図書館のYA(ヤングアダルト,若い大人の意味です)の棚で見つけた一冊。
『ちくまQブックス 未来のきみを変える読書術 なぜ本を読むのか?』
(苫野一徳、筑摩書房、2021)
ただの本好きの私ですが、
読書ってこんなに素晴らしいのだ〜と、
あらためて実感しました。
著者の苫野さんは大学の准教授。
学生たちによく話しているそうです。
『読書は僕たちをグーグルマップにする』と。
大量の読書経験を積むと、
「ある時突然、自分がグーグルマップになって、摩天楼を真上から見下ろし、入り組んだ迷路の全体像が見えてくる」と。
本を読むことは私とって、楽しみに一つでもあるけれど、
こんなにも自分の日々に影響を与えているのかと、あらためて思い知りました。
この本は、若い大人、若い世代、中高生対象のシリーズですが、60歳の私にも
どどんと響きました。
そして、この本をまさにいま中高生のみんなに読んでほしいなぁと、思いました。
私が子どもの頃とは違って、今は世界中の情報が瞬時に手に入るネットの世界が当たり前。
そんな中、だからこそ本のある人生を!
それはたったの一冊でもいい!
と、また熱く語りたくなるのでした。😆
hontoレビュー投稿しました。
ペンネームは佐々木なおこ。
レビューは書名『ちくまQブックス 未来のきみを変える読書術 なぜ本を読むのか?』で検索していただければ、
すぐわかります。さかのぼって、いろんな本のレビューもご覧くださいね。
さまざまジャンル、その時々の私に響いた本だけを選んで10年以上かけて、ぼちぼち投稿しています。2005年からコツコツ読み積み上げて、今回のレビューで1100冊目です。