私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

百舌鳥古墳群を訪ねて (1)

2012年11月04日 | 旅行

 念願の大阪堺市の百舌鳥古墳群と、大阪羽曳野市の古市古墳群え行ってきました。
 
 今年5月に仁徳天皇陵古墳を訪ねて、百舌鳥古墳群と古市古墳群があることしり、
是非訪ねてみたい、その時期は”暑い夏は避けて涼しい時期にしよう”と考えていました。

 秋の野菜の種蒔き、苗の植え付けをし、成長し始めた野菜に第一回の中耕・追肥も済ませました。三回位に分けて蒔く葉物野菜の種蒔きも終えて余裕が出てきました。週間天気予報で、4日間晴天が続く10月25日から4泊5日の予定をたてました。そして、25日は大阪堺市に9時ごろ到着を予定して早朝6時30分家を出ました。

 堺市は、市内観光を含めて環境が良く整備されている印象でした。今回は自転車での”古墳めぐり”が主眼でしたが、主要な駅や市内に自転車店があってすごく便利で、「さかい駅」には9時15頃到着、自転車を借りて40分頃には『百舌鳥古墳めぐり』に出発・・・・
 なお、百舌鳥古墳群は堺市中心部にあって、その行程は殆ど市街地を走る思いで、墓陵周辺は閑静な住宅街といった感じでした。 (写真は、訪問順にしています)

     
 第18代・反正天皇陵古墳で、全長148m前方部110mの前方後円墳です。百舌鳥古墳群では6番目の大きさです。

     
 第16代・仁徳天皇陵古墳で、全長486m前方部307m、三重の濠を巡らす日本最大の前方後円墳です。陪塚と思われる古墳は周囲に10基以上あり、今回は古墳の外周2.700m余を廻りました。
 (拝所に、たたずむ一人のご婦人が目にとまりカメラを向けました)

     
 第17代・履中天皇陵古墳で、全長365m前方部235m日本で3番目大きい前方後円墳です。濠の美しさが目に留まりました。

     
 墳丘は、全長146m前方部99m百舌鳥古墳群では7番目の前方後円墳です。昭和30年ころ(1955)宅地造成が始まり、市民運動により保全された経緯があり、墳丘の一部が破壊されて草林になってます。
 野生のタヌキが住みついて人気を集めている”異色”の古墳です。

     
 墳丘は、全長186m前方部119m百舌鳥古墳群では4番目の前方後円墳です。仁徳天皇后妃もしくは、すでに陵が定まっている応神天皇の初葬地として陵墓参考地に治定され,宮内庁による管理のもと現在に至っています。

     
 墳丘は、全長290m前方部は224m百舌鳥古墳群で3番目の前方後円墳です。全国でも8番目大きさを誇り、1番最初に掲げた「反正天皇陵古墳」の説もありましたが、現在は、天皇陵としての可能性があり”東百舌鳥陵墓参考地”に指定されている古墳です。

 百舌鳥古墳群で全長100m以上前方後円古墳9ヶ所の内、6ヶ所を廻りました。少し賢くなった思いです。
 「百舌鳥古墳めぐりガイド」を手に、慣れない市街地でしたから不安があると早めに聞くようにして、そして道順を聞いて、最後にどの方角かを聞くことによって、大過なく次の目的地に着くことが出来ました。イタスケ古墳では、道を教えていただいた親切なご夫婦が印象に残りました。ありがとうございました。