風来坊生活1日目はタコ釣にチャレンジした。もし釣れたら今キッチンを工事しているから捌けない、茹でることも出来ないなどと釣らぬタコの勘定までして行ったのだが。防波堤の上からテトラの隙間に派手なタコジグを落とし込む。ところが30分も経たない内に波で揺られて針が引っ掛かってしまった。鋭い錨のような大きな針がタコが万歳したような形でくっついており引っ掛かると簡単には外せない。結局1時間くらいで2個失った。やはり国産タコは高くつく。このままではモーリタニア産を買った方が安い。慣れないことをするもんじゃない。近くの釣具屋に餌を買いに行って投げでイシモチを狙うことにした。ところが釣れるのはフグばかりで結局1日無駄になった。今日も何とか晴れそうなので砂ガニを捕まえて何処かでクロダイを狙おう。たおえ釣れなくても餌代はタダだから諦めもつく。まだ5日も残っているので何かは釣れるだろう。
帰ってネットニュースを見ていると大荒れの広島県議会である。関電の経営陣と断れない現金について討論会をすれば面白いのにとか、丸刈りで反省を示した市長がいたが昔奈良に本職が坊さんの市長が居たが彼なら反省の場合ロン毛にしただろうかとか不埒なことを考えたり、リークだらけの検察は一体何処まで踏み込むのとかなど興味は尽きない。アウトドアが好きだったはずが今やインドア派になったのかも知れない。しかし家に居られないからアウトドアにというのは好き嫌いの問題ではないなと思ったりもする。
コロナの感染者は全国で105人、東京で55人と漸増してきた。釣りが上手く行かないよりもこちらの方が余ほど大変なのだが慣れてきた自分が恐い。二波は覚悟を促すより当初のような警戒感を持つことが必要である。何事も慣れは政治家のスキャンダルのように悪い場合もある。マスクは当面外せない。