「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

2019年Jリーグキックオフカンファレンスから

2019年02月18日 19時23分45秒 | サッカー選手応援
先週、2019年Jリーグキックオフカンファレンスが開催されたようで、Jリーグ全クラブの監督さんたちが勢揃いしたようです

NHK-BS土曜夜のサッカー情報番組「Jリーグタイム」がJ1全クラブの監督インタビューを放送してくれました。18クラブ(最初16クラブと書いてしまいました)ですから一人あたりのインタビュー時間は微々たるものでしたが、経験豊富な外国人監督と若手有能な日本人監督という図式が見えて興味深く見ました。

つくづく思うのは、外国人監督も誰でもいい時代は完全に終わり、アジアトップクラス、欧州リーグに肉薄しようかというレベルの高いリーグで仕事をするに相応しい監督さんが自然に集まる時代になったということです。

神戸・リージョ監督やセレッソ・ロティーナ監督などスペインを主戦場にしてきた監督さんが増えてきた理由はよくわからないのですが、選手もそうですから、何となくJリーグが世界最高峰のリーグからも認められてきた感じがして、うれしいものです。

いま、過去のビデオ映像のデジタル変換作業の中で、98-99欧州チャンピオンズリーグの試合を見ていますが、この頃のレアル・マドリー、ラウル、ロベカル、レドンド、イエロなどのキラ星のような選手たち、その当時は別世界のリーグという感じでしたし、そのあとまもなく、城彰二選手や西沢明訓選手がスペイン挑戦を果たしたとはいえ、スペインを見る目が今とは全く違っていたと思います。

まさに、彼らの挑戦を皮切りに、多くの選手がスペインで戦いを続けた20年の積み重ねの末、ここまで接近したということだと思います。また当時、浦和レッズにベギリスタイン選手というスペインの選手が在籍したことがあります。

当時とすれば極めて珍しいスペインリーグ経験者であり、不思議に思ったぐらいですが、彼なども日本とスペイン、日本と欧州の架け橋になってくれて、今のつながりに結びついているのだと思います。

やはり20年もの積み重ねというのは、いろいろな変化をもたらすものだと痛感します。

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