

NYの「メトロポリタン美術館」に行っても、まずじっくりみたいのが、エジプト館。
古代エジプトに、何かDNAでもあるかのように、惹かれます。
写真二枚目のクッキー缶。
このクッキー缶と、入場券がセットで売っていたのですが、3月の初めから開催。私が申し込んだ時には、すでに、終了。
限定数なので、出遅れました。
すごく、すごく欲しかったのに。
昨日は、その「ラムセス大王展 ファラオたちの黄金」に行ってきました。
会場が、ゆりかもめの「市場前」。
いくつか乗り換えないといけません。
うちのベランダからは、見えそうな場所なのに・・・。
夫と、行き方を考えているうちに、だんだん億劫になり、結局、行きも帰りもタクシー。

素晴らしい展示会で、かなり時間をかけてみながら、わかったのは、古代エジプトに心惹かれるのは、古代のロマンと、何より装飾品。
古代エジプトは、男性も女性も、お化粧をし、香りのクリームを塗り、イヤリングや指輪などのアクセサリーを身につけていたそうです。
また、男女同権。
女性の権利も確立していたそうです。
まずは、アクセサリーの数々。男性もつけていたものです。








王のブレスレッド。
次に興味を持ったのが、王家の谷。

王家の谷には、素晴らしい装飾品と共に、綺麗な箱に入れられたラムセス大王などの、ミイラの棺が収められていました。
ところが、その時代は、盗賊が、それらの宝飾品を狙い、墓を掘り起こしたりしたそうです。
そこに、大洪水がやってきて・・。
王家の谷は・・・。

ところが、大王の棺は、盗賊に会うことを想定して、別の場所に隠してあったそうです。
後日、ラムネス大王のミイラの棺は、フランスに国賓として迎えられたそうです。
権力者の姿だけではない、古代の自然への希求、美への追求など、さまざまな姿を、展覧会で見ることができました。
物語は、当時の残っているものをCD化し、映像で、見せてくれました。
夫がまだアメリカに赴任する前、出張で行った時、買ってきてくれたのが、メトロポリタンのエジプトのチョーカー。
腕時計。
おおぶりなもので、まさに、エジプト!という感じでした。
それ以来、エジプトに興味を持つようになりました。
しかし臆病なので、旅行で行ったことはありません。
美術館どまり。
それが、身の丈だと思っています。