関西在住の詩人で、画家の井上良子さんから、ご案内をいただきました。
「7日間ブックカバーチャレンジ」1日目です。 読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は、「好きな本を1日1冊、7日間投稿する」ルールは「本についての説明はナシで表紙画像だけアップ&その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする」とのことだそうです。
私はご恵贈いただくご本がたくさんあって、そこから7冊選ぶのは難しいので、申し訳ありませんがお断りしてしまいました。
そこで、2冊。
まずは、「飛ぶ教室」(光村図書)61/2020春号です。
ここに、児童書の書評を、書かせていただいている関係からご恵贈いただきます。(ちなみに、この号のメインの書評は「あの子の秘密」です)
また、新企画もスタートしました。
巻頭の「子どもの本のグレードランナーに聞く」です。
第一回目は、神宮輝夫さん。
聞き手は、評論家で日本ペンクラブ常務理事の野上暁さんです。
神宮さんは、ご存知のように、「アーサー・ランサム」作品の翻訳や、評論、大学教授などをなさった「早大童話会」ご出身の、児童文学をずっとリードしてこられた方です。
お二人の話はとても刺激的ですが、ぜひお読みいただきたいのが、このご本。
「日本児童文学の現代へ」(野上暁・パロル舎)
私は、付箋をぺたぺたはりながら、何度も読んでいます。あれ?と思っては、何かの折に、取り出して勉強しています。
野上さんの読書量のすごさと、記憶力には、今でも脱帽していますが、
「ほら、あれ、なんてタイトルでしたっけ?」なんていうと、
「○○だろ」と、即決。
おまけにディテールにわたり記憶されている、その力ってなんでしょう?
仙人?(笑)。
一度、野上さんの蔵書のお部屋を拝見したいです。
「飛ぶ教室」の対談と、「日本児童文学の現代へ」を、ぜひお読みになってください。
良子ちゃん、お約束を守らず、一日、二作、ご紹介しちゃったけど、ごめんね。