「ブックスひろしま」のイベントからはやくも1週間!
まだあれやこれやコーフンが冷めやらぬマドレーヌひよこ堂ではありますが、まだまだ書き残したいことはいっぱい。
どうぞ、おつき合いくださいね。
一箱古本市開催の前日には、2つのトークイベントをはしご、しました。
そのトークイベントの前は、景雲堂書店さん「古本オーロラ」棚でごそごそと本の入れ替えやら、棚の整理をしていました。
私がいたわずか小一時間の間に、景雲堂書店さんへのお客さまがいらっしゃり、それが「古本オーロラ」の常連さんだったりするんですから、
もううれしくてニコニコです。本で繋がる絆、リアル版ですね。
いつもお買い上げありがとうございます!
そうこうしていると、働いていた頃の同期・I君もふらりと登場。
「古本オーロラ」棚のわりと近所に住んでいるとはいえ、わざわざ前を通ってくれたのかと思うと、うれしいです。
それに、久しぶりに会っても全然久しぶり感がないのです。お互い年は重ねましたが、出会った頃は20代前半ですからね~。
マドレーヌひよこ堂の大切な大切な常連さんでもある彼、「まえにすすめられた本もまだ読んでないけ~」と言いながらも、また1冊買ってくれました。
同期押し売り?いえそんなこと、ありませんから。
いつもお買い上げありがとうございます!
さて、トークイベントの1つ目は「私もやりたい!古本屋さん!」
広島在住の古本屋さん4人がパネルディスカッション方式で、知られざる古本屋さんの本音トークを披露。
まるで、私のために集まってくださった?と強烈錯覚を起こしそうになるほど、です。
パネルディスカッション直前!
リアル書店、ネット書店、いろんなスタイルの古本屋さん、興味深い話を聞くことができましたよ。
古本屋さんを開くための具体的な情報が、私には目からうろこのことが多くて、面白くて、とても為になりました。
「古本屋さんは買い取りも大切な仕事」その様子は実にスリリングで、興味深く聞きました。
買い取り金額に関しても「価値のある本は高く買い取りたい。それが古本屋さんの大事な仕事」と言われるのを聞いてひっそり感激しました。
「本に備わっている思い出などを、次の読者に一緒に手渡したい」新刊本にはない古本の良さを改めて実感した瞬間でした。
「古本屋さんの必要なものは1に体力、2に体力、34がなくて、5は根気」こんなニュアンスも言われてましたね。
ははぁ~と受け止めました。
ブックスひろしまの実行委員長さんのリードで、楽しくなごやかな感じの1時間半。たっぷり楽しみました。
続く、「角田光代さんのトークショー」は、角田さんすばらしオーラを感じているうちに、またたく間に終了、です。
憧れの人って、目の前にいてもなんだか夢みたいで、ふわふわと時間が過ぎていくのですね。
小学校の頃の夢が小説家、小さいころから得意な書くことを続けて夢を叶えた角田さん。
これからも「書くことを続ける」と淡々と語る彼女を、ずっと追いかけていきたいと夢心地に思いました。
「日本のみならず海外でも道を聞かれる」と角田さん。ツイッター情報によると、トークショーが終わって駆けつけた金沢駅では、写真を撮ってくださいと声をかけられたとか!いつも話しかけやすいオーラ全開なんですね。すてき!
そうそう、角田光代さんにはブックスひろしま文学賞授与がトークショー前に電撃発表され、
その副賞として、広島よしもと女子高校芸人「チャージスロー」のお笑いが突然披露されました。
はい、電撃発表、突然披露、です。
角田さんはもちろんでしょうが、私たち観客も「いったいなにがはじまったの?」ってかんじでビックリしました。
「チャージスロー」は現役高校3年生で、広島弁も嬉しい魅力たっぷりの2人組、しっかり面白かったです。
今日からしっかり応援しますよ~