「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

FIFAバロンドール会長賞、賀川浩さんの授賞式見ましたぁ、ばんざいです。

2015年01月13日 11時06分03秒 | FIFA、サッカー協会
日本時間の夜中に行なわれたFIFAバロンドール授賞式をWOWOWが放送してくれていましたので、録画していたものを見ました。

90歳の現役ジャーナリスト、神戸在住の賀川浩さんの受賞の様子を見ました。FIFAブラッター会長に招かれて壇上に上がる時、会場の拍手に合わせて、思わず大きな拍手を送ってしまいました。

その歩みの映像が会場はもちろん、全世界に流れ、賀川さんの受賞スピーチに聴き入る会場の選手たちの、敬意に満ちた表情をみた時、なんと誇らしい日本の誉れだろうかと思いました。



心の中だけですが、ばんざいと叫びました。

賀川さんの長いサッカー取材活動、それらの雑誌・新聞での表現活動、さらには、そういう場を提供してきた雑誌・新聞・テレビなどのメディアの事業がベースになって、1990年代以降は、地上波テレビはもちろん、WOWOW、スカパーなどの衛星テレビでサッカーのより幅広い情報発信につながってきました。

そして、私たちはいま、Jリーグアウォーズはもちろん、こうしてFIFAバロンドール授賞式のようなイベントもテレビを通じて楽しむことができる時代に生きています。

サッカーを愛する一人として、なんと幸せな時代に生きているのでしょう。
私も、こうしたサッカーが持つ世界共通の魅力、サッカーが持つ地球規模の影響力を自分でできる方法で、より広く伝えていこうと思います。

私のように若い時の選手経験もなく、仕事でのサッカー関連のビジネス経験もなく、子供たちの指導経験がなくても、サッカーというスポーツが持つ魅力、サッカーというスポーツが世界規模で愛されるわけ、といったものを知る幸運に巡り合えることができます。

私のような立場の人間は、日本の中でサッカーに関わる何百万の人たちの輪の一番外側にいるに違いありません。でも、その輪の一番外だろうがどこだろうが、輪に加わっていることがアイデンティティだと思っています。

一番外側にいる人間なのだから、とるに足らないかも知れませんが、一人の人間のアイデンティティがあることだけは確かです。

そう思いながら、取り組みを続けていこうと思います。

賀川浩さんの授賞式を見ながら、あらためて、一度お目にかかる機会を得たわが身の幸運を思いました。

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