太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

値上げの実感

2022-10-10 07:45:22 | 日記
 コンビ二愛好家で何時も食品類の似たようなものしか買わないが実感として10%くらい値上がりしていると思う。値上げの理由は原材料、仕入れ価格の上昇を理由にしているが値上げしなかったらどうなるのだろう。値上げしないで赤字になり廃業するところと値上げして売れなくなって廃業するところとどちらが多いのだろうか。一番有難いのは風袋を小さくして価格据え置きにしてくれるものだ。10%くらい小さくなっても年寄りは一向に構わない。胃袋は既に10%くらいは小さくなっているからだ。
 本当に便乗や安易な値上げは無いのだろうか。勤めていた頃、値決めは経営だと教えられた。新しい製品を作った時、幾らの価格設定を行うか。答えは一つ、お客様が満足して許容できる最大の価格にせよである。その価格で利益が出せないなら製品は失敗であると。原価が幾らでそれに利益を上乗せしたものを価格とするのではない、と。うまいこと言うものだ。若い頃は色々なことに感想を持った。都度自分は他とは違う。善し悪しは別にして独自の価値観を持った存在だと思っていた。しかし中年頃から少し考え方が変わってきた。今思えば「冬のソナタ」を見た頃からだろう。偶然見始めた韓流ドラマだったが毎週楽しみにしていた。いい中年のオッサンが夢中になって恥ずかしいと思っていたので他人には言わなかったのだがあれよあれよと言う間に国民的人気番組になった。もう隠す必要もないと思い出した頃若い部下が、妻がファンで録画してあるからCDにして差し上げますと言われた。若い奥さんと同じ趣味。さらに人気は男女を問わず中高年にもあっと言う間に拡がった。何だ自分もその他大勢、ミーハーだなと思った。決定づけたのが最近の大谷ロスである。朝起きて中継を観るのが唯一の楽しみだったが終わった。来春まで半年待たなければならない。コンビニの食品類は値上げするより風袋を小さくしてくれと願うのは独自の価値観だろうか。平凡な考えになってもいいから全国的なブームにならないものだろうか、と思いつつコンビニに通う。


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