太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

祭りの後が大変

2018-08-15 08:17:47 | 日記

昔は無かった習慣だが朝刊を広げてTVを点ける。驚くのはやたらお散歩番組が多いこと。あまりにローカル過ぎて何も得るところがない。おまけにトークなど大したこと無い芸人が大仰に感激したりするところが底が浅くわざとらしい。ブラタモリくらい勉強してかかれと言うものだ。ローカルバス番組も似たようなものである。2番箭じ、3番、柳の下のドジョウを狙うプロデューサーのおつむの中味が透けて見えるというもの。もう一つは朝のワイドショーでやたら美女を侍らせて1行を3分割くらいして喋らせている番組がある。口元は笑っているが目はセリフに必死で真剣しのもの、アンバランスに本人は気づいているのだろうか。口角が上がる笑顔で目は間違いなく細まる。それをカット見開くもんだからお前らロボットかと言いたくなる。

今年の夏はお祭りに異変が起こった。元々祭りは人々がトランス状態に陥り、平常心など失っており、東京の下町で神輿を担いでいる連中は全員そうであると言える。その延長上か阿波踊りの主催団体が分裂した。京都の祇園祭りは暑さのため段取りが変わり、青森ねぶた祭りでは1時間5千円の駐車料金が問題になった。近所の盆踊りも中止になった。30年も続いた新興団地だが子供は激減し中高年のボランティア心をくすぐる機会も無かった。こちらは台風による中止だったが、何れにせよ日本全国祭りの後が大変である。既に来年計画も始まっているだろう。

駐車料金と言えば、これまでリーゾナブルとか安いと思ったことは一回もない。気分を害すること度々である。ひと昔前は駅近のコンビニやパチンコ屋の駐車場で当店にご用の無い方は駐車料金二万円を貰い受けますなどと看板があったりした。これは駐車してそのまま電車に乗る不届き者対策で仕方が無いが納得できない場合は山ほどある。近くに子供用もある大きな市民プールがあったが近在の人がそのシーズンだけ敷地内に駐車場をオープンする。普段は何でもない空き地だ。大型の駐車場が無い市民プールだから皆そこを利用する。500円だった。半券のようなものは手元に残るが彼らは税金を納めているのだろうかと思ったが子供を乗せていては泳ぐ前に揉めている余裕はない。合計すると1000台分くらいあったから夏の何日間かはオイシイ現金収入である。今は市民プールが閉鎖され残念であるがあの濡れ手で粟を思うとざまあ見ろだ。でも彼らはタフで野菜の直売所など細々とやっているがこちらはレシートすらない。

海の日からは海岸で漁協が駐車場をオープンする所がある。といっても単なる砂浜の空き地の一角だが。これも半券はあるが怪しい。一度領収書を書いてくれと言ったらハンコは要りますかと聞いてきた。要ると言ったら今は漁協の判が無いと言う。仕方が無いのでサインでも構わないと言ったら誰が書くか揉め出した。何年か後に空き地は一応舗装し駐車場らしい体裁をとったが、多分沢山のクレームが市に寄せられたのだろう。おなじ経営かどうかは知らないが今度は海の家が何軒も出来た。完全に砂浜の上である。こちらもレシートはない。遊びに来てケチくさい事は言いたくはない。ちゃんと税金納めてるなどと口が裂けても言ってはならない。相手もそれなりに強い。サングラス掛けたくらいでは無理。サーファーのようにファッションタトゥーを入れていてもだめ。遠山の金さんくらい立派なものなら、相手もきっと勿論ちゃんと申告していますと答えるだろう。

クレーム紛いのことを言う時サラリーマン姿は弱い。スーツを着て髪を7,3にキレイに分けていたらもうおしまいである。明らかにサラリーマン風の時JRの駅員に文句を言ったら嫌な顔されて終わりだった。先日隅田川の花火大会で道路が開放され競って場所取りをしている風景があった。一気に大きなシートを拡げるものとか反則だろうと思ったが早いもん勝ちでしかも恐そうな人が陣取りをしていれば文句の一つも言えない。花見もそうである。いっそのこと有料で抽選にすればと思うがそれはそれで阿波踊りのように文句が出る。一つだけ言えることはどんなイベントでも必ず特権階級が居るということである。特等席に招待される。暑い運動会の時にテントの下で胸に記章をつけて涼しく座っている人のように。あなたの外観が如何にも弱そうに見えるなら、この特権階級を目指すしかない。