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はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

中崎町をぶらり

2016-02-15 21:32:31 | 大阪のまちをぶらり
この土日は雨の予報だったので遠出も出来ず、天気が回復した日曜の午後から近場をぶらりとしました。
阪急梅田から10分ほど歩いたところに中崎町があります。この中崎町は、梅田の近くの都心にもかかわらず、大阪大空襲を逃れることができた地域なのです。したがって、古い大阪の町並みが残っている場所でもあります。そんな古い町並みに十数年程前から、古い民家を利用してオシャレなカフェや雑貨店などが出来はじめ、今やレトロな町として脚光をあびるようになりました。そんな中崎町を雨上がりの午後にぶらりとしてきました。


古いおうち(倉庫かな?)と高層マンション。この取り合わせが、このまちの景色です。残念ながら、私はカフェや雑貨店には興味がないので、どんなお店なのかはわかりません。

 
こちらも古い民家とビルの組み合わせです。ここもお店のようです。昭和と平成が混在する町です。


こんな景色に出会えるのも、中崎町ならでは。泣かせる三叉路ではありませんか。


京都の街角ではありませんよ。こんな路地もありました。奥にはお店があります。


古そうなおうちですね。戦前からのものでしょうか?美容室のようでした。向こうには、梅田の毎日放送のビルが見えます。


その向かいの筆屋さんです。このおうちも古そうです。


趣味の店と書いてありましたが、昔懐かしい駄菓子屋さんでした。昔はどの町内にもあったような気がしますが…。今のコンビニみたいな感じかな??


古い民家がオシャレなお店になって、オシャレなギャル(もう使いませんか?)が集っています。なんとも異空間ではありませんか。


昭和の町といえば、お風呂屋さんです。この町にもありました。さっきのギャルがいた店のすぐ後ろです。やはり異空間ですね。


古い家がオシャレな喫茶店になっています。有名なお店のようでした。


まだまだこんな長屋風の民家が建ち並ぶところですが、あと十数年もすれば変わっているんでしょうね。


JR東海道線のガードをくぐって、梅田にもどりました。

古い町がその古さを活かしながら、新しい町に生まれ変わり、そこに若い人たちが集まってくる。中崎町はそんな町に生まれ変わっているようです。もちろん地元の住民も暮らしているのですが、その人たちがどう思っているのかはわかりません。自分の町がこういう風に変化したらと想像するしかありません。



神戸どうぶつ王国のつづきです 

2016-02-13 18:57:57 | カメラ紀行
「神戸どうぶつ王国」は、ポートアイランドにあるテーマパークです。2006年に「神戸花鳥園」としてオープンし、2014年から今の「どうぶつ王国」になったそうです。ポートアイランドには何回か行ったことがありますが、こんな施設があるとは知りませんでした。
訪れた日は、祝日とあって多くの人で賑わっていました。やはり家族連れが多かったです。
さて、「バードパフォーマンスショー」の他にもいろいろなイベントがありましたが、次のお目当ては「ペリカンフライトタイム」でした。読んで字のごとくペリカンが飛ぶのです。これは流し撮りでなく、正面から待ち受けて撮りました。
 (ペリカンの編隊飛行)

一斉にこちらに向かって飛んできます。もちろんエサがあるからなんですが、こちらと思えば、またあちらへと飛んでいきます。着陸の様子がおもしろいので横からも撮りました。羽を広げて、足でブレーキをかけて…。
 (無事着陸です)

こうして鳥を撮ったのもはじめてかもしれません。野鳥を撮るのは、バズーカ砲みたいなレンズで撮るっていうイメージがあったのですが、いつものレンズで撮れてしまうのが、ここのいいところなんでしょう。
 (おすましのホオジロカンムリヅル)

 (トリオ・ザ・フクロウ)

子どもたちも「ハシビロコウ」と記念写真です。
 (はいチーズ!)

鳥の他には、もちろん動物たちもたくさんいたのですが、動物にはあまり興味がなかったもので、ほとんど写していませんでした。動物たちとふれあえるのもここの売りのようです。でも、ミーアキャットだけは、あまりのお茶目ぶりに思わずカメラを向けてしまいました。
 (どう?「格好いいでしょ!」)

神戸どうぶつ王国で鳥をとりました

2016-02-12 18:12:27 | カメラ紀行
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」ということわざがありますが、今日は、鉄砲どころか、機関銃を撃ちまくりましたが(高速連写です)、果たして命中したのでしょうか?

恒例の3人の写真教室ですが、今回は「神戸どうぶつ王国」を訪ねました。今回のテーマは「流し撮り」です。
ここではイベントがいくつかあり、「バードパフォーマンスショー」では、猛禽やインコが目の前を飛び交うのです。
その飛んでいる鳥を流し撮りするのですが、流し撮りをするのは、今回が初めてのことです。電車も流し撮りをしたことがなかったので、やっぱり難しかったです。結論を言えば、300枚ほど撮ったのですが、なんとか写っていたのが1枚だけでした。ほとんどは、ピンボケか、ピンボケならまだしも画面に鳥がいない写真も多数ありました。パソコンで写真を見ていると、あまりのピンボケというか、画面の揺れ具合に酔いそうになりました。

なんとか写っていた奇跡?の1枚です。よく見るとピンボケなので、あまりじっくりと見ないようにしてください。
 (この1枚だけでした)

この「バードパフォーマンスショー」は2回あるのですが、1回目がうまく撮れなかったので、2回目も撮りに行きました。(2回目も同じような結果でしたが…)
1回目の時はシャッタースピードが速かったようで、鳥が止まってしまいました。本人は流し撮りのつもりでカメラを振っていたのですが…。
 (こらこら流し撮りやで)

シャッタースピードを変えたり、ISOを変えたり、手ブレ防止機能をオフにしたり…。連写でパシャパシャと遊ぶことができました。それにしても、まだまだ修行が足りませんね。(今度は電車の流し撮りに挑戦してみよう)

「バードパフォーマンスショー」は、なかなか素晴らしいショーでしたよ。大人も子どももみんな大喜びでした。こちらは、そんな余裕はありませんでしたが。
 (お姉さんも素敵でした)

お口直しに、鳥たちが飛び交っていたウオーターリリーズに咲いていた西洋ハスをご覧ください。やっぱり止まっているものは、安心して写せます。




(つづく)

雪の愛宕山に登ってきました

2016-02-10 21:52:50 | 山歩き
嵐山の渡月橋からひときわ高く見える山が愛宕山です。標高は924メートル(京都市の最高峰です。比叡山より高いのですよ)
今日は、その愛宕山に登ってきました。というか愛宕神社に参拝してきました。(愛宕神社と愛宕山は一体ということです)数年前のGWに一度登ったので、二度目の登山です。
 (頂上付近の樹氷?)

清滝から登山道、いや参詣道がはじまります。この鳥居から出発です。今回は表参道を歩きます。
 (鳥居をくぐります)

登山口には、看板があります。要は、自分の責任で登りましょうと言うことです。
 (自己責任?)

しばらく行くと、鉄道遺産がありました。その昔、ここにはケーブルカーが走っていました。愛宕山は京都人にとっては、大切な山です。特に火伏(防火)の神様として、古来より参詣されてきました。
 (ケーブルの跡)

木々の間を道が続きます。けっこうきつい上り坂がつづきます。
 (木々の間を上って行きます)

途中には、丁石とお地蔵さんがあり、心がなごみます。もちろん「なんまいだ」と拝んで通ります。
 (丁石とお地蔵さん)

1時間ほど歩いたでしょうか。雪が出てきました。アイゼンを持って来なかったのですが…。
 (雪道がはじまります)

目の前を親子3人が歩いていました。絵になる風景です。この愛宕神社は、3歳までにお参りすると、一生火の災難に遭わないそうです。
 (ほほえましい姿です)

雪がだんだんと増えてきました。新雪なので滑ることはありません。雪を踏むと、ザクザクといい音がします。やっと、黒門が見えてきました。もう少しで頂上、いや愛宕神社です。
 (黒門が見えた)

そして、神社の境内に到着です。すっかり雪化粧をしています。でも、まだ頂上は…。
 (雪国みたいです)

そこから最後の階段が待っています。がんばれ!
 (本殿につづく階段)

やっと本殿が見えました。ここが頂上です。やっぱり2時間15分かかりました。
 (愛宕神社本殿)

頂上付近の気温は、マイナス3度です。参詣者用の休憩室ではストーブたかれ、登山者が暖をとっていました。
 (マイナス3度)

頂上付近では、樹氷やらダイヤモンドダスト?やらいろいろ撮ったんですが、うまく写っていませんでした。山にはオリンパスのスタイラス1Sを連れて行くのですが。マクロ撮影もできるのですが、操作を忘れてしまって…。物忘れの激しいじじいには便利な?機能が多すぎるカメラはダメですね。
 (樹氷?みたいなもの)

頂上は、晴れたりガスがかかったりの天気でしたが、下山しようとすると木々の間から京都市内が見えました。
 (ぼやっとしていますが)

下山も上りと同じ道を下りました。下りの方がきつく感じますね。結局、雪道もアイゼン無しで無事に通過することができました。

もう少し下りると、はっきりと京都市内が見えました。(上っているときには見えませんでした)
 (京都タワーも見えた!)

さいごはペースダウンしましたが、なんとか清滝へ下山することができました。
 (清滝川の流れ)

最近、下界の道ばかり歩いていたので、久しぶりの山道はきつかったです。今日も登山道で出会ったのは、ほとんどが高齢者の方々です。みなさんお元気です。私も負けていられませんね。
愛宕神社ゆかりの明智光秀や愛宕鉄道のことも書きたかったのですが、またの機会にしましょう。










近鉄電車はおもしろい(田原本線の巻)

2016-02-09 19:20:16 | 鉄道の旅
去年の12月18日のブログに「近鉄南大阪線はおもしろい」という題名で近鉄電車のことを書いたのですが、今回も近鉄田原本線(たわらもとせん)の話題です。

太子道(筋違道)を歩き終わって、田原本町から近鉄電車に乗ろうとしたら、駅を間違ってしまいました。私が乗りたかったのは、「近鉄田原本線」の「田原本駅」でしたが、それは私の勘違いだったのです。「近鉄田原本線」の田原本にある駅は、「西田原本駅」だったのです。それを知らずに「田原本駅」に行ってしまいました。すぐに間違いに気がついて、改札で「イコカ」を修正してもらい、駅員さんに「王寺の方に行く電車はどこから出てますか?」と聞くと「すぐそこですよ」と言われ、見れば目の前に駅があるじゃないですか!?
実は、ちょっと急いでいて手前の駅に気がつかず、駅名も「田原本駅」と思い込んでいたのでこんなことになりました。(お粗末な話ですね。とても鉄ちゃんとは言えません。)
 (間違えた近鉄橿原線の田原本駅)

急いでいたので、西田原本駅の写真はありません。(残念!)

「田原本駅」と「西田原本駅」は、150メートルほどしか離れていません。しかも並行して駅が並んでいます。それなら一つの駅にしてくれれば、今回のような間違いはしなくてすんだのですが…。ここが、近鉄電車のおもしろいところなんですよね。
 (田原本線の西田原本駅)

「西田原本駅」は1918年(大正7年)に大和鉄道が、新王寺~田原本で開業した時に「田原本駅」として開業した駅です。片や、今の「田原本駅」は1923年(大正12年)に大阪電気軌道畝傍線(現在の橿原線)平端~橿原神宮前が開通した時に「大軌田原本駅」として開業しました。近鉄の母体は、この大阪電気軌道(大軌)です。大軌はやがて大和鉄道を買収します。(このあたり、複雑な事情もあったようです)そして、1964年(昭和39年)近鉄と統合して、今の駅名になったというわけです。駅にも路線にも歴史があったのですね。でも、なぜ一つの駅にならなかったんだろうね?
 (新王寺に向かう列車)

ところが、この「田原本線」これでおわりではありません。終点の「新王寺駅」がある王寺(おうじ)が、これまたおもしろいのです。
 (田原本線終点の新王寺)

 (新王寺駅)

さて、ここからです。「新王寺駅」を出て200メートルほど先に、もう一つの近鉄の駅があります。この二つの近鉄の間にはJR「王寺駅」があり、駅前広場を歩いて乗り換えます。
 (つきあたりが近鉄王寺駅)

ここが、「近鉄生駒線」の「王寺駅」です。田原本と同じように、ここでも「田原本線」は、近鉄どうしなのに、つながっていなかったのです。「田原本線」って孤独なんですよ。
 (近鉄生駒線王寺駅)

ここにも、両線の歴史があります。最終的には近鉄に買収される運命をたどった鉄道物語があるのですが、これが二つの駅が別々に残ってしまった訳です。それにしても、利用している人には不便だと思うのですが…。
 (生駒に向かう列車)


※おまけです。県道14号線というのがあります。桜井から田原本あたりまで見事なぐらい斜め道(45度ですよ!)になっています。ここが太子道(筋違道)かと思ったほどですが、実はこの道は、大和鉄道の廃線あとにできた道だったのです。新王寺から田原本の次に、大正12年には桜井まで延伸されたようです。残念ながら昭和33年に廃線となりました。