さて、2月だというのに4月中旬並みの気候だとか。
こんないい天気が続くのなら、仕事をさぼってでも行きたいなぁ…、と。
早速やっさんに電話して、
天輝丸からのメダイ釣りに行くことに。
タックルはオモリ150号で電動リール。道糸にPE4号、天秤をつけ、ハリスは8号。
竿は「50-330」の古いリョービの竿がなぜか150号の錘にぴったりマッチしたのでこれを使うことにした。
小浜までは中国道から舞鶴道に入り、小浜西ICまで一気に行ける。
2時間もかからぬうちに「天輝丸」の船着き場所に到着した。
車中で朝食をとり、ウダウダしていると、船に明かりが付き、みなさん乗船してゆく。
のんびりしているオイラ達に「先着順やから早く席を確保しいや~」と若船長。
左舷の胴付近に二人並べる分が空いていたので、ここに並んではいった。
竿の準備をし、竿受けをセットして、船室へ…。
ポイントまでは約1時間ちょっと、今日は冠島の近くまで行くらしい。
船室にはカップめんやコーヒーが並べられ、喫茶コーナーのようになっている。
これらはすべて「サービス」で自由に飲食していいらしいので、早速コーヒーをいただく。
船室であーでもないこーでもないと、グダグダ話していると、あっという間にポイントに到着。
釣り座につき、仕掛けをセットする。
まき餌はオキアミ、つけ餌にはホタルイカが用意されていた。
底までは約90m、指示タナは70m付近と言う事なので、餌をつけ第一投。
75mまで落とし竿をしゃくり、コマセを出す。
すぐに3m巻き上げて、コマセにつけ餌を同調させる。
と、すぐにやっさんの竿が突き刺さった!
竿先が水面に突き刺さり、結構な引きみたいだ。
巻き上げの途中にも、何度も閉め込み、やり取りは楽しそう。
カメラのスタンバイもばっちりで、最初の獲物は50cmくらいのやや小ぶりのメダイ。
オイラも、もう一度コマセをふり、軽く糸を巻いたときに「ガツガツッ」とアタリ。
ギュンギュンしめ込むので、引きの強さを感じるためにあえて竿を持ってみた。
錘が150号と言う事もあり、かなりの重さを感じるのと、ときおり強くしめ込むので、電動リールが悲鳴を上げている。
実際、負荷がかかり過ぎて、液晶が消え、作動しなくなったりもしたくらいである。
出来れば、60号くらいの錘でやりたい釣りなんだけど…。
で、竿をホルダーに据え、糸を手繰りながら電動リールの手助けが必要になった。
サイズは、同様の50cm、1kgクラス。
まわりでもバタバタと釣れ、船上は大賑わいだ。
若船長は走り回って、タモ入れに大忙し。
釣った本人たちは「ヌルヌル」と格闘しながらも釣りあげてゆく。
オイラ達も調子よく竿が曲がるが、このヌルヌルのおかげで、手返しが悪くてしょうがない。
これは経験した人にしか分からない「ヌルヌル」加減なのだ。
常連のお客さんたちは、3本針や4本針で追い食いさせたりしているが、オイラはあえて1本針。
あんまりたくさん持って帰っても、すべてを美味しく食べれないだろうし、人に配るにしても「ヌルヌル」に慣れた人で無いと無理と判断したからだ。
また、必死でガツガツ釣る釣りをしなくなってから、「釣り」の楽しみ方が変わった気がする。
何とも説明しにくいことだが、これはまた別の機会に…。
で、そこそこ釣れたので、「根魚」狙いで、キビナゴをつけ、底まで落とした。
するとすぐに「ツンツン」と穂先が震えている。
へっへ~、狙い通り、ガシラがあがってきた。
しかしこの竿と150号の錘ではガシラのアタリはほとんどわからない。
それでも続けていると、今度は大きなアタリが出た!
「おおっ!鬼カサゴの大物ちゃうか?」と喜んだが、その引きには覚えがある…。
やっぱり、「ヌルヌル」ちゃんだ~、ぎゃ~~、また釣れた!なんて騒いでいると、船首側のおっちゃんが怪訝な顔でこっちを見ていた。
そんなこんなで、しっかりと釣りを楽しみ、時間前にオイラ達は終了。
写真は早々に撮影を終えくつろぐ○○なお二人…。
皆さんもクーラー満タン、ウホウホで帰港した。
ただ残念だったのは、80cmクラスになると「どうする事も出来ないくらいひく!」と若船長が言った大物に出会えなかった事。
これはまたの楽しみに置いておくことに…。
この日の楽しい模様は、今夜のビッグフィッシングで放送予定。
メダイ釣り、おもろいでっせ~~。