20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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めしべ

2020年12月08日 | Weblog

                

 以前、ピンクのオリエンタルリリーで、初めて気づいた、真ん中にある陶器のようなもの。

 それが雌蕊であるということを、皆さんに教えていただき、知りました。

 

 これまで、意識的に、そうしてお仏壇のお花を見てきたことがなかったのですが、今回のカサブランカ。

 花弁が開いたら、ありました、ありました!

 緑のめしべ。

 

 それにしてもお花のこととか、昔、草月流のお花を習っていたのに、何も知らないことに気づきました。

 草月流は、その美意識の高さ、革新性から、お花を生けるというより、草月の革新性に迫りたいと思い、基本もやらず、習い始めました。

 

 お花の先生は、私の性格をよくご存じで(すごく直感力の鋭い人です)「カトーさんは、単に自分のイメージをお花にぶつけたいだけみたいだから、基礎はいいです」

 と、趣味であって、長続きはしないだろうなと、初日から読まれていました。

 

 それで、青山の草月会館に連れて行ってくれ、花器をいくつも買いました。

 ものすごく魅力的な、素敵な花器を、いくつも買ってきて、今でもそれを使っています。

 

 先生であった彼女とは、今でも仲良しです。

 コロナでなかなか、お会いできませんが、一年に一回くらい、長電話でおしゃべりして、お互い、笑い転げています。

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