「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

王者・鹿島への挑戦者は横浜Mなのか。

2022年10月02日 13時49分41秒 | Jリーグ・三大タイトル
1週間ほど前の書き込みで「Jリーグ、今年の最大の関心は川崎のV3への挑戦」と題して期待を寄せましたが、あえなく終戦模様。

逆に横浜Mがタイトル獲得となれば、鹿島の8を追撃する5回目となる。しかも三大タイトル獲得数でも、横浜は8となり、鹿島の19個を追う2番手にG大阪とともに並ぶ。

横浜マリノスのチーム作りが継続性のある安定したものかどうか不明だが、少なくともアンジェ・ポステコグルー監督、ケビン・マスカット監督と続くチーム作りが続けばという期待はある。

もし横浜マリノスが強さを維持できれば、王者・鹿島への挑戦者になり得ると考えるようになった。
来シーズンも川崎と横浜Mから目が離せない。




川崎F、V3への挑戦は終戦模様ですね。

2022年10月02日 13時12分27秒 | Jリーグ・三大タイトル
昨日、川崎Fが札幌とアウェーで対戦、終盤、GKのチャン・ソンリョン選手にアクシデントが発生、すでに交代枠を使い果たしたことから控えGKを出せずにチャン・ソンリョン選手が痛みをおして試合を継続、しかし札幌に勝ち越しゴールを許して敗北しました。

同じ時間に試合を行なった横浜Mが快勝したことから勝ち点差が8に開き、横浜は次節にも優勝の可能性が出てきたとのこと。

当プログが期待を寄せていた、川崎F、V3への挑戦は終戦模様となりました。川崎Fの鬼木監督は試合後「自分のゲームマネジメントのせいで試合を落としてしまった」と語ったそうです。

確かに、交代枠5人を使い切ったあとのアクシデントに対応できないマネジメントは失敗ということになりますが、それは結果論であり、交代枠を使い切る選手投入には背水の陣、退路を断つという決意があってのことで、勝負に出たものの報われなかったという意味合いが強いと思います。

当プログが札幌戦を見ていて強く感じたのは、今年の終盤の川崎Fは、とても優勝を争える戦力になっていないというのが率直な印象です。

レアンドロ・ダミアン、大島僚太選手の二枚が欠けただけで、大幅な戦力ダウンになってしまっていることを考えれば、今年の川崎Fはシーズン全体を通しても、むしろ、よく2位につけているというのが正解のようです。

川崎F、V3への挑戦は終戦、となると、気になるのは来シーズンのチーム編成です。
一つは鬼木監督は果たして続投するのかどうか、もう一つは監督が誰になるのかと、表裏一体ではありますが、どういう戦力補強をするのか、です。

Jリーグ30年の歴史の中で、一時期隆盛を誇ったクラブが急速に凋落した例が二つあります。最初の10年の初頭のヴェルディ川崎と、その10年の終盤のジュビロ磐田です。

二つとも「なぜ、そこまで転げ落ちるのか」という凋落を見せました。磐田は辛うじてJ1に復帰しているものの、今シーズン後、J2に逆戻りでしょう。ヴ川崎は低迷のままです。

川崎Fに、その道を歩んで欲しくないと願うのは当ブログだけでしょうか?
つい先日の書き込みで「鹿島に並ぶタイトル数獲得を目指せるクラブ」になって欲しいと期待したクラブです。それが、凋落・低迷の心配をするハメになろうとは・・・・。

それは、札幌戦を見ていて、あまりの戦力ダウンぶりに驚いたためです。かつて、観ているサッカーファンが目で追いきれないほどの高速パスを回して相手チームに何もさせないようなサッカーをしていたクラブが、パスの出しどころをさがしながらサッカーをするクラブになっていた驚きは、衝撃的ですらありました。

高速パスを回しながらプレーできるスキルの選手が20人も30人もいるクラブであれば、数人が移籍で抜けてもサッカーは変わらないのでしょうけれど、欧州のビッグクラブというわけにはいかない日本のクラブでは、起こり得ることかも知れません。

あとは、この戦力ダウンをどうやって盛り返すことができるかです。来シーズンの川崎Fに目が離せません。