16時を過ぎて、観光バスの人たちもどんどん帰ってゆく。
金剛峯寺の境内には、ひと組のグループがいるだけ。
山門をくぐり、境内に入る。
お~、なんという大きさ!
建物の大きさにも驚いたが、他にも、いろいろな工夫がみられる。
屋根の上の「樽」、これは多分、消火用。
棟木を担ぐ彫り物。
建物の中にも入って見たかったが、時間が遅く、拝観出来なかった。残念。
その後、すぐ近くの「根本大塔」を見学。
これを見なきゃ高野山に来たとは言えないという(嫁さん曰く)、高野山のシンボル。
朱色が眩しいほどに美しい建物だが、「鉄筋コンクリート」っぽい。
それでも、一応記念の写真を撮り、周りを散策。
すると、近所のお寺の住職さんが声をかけてくれ、そこからしばらくガイドをしてくれた。
ここいらの建物は、落雷で燃えてしまい、ほとんどが建て替えられたもので、歴史ある建物は「不動堂」(国宝)らしい。
この建物も、別の所にあったものを移築してここに持ってきたものだそうで、落雷除けの避雷針がすぐ脇に立っていた。
この屋根の美しさ…。
ため息が出ますわ。
ここに立っていると、早朝に来たい!朝もやの中でこの建物に囲まれたいと思った。
嫁さんも同じ思いらしく、今度は「宿坊」なるものに泊まり、修行体験する事にして山を下った。
皆さんもたまには夫婦でどうですか~。