20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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小学一年生からの手紙

2009年01月28日 | Weblog
『家庭教師りん子さんが行く!』を読んでくれるのは、小学校高学年あたりの子どもとばかり思っていました。
 実際、そういった子どもたちからの反応が多く届いておりましたし。
 
 ところが先日、なんと小学校一年生の女の子から、かわいい女の子の絵の封筒に入ったお手紙をいただいたのです。
 一年生らしい、ひらがなだらけの手紙で、自分がすごく悩んでいて学校がきらいになりかけたこと。
 でもお母さんに買ってもらった『家庭教師りん子さん』を読んだら、みんな、自分と同じように悩んでいるんだということを知り、それから少しだけ学校が好きなったこと、などが書かれてありました。
 「じゅんこさんの本を、もっと、もっとよんでみたくなりました」
 と、最後に書かれてありました。
 読んでいて、うれしくなりました。
 
 作家というのは、子どもたちからの手紙にすごく励まされます。また書き続ける勇気や元気をもらえます。
「りん子さん」が、そんなふうにたくさんの子どもたちの、たとえちょっとであっても、生きる力を励ますことができたのなら、作者としてこれ以上うれしいことはありません。
 私もいま、写真の封筒の女の子のように、にこにこ微笑んでいます。
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4 コメント

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りん子せんせいは人気者ですね! (さくら)
2009-01-28 23:34:34
とってもかわいいお手紙ですね。
りん子せんせいは、1年生にもたくさんの励ましをふりまいていたのですね!
みんなりん子せんせいみたいな人を求めているんだなァと思います。本で出会えただけでもシアワセ!なことだと思います。

私のところまで、来ていただいてコメントまでありがとうございました。私もがんばりまーす!


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Unknown (加藤純子)
2009-01-29 09:16:42
さくらさん

こちらこそ、blogで「りん子さん」の感想をお書き下さいましてありがとうございました。
1年生があんな長い本を読んでくださるのだなぁということにほんとうにびっくりしました。
子どもたちの読む力を信じなければいけませんね。

さくらさんも昨年の暮れに読ませていただいた作品のような、すばらしい作品を今年もどんどん生み出していってください。
楽しみにしております。

そうそう、riekoさんもいろいろありがとうございました。
返信する
りん子さん (rieko)
2009-01-30 20:06:08
ジュンコさま
拙ブログでもお知らせしたのですが、りん子さんのレビュー、ノンさんところでも書いていられました。
あちこちで、りん子さんをお見かけして嬉しいです~
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Unknown (加藤純子)
2009-01-30 20:22:23
riekoさん

拝見しました。
いろいろありがとうございます。
のんちゃんって、指で三三七拍子をおやりになる方ですよね。
書き込ませていただきました。

いまちょっとばたばたしておりますので、来週、落着きましたら、拙作を送らせていただきますね。
ごめんなさい。

それにしても、いろいろriekoさんに教えていただいたおかげで、あちこちにお邪魔させていただき、とっても楽しかったです。
ありがとうございました。
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