はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

初夏の京都を歩きました(その1)

2016-06-01 21:02:22 | 京都をぶらり
水無月になりました。水が無いのに、「水の月」:「みなづき」なんだそうで…。まあ、難しい話はおいといて、京都をぶらりした話をしましょう。
「水」といえば、先週の日曜日に、京都の龍谷ミュージアムに行ったのですが、テーマは「水 神秘のかたち」でした。(撮影禁止&とんぼ返りだったのでブログなし)

鴨川には河床が並んで夏の風情がただよっていました。これも「水」と関係ありますね。でも、やっぱり夜に行きたくなりますね。

 (鴨川河床)

四条通りを進んでいくと、くずきりの店「鍵善良房」ののれんが、「おいでやす」と誘っていました。

 (鍵善良房のれん)

今回も目的地を決めずに歩いていきます。あっちの路地、こっちの路地と歩いていると知恩院の三門の前に出てきました。

 (知恩院三門)

この三門は現存する最大の木造楼門だそうです。もちろん知恩院には、浄土宗の開祖法然さんを祀っているのですが、法然さんの頃には、こんなお寺があるはずもなく、徳川の世になって造られたものです。

 (三門を上る)

三門は見上げるだけにして、次に進みます。もう一つの門の「黒門」にやってきました。

 (黒門)
「黒門」の前は坂になっていて、塀も斜めになっています。

 (斜めの塀)

知恩院の山門から北に伸びている道は、神宮通(じんぐうみち)と呼ばれる道です。黒門を過ぎると、青蓮院のクスノキの巨樹が見えてきます。このあたり観光客も少なめで、なかなか風情のある道です。

 (青蓮院の大楠)

樹齢数百年の大きなクスノキです。圧倒されそうな迫力で迫ってきます。

 (同じく)

大楠のすぐ横に勅使門があります。なぜか神宮道とは斜めに坂がついています。粟田神社の御神輿が通りやすいように斜めになっているのだとか?

 (勅使門からの青蓮院)

青蓮院は正しくは青蓮院門跡といいます。ところで、門跡ってご存知ですよね。その昔、曼殊院門跡に行ったときに、「門があるのに、なんで門跡やねん」と聞いていた人がいましたが…。


お昼は、平安神宮の横にある「小宝」でオムライスをいただきました。昔ながらのオムライス。美味しかったですよ。(修学旅行生が多くて、学生食堂みたいになってましたが…)

 (小宝のオムライス)

まだ、つづきます。