20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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「飛ぶ教室」(光村図書)61・春号+「日本児童文学の現代へ」

2020年04月27日 | Weblog

           

 

 関西在住の詩人で、画家の井上良子さんから、ご案内をいただきました。

「7日間ブックカバーチャレンジ」1日目です。 読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は、「好きな本を1日1冊、7日間投稿する」ルールは「本についての説明はナシで表紙画像だけアップ&その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする」とのことだそうです。

 私はご恵贈いただくご本がたくさんあって、そこから7冊選ぶのは難しいので、申し訳ありませんがお断りしてしまいました。

 そこで、2冊。

 まずは、「飛ぶ教室」(光村図書)61/2020春号です。

 ここに、児童書の書評を、書かせていただいている関係からご恵贈いただきます。(ちなみに、この号のメインの書評は「あの子の秘密」です)

 

 また、新企画もスタートしました。

 巻頭の「子どもの本のグレードランナーに聞く」です。

 第一回目は、神宮輝夫さん。

 聞き手は、評論家で日本ペンクラブ常務理事の野上暁さんです。

 神宮さんは、ご存知のように、「アーサー・ランサム」作品の翻訳や、評論、大学教授などをなさった「早大童話会」ご出身の、児童文学をずっとリードしてこられた方です。

 お二人の話はとても刺激的ですが、ぜひお読みいただきたいのが、このご本。

 

            

「日本児童文学の現代へ」(野上暁・パロル舎)

 私は、付箋をぺたぺたはりながら、何度も読んでいます。あれ?と思っては、何かの折に、取り出して勉強しています。

 

 野上さんの読書量のすごさと、記憶力には、今でも脱帽していますが、

「ほら、あれ、なんてタイトルでしたっけ?」なんていうと、

「○○だろ」と、即決。

 おまけにディテールにわたり記憶されている、その力ってなんでしょう?

 仙人?(笑)。

 一度、野上さんの蔵書のお部屋を拝見したいです。

「飛ぶ教室」の対談と、「日本児童文学の現代へ」を、ぜひお読みになってください。

 

 良子ちゃん、お約束を守らず、一日、二作、ご紹介しちゃったけど、ごめんね。

コメント (2)
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