ内閣」
・国内で初めて新型コロナウイルスが発見されて2年余り。
・社会危機に対して、日本の政治が機能不全。
・安倍内閣は得意顔で物を言う割に、やったことはアベノマスクぐらい。
・菅内閣が唯一成功したのは、河野太郎氏起用によるワクチン接種の迅速化。
・国民の努力と高い衛生意識で世界トップクラスの接種率も菅内閣の功績。
・その国民に対する説明責任は軽視し、発信力と対話力は皆無に近かった。
・岸田内閣は前政権に対する不人気に乗じ、出足は良かったがオミクロン株で急停止。
・ワクチン3回目の接種の迅速化指示が遅かったし、ワクチンの確保は大丈夫か。
・国会答弁も省庁間調整もまともにできないワクチン担当相で大丈夫か。
・感染拡大のピークが2月とされる中、3回目接種の本格化が3月以降で間に合うのか。
・コロナと共存して社会を守る新たな対策策定も後手後手だ。
・聞く耳を持つのも大事だが、聞くだけ、言うだけの内閣では国民が困る。
ほとんど全文を要約してしまいました、前半は安倍内閣と菅内閣の実績で後半は岸田内閣への不安と疑問、そして困る国民の願いを「効く力」と詠みました。