私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

6月の畑 (柿の摘果)

2015年06月30日 | Weblog

 今年は「柿のなり年」です。柿には「隔年結果」(なり年と不なり年が交互にくる現象)の習性があります。その習性を無くして、毎年平均して結実するよう剪定するわけですが、自家用柿園では、隔年結果が、どうしても起きていました。

 去年は、その”不なり年”でしたが、今年は過去に経験がないくらいの”なり年”であることが、早い段階で解って(認識)いました。咲いた雌花が100%結実したかんじで・・・、やはり「蜜蜂」の功績ではないかと・・・想像していました。それにしても、柿には「自然落果」の習性もありますが、今年は、その自然落果が極まれで・・・?(多い時には、半数以上が自然落果する)やはり天候が柿に適した陽気であったかなー?と考えていました。
 それが3日前の27日、畑に行ったら35個着いた枝が柿の重みで裂けて落下していました。 (写真右)常事態で危機を感じ、早急に対策をこうずることにしました。
 

 柿は、「結果母枝」から出た「新枝」に結実する習性がありますから、新枝に一個を残すを原則に摘果することにしました。「けたつ」を使って高い所に登る訳ですから、安全を第一に考えて・・・、短い時間で・・・、無理をしないを心掛けて29日30日の二日をかけて済ましました。 

           
          「ふじ柿」で、隔年結果が強い習性があります。12個果実が着いている摘果前の写真です。

           
          5個を残した摘果後の写真です。最終ここでは、3個にしようと思っています。その時期は
         梅雨明けの7月10日前後と考えています。
         

            
         「冨有柿」です。摘果前の写真です。

           
          5個を残した摘果後の写真です。新枝に一個を原則としましたが、その新枝が短かったり、ひ弱い枝は
         切り落としました。

       新枝に複数果実が着いている場合、最初と最後、それに上を向いている果実は摘果するようにしました。
      いずれにしろ、異常な着果と思い切った摘果で不安はないとは言えません。薬剤散布は。柿には「パダン」と
      言われていますが、私の場合「スミチオン」1000倍液を2回散布しました。 

           
          地上に散乱した摘果果実です。

   上記の2本の柿は、山林に隣接した畑にあるものですが、休みの時間に「若しかして?」の思いでのぞいて見たら
   カブトムシとクワガタがいました。写真に撮ってそっとしておきました。おそらく子供たちも、もう”虫取りに来ない、痩
  せて、荒れた林になっています。