はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

伏見で出合った鉄道遺産<澱川(よどがわ)橋梁>

2016-06-09 21:55:55 | 鉄道
伏見あたりを歩いていると、やたら大きな鉄橋が目に入ります。
その橋は、宇治川に架かる近鉄京都線の鉄橋です。正しくは「澱川(よどがわ)橋梁」と言います。



電車が走っているのを見ると、さらに大きく感じます。長さは約160メートル、高さは24メートルです。



日本一巨大なトラス橋だそうです。当初は橋桁のある橋梁を計画していたそうですが、建設当時は陸軍の演習地で橋脚の許可が下りずに、こんな巨大なトラス橋になったそうです。



完成したのは1928年で、今年で88歳になるそうです。元気でがんばっていますね。



橋梁の少し上流には、あの観月橋が架かっています。

伏見はお酒で有名なところですが、秀吉さんの伏見城や坂本龍馬の活躍など歴史の町でもあるんですね。この澱川橋梁も歴史の一ページでしょう。

次回は、伏見のまちをぶらりします。