私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

ゴマダラ カミキリ虫

2014年06月27日 | 観察

 栃木県下野市で、大量の氷が降りましたね。重機ですくうほどの多さでと、車のボンネットがへこむ大きさで・・・、「若し私の所でふったら、スイカを含めて夏の野菜は全滅!!」そんな思いでニュースを見ていました。
 相変わらず雨の少ない日が続いています。26日も伐採した林の隣の、ミカンが植わった畑で「草掻き」をしていたら、一匹の昆虫が飛んできて私の胸のあたりにとまりました。普段ありえない珍しいこと・・・、そんな思いが頭をかすめましたが・・・手に取ってしばらく観察していました。「カミキリムシ」と云うことは、すぐ解り、家に持ちかえって写真を撮ることにしました。

 過去畑や林で、マイマイカブリや玉虫と出会い写真に撮った経験もあり、虫の動作も俊敏でないためゆっくり撮ることが出来ました。そして解放してやりました。           

                

             
 体長3センチほどの「ゴマダラ カミキリ」であることは、調べたらすぐ解りました。幼虫も成虫も、ミカン、イチジクなど、生木を食する昆虫で、人間から見ると害虫になります。

 別の畑で、イチジクとミカンを植えています。そのイチジクが毎年カミキリムシの被害を受けおり、その状況が解ってもらえると、今朝(27日)写真を撮りにいきました。下の写真2枚がそれです。

            
 イチジクの幹が、カミキリムシに食い荒らされて、木屑が葉っぱの上に散乱しており、そして運よくカミキリムもいました。前者より小形で、色も体形も違うところから、調べたら「ギボシカミキリ」のようです。写真を撮って、そっとしてお居たら居なくなりました。これでも「害虫」という感覚は湧いてきません。

            
  そのイチジクの幹の被害状況で、一年前は健康な成木でした。野菜作りを主にしている思いもあり、果樹害虫対策は殆ど無策(手が回らない)の感じでやっています。昆虫には寛大だという言い方もありますが?・・・。
 
 ミカンとイチジクを並べて植えていると、イチジクだけに被害が出ます。という事はミカンが助かっているいる訳で、ある意味大助かりです。それにイチジクは再生力があり、すでに根元から若い枝が出ており、それを育てます。


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