どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

孤独?

2009-06-25 21:33:17 | 旧ブログ
オイラの身近に「私は孤独だ、誰も私を理解なんてできない」と口癖のように言う奴がいる。

今までは好き勝手なことをブログに書いて「発散」していたようだが、ここ数年で知り合いや、気の合う仲間も増え、
人の気持ちを考えすぎて、後先考えずに好き放題書けなくなってきたようだ。

オイラのように下町で生まれ、人に揉まれて育っていない彼には、いろんな方面に気遣いをするのはたぶん苦痛を伴う事だろう。

でも、人とかかわるという事はそういう事が根本なんだと思う。

だからといって、自分の主張を隠すこともないし、誰とでも仲良くする必要もない。

それよりも、「孤独だ!」と本人は言っているが、オイラの知る限り、多くの人が彼を見守っている。

ちょっと癖のあるむずかしい男だが、見かけによらず(笑)いい男なんだがな~。

その辺を自分で解っていないのかもしれない。

笑い方は下手だが、笑えばかわいいし、他人への気遣いも人以上に出来る。

ただ、それを評価してもらえないと怒る時があるようだが…。


最近、考え方がネガティブな方向に走っているみたいなのがちょいと心配だが、40過ぎのええ大人にあれこれ言うのもおかしいし、きっと自分で気付くだろう。

オイラと遊ぶと相当疲れるようなので、最近は遊びに誘っていないが、何も考えなくてもいいほど遊び呆けたくなったら電話でもしてくるだろう。


…、何で急にこんな事を書くかと言えば、この男と同い年の後輩が今日亡くなった。

詳しい事や理由はわからないが「自殺」だったようだ。

なんで誰かに相談しなかったのか、そこまで孤独にならなくても良かっただろうに…。


冷たい空気

2009-06-25 03:17:24 | 旧ブログ
一の橋からお墓の中を通って奥の院を目指す。

名のある武将の墓碑があちこちにあり、だいたいは聞き覚えのある名前。

岸和田藩主「岡部公」の墓碑もあった。

さすがに、豊臣、徳川のご両家は別格の扱いのようだ。

芦屋の一等地に家を建てるのがステイタスなのと同様、高野山のこの地にお墓を作る事もある種のステイタスなんだろうとおもう。

そう思わせるほど、著名人や、大手企業の慰霊碑が並んでいた。

なかでも、先日社名変更した「松下電気」(古ぅ~)は「パナソニックになっていた。

さすが大手企業、こんなところまでそつが無い。

嫁さんと二人、とぼとぼ歩いていると、前が賑やかになって来た。

そろそろ奥の院に近づいたようだ。



この先、脱帽、撮影禁止となっている。

襟を正し、少し緊張しながらお参りした。

線香を供え、まじめに祈る。

御先祖の事、家族の安寧…。

「よっしゃ、わかった!」とは言わなかったが、こちらを見て微笑んでいた。たぶんわかってくれたんだろう。(笑)


奥の院のすぐ脇にある川にはウグイやアマゴが泳いでいた。

足もとのアリを捕まえ、水面に落とすと、即、アマゴが食べに来る。

ここで毛ばりを入れたら入れ喰い、間違いなし!

そんな事を考えていたら、嫁さんに「やっぱり病気や!」とさげすむように言われてしまった。

しかし、反論するすべもなし。 その通りである。


ごま豆腐の店でお土産を買い、

高野槇の売店を覗きながら、金剛峯寺までとぼとぼ歩いて戻って来た。