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20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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あわてんぼ

2009年01月16日 | Weblog
 今日は、2月に出版予定の作品の、再校ゲラの校正をしています。
 ゲラの校正は作家の最後の仕事になるわけですが、私はどうも苦手みたいです。
 神経を使ってるつもりなのにミスが多く、結局いつも編集者の方にご迷惑をおかけしてしまいます。
 今日やっている校正は特に細かい記述がたくさんあるので、より丁寧に見直さなければと、粗忽者である自分をくっきりと意識に刻みながらやっています。
 
 句会の「天」「地」「人」の結果を、こちらに書かなくなったのも、自分がいかにあわてんぼであるかを認識したからです。
 結果をここに書いたあと、いつも宗匠に編集者の目で「ここは書き間違ってるよ」と、ご指摘いただき、「あっ!」と気づいては、あたふたするはめになります。
 毎回のように。
 いかに粗忽者か、もうおわかりいただけたでしょうね。
 そんなわけで、句友の皆さんにご迷惑ばかりおかけしていたら、とうとう私の身もすくんでしまいました。
 もし、楽しみにして下さっていた方がいらっしゃったら、どうぞお許しください。
 
 大寒も近づき、寒い毎日が続いています。
 皆さま、お風邪などお召しになりませんよう・・・。
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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ああ再校ゲラ (余白)
2009-01-16 19:02:01
再校ゲラは本来、初校での赤が直っているかどうかをチェックするためだけのものなのでしょうね。

そこで著者に大量に赤字を入れられると、編集者はもう一校取らねばならなくなります。

とはいえ、著者の立場に立てば最後まで推敲したいですよね。
誤植は編集者の責任、内容は著者の責任と割り切り(編集者にも責任はありますが)、存分に吟味されるのがいいのではないでしょうか。
などと言って、担当の編集者の方に怒られそう・・・。
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Unknown (加藤純子)
2009-01-16 20:37:32
余白さん

実は今回の作品は後半部分に仕掛けがあって、その部分は初校なのです。
それが細かいのです。ですから粗忽者を返上してがんばらないといけないのです。
本文の方は初校で手を入れているので、形が崩れない程度に気になったところをチェックしているだけです。

通常でしたら、初校で校正はおしまいなのですが、そんな理由から私の方から再校の校正をお願いしたという次第です。
いい加減な書き方をしてしまい、ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。
編集者の血が騒ぎましたでしょ?
余白さんはジェントルマンでいらしゃいますが、熱い編集者ですからね。
昨晩、NNさんからソウル旅行のお話、うかがいました。ホテルがジモティのたむろするような場所にあって夜も朝も楽しいひとときを過ごされたようですね。
うらやまし~い。
私もまた韓国へいきたいです!
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Unknown (yesnid(虹乃))
2009-01-16 23:16:28
初出版だけでなく、再販されるごとに表現が変わる作品もありますね。
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Unknown (加藤純子)
2009-01-17 07:47:28
yesnid(虹乃)さん

物語の最後に、うしろから読めるおまけがついているお話なのです。
いまは、そのシリーズの第二弾の物語作りに格闘しているところです。
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Unknown (yesnid(虹乃))
2009-01-17 12:08:56
面白そうですね。刊行されたら読みたいです。
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Unknown (加藤純子)
2009-01-17 14:47:27
yesnid(虹乃)さん

ありがとうございます。
でも女の子向けなんです。
こまごまいろいろと、女の子が喜びそうなものです。
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