キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

2010百里基地航空祭 RF-4

2010年07月31日 | Photo (&Aviation)
午後はRF-4の戦術偵察です。と思いきや、緊急事態発生でさきほど展示飛行を行ったU-125とヘリUH-60 2機が急遽スクランブル出動です。(後でヘリの墜落事故があったことを知りました)
少し間を置いた後、RF-4の戦術偵察が始まりました。敵地の偵察が目的ですが、実戦でこの機体が活躍するということは、かなり日本が危ない状態ということです。偵察機というと高空から静かに進入して写真を撮るというイメージですが、RFは高速&轟音で飛び去ります。とても威圧的な偵察機です。
この展示では、RF-4の機動性をアピールする内容で、昨年同様F-15の機動よりも迫力を感じました。F-4は古い機体なので、そろそろ運用限界も近いはずですが、観客へのサービス精神?を発揮して素晴らしい展示内容だったと思います。総じてこの日のF-4の展示飛行は満足できるものでした。


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2010百里基地航空祭 日傘の風景

2010年07月30日 | Photo (&Aviation)
午前の展示が終わり、午後の展示が始まるまでの1時間は太陽光とコンクリート路面の熱射で地獄のような暑さでした。(こういう表現をしますが、地獄は熱いのでしょうか)周りを見ると、日傘をさしている人を多く見かけます。空を見上げる航空ショーで、傘ほど相応しくないものは無いと思いますが、基地のエプロンで日光を避けるにはそれしか無いのも事実です。暑さ対策とはいえ変な光景でした。でも暑いのを我慢しながら見ている他の観客にとっては、視界を遮られてとても迷惑なので、できれば飛行展示中くらいは傘を閉じて欲しいものです。


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2010百里基地航空祭 F-15機動飛行

2010年07月29日 | Photo (&Aviation)
続いてF-15 2機による機動飛行です。1機目は離陸したと同時に左方向に捻るという荒業?で離陸し、2機目は軽く急上昇して旋回します。それぞれ航過飛行と円旋回飛行をしながら交互に展示を行います。一回目の展示飛行と同じく、横方向の旋回と航過飛行のバリエーションばかりで、何か遠慮がちな飛行展示のように感じられ、昨年に続いてやや満足度が低い内容でした。それでも初めて見る観客には十分楽しめるし、戦闘機の凄さを感じられると思いましたが、でも見慣れたファンにはやや足りなかったように思います。
おそらくこの日の天候が、終日霞が掛かったような曇り空で視界や気流の問題があったのかもしれません。今回はどの展示飛行にも縦方向の旋回が無く横方向の旋回ばかりで、そこが物足りなさを感じた理由ではないかと思います。民間機と違って、軍用機は「宙返りができる」という大きな特徴があります。普段、滅多に見られない「宙返り」を見てみたいというのが、航空ショーを見に行く理由になっていると思います。航空ショーは、自衛隊をPRするだけのイベントであるだけでなく「非日常性」を感じさせるイベントであってほしいです。


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2010百里基地航空祭 F-4スクランブル

2010年07月28日 | Photo (&Aviation)
異機種による大編隊飛行が解散し、機種毎の小編隊で航過飛行を実施した後、一旦全機が着陸します。
次は、F-4によるスクランブルデモ。緊急発進のベルが鳴り、パイロットと整備士が大急ぎで発進準備を行います。ベルが鳴ってから発進までの時間は5分以内が基準なのだそうですが、この日のF-4もとりあえず基準はクリアしていたようです。以前、同じ百里基地でF-15のスクランブルデモを見たことがありますが、その時はもう少し時間が短かったような気がします。機体設計や搭乗員数の違いなど、いろいろな要因があると思いますが、スクランブルで5分という時間は意外と長く感じました。スタッフは勿論手順を踏んで正確に作業を行っているため、これ以上の短縮はなかなか難しいのかもしれません。
F-4の展示は、空対地爆撃のデモに続きます。こちらは滑走路上の砲台を目標に見立てて、急降下爆撃を繰り返すもので、F-4の本来の姿を見ることができます。大変迫力がある飛行で何度も繰り返して実施するため、カメラマンにとっては撮影の良い練習になります。もちろん見ていてもスピードと轟音で迫力ある展示が楽しめます。沖縄からF-4部隊が移動してきて、百里はF-4がメインの基地になったような印象です。軍用機のファンはF-15ばかり注目しがちですが、F-4もなかなか存在感がある機体です。(隊員も大きく手を振ってくれて、とても親しみを感じました。)
次期FXの選定も先送りになりましたので、老体に鞭打って?奮闘するF-4ファントムは、当分の間、百里基地を代表する機種として飛ぶことになりそうです。


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2010百里基地航空祭 F-15

2010年07月27日 | Photo (&Aviation)
大編隊による航過飛行が終わった後、遠くの方からエンジン音が聞こえ、F-15のタキシングが開始されます。暑い中、戦闘機のファンが待ちに待ったF-15の展示飛行で、カメラを持つ手にも思わず力が入ります。単機による展示飛行が始まり、離陸後いきなり急角度で上昇するパフォーマンスを見せたあとは、航過飛行を何度か実施し旋回してすぐに着陸してしまいました。最初は期待して見ていたのですが、この展示飛行は実にアッサリと終わってしまい、少し拍子抜けの感じでした。周りの観客も噴出す汗を拭いながら見ていましたが、着陸態勢に入るというアナウンスを聞いて「もう終わりなの?」という何とも微妙な空気が流れ、思わず手に持ったプログラムの「機動飛行」の文字を見つめてしまいました。これを見ると、ファンが期待する「機動飛行」の定義は見直す必要があるかもしれません。
今日の教訓:自衛隊の「機動飛行」と航空ファンの「期待飛行」は別物である。
*写真は、豪快に離陸するF-15。
タッチ&ゴー直後の捻り。これが眼の肥えた?戦闘機ファンの「期待飛行」です。


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2010百里基地航空祭 編隊飛行

2010年07月26日 | Photo (&Aviation)
この日の天候は、晴れてはいたものの、霞が出ていて写真撮影にはあまり良くないコンディションでした。基地に着いた頃から急激に暑くなり、8時頃には28℃だった気温が10時頃には32度まで上昇しました。展示スペースには日陰が無く、コンクリートの熱と直射日光でオープニングが始まる頃には既に大汗をかいている状態です。(湿度は朝8時に99%というとてつもない?蒸し暑さでした)
プログラムは、オープニング航過飛行→パラシュート降下→戦闘機航過飛行→F-15機動(単独)→救難展示→F-4対地デモ・機動→F-15機動(2機)→戦術偵察→ブルーインパルスです。昨年よりも飛行展示が増えており、とても楽しみです。
いつものようにオープニングの航過飛行が終わると、パラシュート降下を挟んで、基地所属の戦闘機10機による大編隊飛行です。久しぶりに見るととても新鮮な印象です。でも一面ライトグレーの曇り空の中を飛んでいたので、飛行機の「影」が飛んでいるように見えます。それでも機種の違う10機が数メートルの間隔を保持して、きれいな三角形の隊形を維持して飛ぶ姿はなかなか壮観です。異なる機種で間隔を維持して飛ばすのは、簡単に見えて実は大変難しい技術なのだそうです。
*写真は、大編隊で飛ぶF-15イーグルとF-4ファントム。
離陸時は轟音を響かせる両機ですが、編隊飛行は低速で一定のスピードを維持するため、意外に音は静かです。


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2010百里基地航空祭

2010年07月25日 | Photo (&Aviation)
7月25日、真夏の百里基地航空祭に行ってきました。今年初めて行った航空祭です。
昨年は基地推奨のパーク&ライドを利用したところ、大渋滞に巻き込まれてしまい大変不愉快な気分になりましたので、今年は旅行会社主催の1日バスツアーを利用しました。埼玉の自宅近くの集合場所を午前4時に出発し、基地に到着したのは午前7時半頃でした。添乗員の話では、例年大変な渋滞に巻き込まれるので、到着は早くて8時、遅れると10時頃になる可能性があるということでした。でも今年は、ほとんど渋滞も無く観客の車の誘導も的確に行われていて、大変気持ちよく入場することができました。昨年は開門時間が早朝ということで、門の前で入場を待つ車で渋滞していたのですが、今年は夜中から駐車場を開放し、隊員のかたが交差点に立って誘導を行っていたため、渋滞が起きなかったようです。今年の基地のスタッフの対応は、大変素晴らしかったと思います。
*写真は、米軍の空中給油機KC-135。百里基地で地上展示機を初めて見ました。近くで見るとジェットエンジンの大きさに圧倒されます。


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宇宙広報施設の閉鎖

2010年07月23日 | Photo (&Aviation)
「はやぶさ」の帰還で画期的な成果を挙げたJAXAですが、それでもやはり広報施設は閉鎖されるようです。
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宇宙広報施設、年末にも閉鎖(時事通信)
宇宙航空研究開発機構は23日、政府の4月の事業仕分けで廃止判定されたJR東京駅前の広報施設「JAXAi(ジャクサアイ)」について、早ければ今年末にも閉鎖する方針を明らかにした。同機構を所管する文部科学省の中川正春副大臣が同日視察し、存続に否定的な見解を示したため。JAXAiは2004年9月、宇宙機構の東京事務所がある商業施設「オアゾ」内にオープン。ロケットエンジンの実物を展示したり、種子島での打ち上げを中継したりしてきたが、年間経費が約1億円掛かった。廃止判定が報道された後は注目が集まり、5月には約4万人が訪れたという。
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未だこの施設に行ったことがありませんが、「はやぶさ」で宇宙開発に興味を持つ人達が増えている現在の状況で、この施設を閉鎖するのはどうなのか疑問があります。確かにこれまでの運営に問題があり、利用者が少なくて「ムダ」と判定されたのかもしれませんが、でも「はやぶさ」が成功したこの機会に展示を見直したり、日本の宇宙開発の将来に希望を持たせるような新たな提案など、もっと予算を前向きに使うよう指導するほうが建設的だと思います。H-2ロケットの打上げ信頼性向上、惑星探査機の成功等、宇宙航空研究開発機構が成果を示しつつある中で、国会議員3名分の経費と同じわずか年間1億円の節約のために廃止というのは、ナンだか納得できない感じです。ひと月とは言え、約4万人が訪れる国の広報施設もなかなか無いと思います。話題さえあれば、それだけの集客力が見込める施設なのですから、国の事業をもっとPRして、若い人達に夢を与える方向で検討して欲しいと思います。
他にも減らせる事業や法人もあるはずなのですが、もしかすると政治家は「科学」が理解不能なだけなのかもしれません。

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8-10月のお天気長期予報

2010年07月22日 | Current news
梅雨末期の洪水の話題が終わったと思ったら、急に暑くなりました。この秋の残暑も厳しいらしい、、。
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秋の残暑、厳しい見込み=気象庁の8~10月予報(時事通信)
気象庁は22日、8~10月の3カ月予報を発表した。太平洋赤道域の中央から東部で海面水温が低くなるラニーニャ現象が夏に発生する影響などで、気温は3カ月とも全国で平年並みか高くなる見通し。特に9月は残暑が厳しくなる。降水量は8月に北日本(北海道と東北)で、9月に奄美・沖縄でそれぞれ平年より多くなりそうだが、ほかは平年並みという。
【8月】北日本は気圧の谷の影響で平年に比べ曇りや雨が多い。北日本以外は、平年同様に太平洋高気圧に覆われ、晴れの日が多い。
【9月】南にある太平洋高気圧の勢力が日本付近で残るため、全国的に残暑が厳しい。沖縄・奄美では平年より晴れの日が少ない。
【10月】高気圧と低気圧が交互に日本付近を通り、天気は平年同様に数日周期で変わる。
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気象庁の予報ではこのようになっています。5-7月の予報を見ると、「ラニーニャ現象で暑い夏になる」ということで、「6月以降気温は高めに推移し、梅雨期間を含む3カ月の降水量は、ほぼ全国的に平年並みで、昨年の遅い梅雨明けのように不順となる可能性は小さい」という予報でした。予報より1ヵ月ほど遅れているものの、急に暑くなったので予報が当っていると言えば当っている気もしますが、降水量は場所によっては大ハズレで昨年よりも酷い地域もあります。年々、降雨や気温の上昇が局地化している印象もあり、これを長期予報で予測するのは難しいかもしれません。でもこれは昔に比べて情報の精度が高くなり、メディアで報道される機会が増えていることも関係しているかもしれません。いずれにしても、今回の予報がどこまで当るのか、また11月頃に検証してみたいです。 

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企業内の英語公用化について

2010年07月21日 | Current news
社内での英語公用化が話題になっています。
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英語公用語化「ばかな話」=ホンダ社長 (時事通信)
「日本人が集まるここ日本で英語を使おうなんて、ばかな話」。ホンダの伊東孝紳社長は20日の記者会見で、「グローバル企業として英語を社内の公用語にすべきでは」との質問に対し、その可能性を一蹴した。衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングや楽天が、英語を社内公用語にする方針を表明。こうした動きに対し、伊東社長は「英語が必要なやりとりは英語でやる。時と場合によって使い分ければいい」と強調した。
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英語の公用語化は、昔から国レベルでも議論される話題ですが、ファーストリテイリングや楽天と言った純日本企業の社内公用語化についてはいろんな意見があるようです。そもそも言葉は人間同士が意思疎通するための道具なので、どんな言葉を使うにしても意思疎通ができなければ意味が無い。英語を社内公用語にする企業というのは、現状の規模は小さいけれど、今後世界で企業活動をやるうえで、外国人の比率が高まり英語のような汎用性の高い言語がないと意思疎通できなくなると考えているからだと思います。これはこの会社特有のニーズです。
反対に自動車産業などのように数万人といった多くの従業員を抱える企業にとっては、英語を公用語にしてしまうと通常の業務の遂行に支障を来すということもあるでしょう。ネイティブでない人にとって、語学力は個人の能力に負うところが大きく、語彙力のある人と無い人では、語彙力の無い人を基準に意思疎通をしなくてはならなくなります。(語彙力が有っても相手に通じなければ意味がない)従って時間も掛かり、効率が悪くなります。また自動車のように高度な安全性や品質を要求される製品作りに必要な語彙力と、単にモノを売るための語彙力では、求められる語彙レベルが違うでしょう。ホンダの社長の意見はそういう自社の事情を踏まえてのことだと思います。グローバル企業といっても、全従業員が外国人を相手にコミュニケーションをするわけではないし、英語を使うことよりも母国語の日本語で確実に言いたいことを伝えることのほうが重要と考えているのかもしれません。これは立場上、全うな意見だと思います。企業はそれぞれ規模も違うし商売のやり方や目指すところも違いますから、グローバル企業と言って横並びで英語の公用語化について質問するほうがおかしい。ホンダの社長が言う「ばかな話」というのは、そのことを言いたかったのかもしれません。

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パンダ空港?

2010年07月20日 | Photo (&Aviation)
また変な名前の空港が登場することになりそうです。
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愛称は「パンダ空港」 南紀白浜空港(紀伊民報)
仁坂吉伸知事は20日、南紀白浜空港(和歌山県白浜町)をPRするため、「南紀白浜パンダ空港」の愛称を検討していると発表した。地元市町や観光協会でつくる「南紀白浜空港利用促進実行委員会」に提案し、近く正式決定したいという。愛称は白浜町に国内最多の6頭がいるパンダを取り入れて、イメージアップを図り、観光客の増加につなげる狙い。県によると数年前から地元で愛称化の要望が出ていた。南紀・熊野エリア観光推進実行委員会が5月に千葉県での旅行PRイベントで行った調査によると、白浜町にパンダが6頭いると知っているのは約3割にすぎなかった。愛称をPRすることで「和歌山=パンダ」の定着を図る。(後略)
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米子の鬼太郎空港とか高知の龍馬空港など、愛称を持つ空港が増えているようです。観光客の増加につなげたいという地元の要望なのだそうですが、愛称ができたからと言ってすぐに認知度が上がり利用客が増えると考えるのは安易な気もします。和歌山には6頭のパンダが居るので愛称にしたい気持ちも分らなくはないけれど、龍馬や鬼太郎と違って、パンダは日本産の動物ではなく、中国から連れてきた動物ですから。日本の空港名にするのに相応しいのかどうかとても疑問です。もしパンダがいなくなったらどうするつもりなのでしょう。南紀白浜空港の名称は、「白浜」と付くだけでも、とても美しいイメージがあります。それに「パンダ」まで付けるのは、欲張り過ぎかもしれません。却ってイメージダウンにならなければいいのですが。

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競馬 アイビスサマーダッシュ カノヤザクラ散る

2010年07月18日 | Horse Racing
JRAで最も短い距離で行われる新潟競馬場の重賞アイビスサマーダッシュが行われました。
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カノヤザクラ安楽死に=競馬(時事通信)
新潟競馬場で18日に行われた中央競馬の重賞レース、アイビスサマーダッシュ(GIII)に出走したカノヤザクラがレース中に左前脚の関節を脱臼し、安楽死となった。このレースで3連覇が懸かっていた同馬は2番人気に支持され、ゴールまで完走して10着だった。 
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毎年楽しみにしているレースのひとつが、新潟競馬場で行われる直線競馬、アイビスサマーダッシュです。競馬は通常オーバルコースを周回しますが、このレースはスタートからゴールまでひたすら直線を走り続けます。夏の暑さにも耐えて硬い馬場を限界に近いスピードで走りますので、馬にとっては最も過酷なレースかもしれません。昨年夏に、新潟競馬場の直線レース(下級クラスですが)を見に行ったことがあります。夏の陽炎の中をとにかく真っ直ぐに騎手に鞭を入れられながら走って来る姿を見ると、とても迫力を感じます。スタートからゴールまで、レースの一部始終を同じ視界の中で見られるのが人気の秘密だと思います。
このレースは、牝馬がとても強くて過去5年牝馬が連勝しています。今年も西田騎手騎乗の8番人気の牝馬ケイティラブが逃げ切り重賞初制覇を飾りました。今回も圧倒的な強さで2年連続優勝していたカノヤザクラも出走しましたが、残念ながら10着に敗れ、レース後に脱臼が判明して安楽死となってしまいました。競馬では強い馬にはハンデが課せられるのがルールのため、この馬も連続優勝の結果として牝馬では最も重いハンデが課せられました。今年は天候も良く、硬い馬場で重いウエイトを背負うことになってしまい、余計に脚に負担が掛かってしまったのかもしれません。カノヤザクラは、新潟の直線競馬の代名詞のような存在だっただけにとても残念です。
サクラは散ってしまいましたが、過酷な直線競馬で負けなかった彼女の末脚は、きっと競馬ファンの記憶に残ることでしょう。

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日本航空 保有機売却

2010年07月17日 | Photo (&Aviation)
日本航空の再建のため多くの所有機が売却されるようです。
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航空機、3分の1売却開始=ジャンボや中型計95機―日航(時事通信)
会社更生手続き中の日本航空がジャンボ機など中・大型航空機95機の売却手続きを始めたことが16日、明らかになった。日航の運用機数の3分の1に相当する。予備エンジン18基とともに、年内にも売却を終える方針だ。日航と管財人の企業再生支援機構が同日までに東京地裁に報告した。売却対象はジャンボ機(B747―400型)41機、MD―90型16機、A300―600型18機など。日航は8月末までに同地裁に提出する更生計画案で、これらの機体の評価価格を1月の再建案よりも8割前後切り下げる方針を固め、売却に伴う追加損失が生じにくいようにした。(後略)
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国内では日本航空しか保有していないMD―90、A300―600が売却されるのは、再建のためとはいえ航空ファンにとっては残念なニュースかもしれません。個人的には、釧路湿原を見に行った時と奄美大島に行った時に、MD-90に乗った記憶があります。前のほうに座るとエンジン音がほとんど聞こえない静かな機体で、その外観のユニークさも含めて一番好きな旅客機です。またA-300やB-747-400は帰省や出張の時によく乗りました。いずれも思い出深い機体です。
B747-400が全て売却されてしまうと、地方空港で四発機を見る機会が無くなってしまいそうです。もし空港に行く機会があれば、これらの機体を写真に納めておきたいものです。
来春には、おそらく退役のセレモニーが続くことになると思いますが、その時はもしかすると最近よくある鉄道マニアと同じような騒動になるかもしれません。

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MLBオールスター

2010年07月15日 | Baseball
今年も大リーグのオールスター戦が行われました。
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<大リーグ球宴>イチローは2の0も好捕 ナが連敗止める(毎日新聞)
米大リーグの第81回オールスター戦は13日、当地のエンゼルスタジアムで行われ、ナ・リーグがア・リーグに3−1で逆転勝ちし、02年の引き分けを挟んで続いていた連敗を12で止め、14年ぶりの勝利を飾った。通算対戦成績はナの41勝38敗2分け。最優秀選手(MVP)には逆転打を放ったブレーブスのマキャンが選ばれた。(後略)
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毎年楽しみにしているこのイベントですが、今年は日本人選手がイチローだけというとても寂しい状況になってしまいました。今年の前半戦は、日本人選手は投手も野手もみんな不振で、マイナーに降格したり、故障や解雇など悪いニュースばかりでした。鳴り物入りでエンゼルスに移籍した松井選手でさえ、昨年のワールドシリーズMVPとは思えないほど並み選手レベルの働きしかできず、カブスの福留選手は出場機会が減り、今年新天地で期待していた岩村選手はマイナーへ、松井稼選手は解雇されてしまいました。投手でも松阪投手は相変わらずの安定しない投球で先行きが危なく、黒田投手も序盤は良かったけれど、最近は負けが込んでいるようです。1年目の高橋投手はそこそこ頑張っていますが、2年目の上原投手や川上投手など話題にも上がりません。みんな大リーグに行った時は、とっても華やかだったのに、時間の経過とともに華が無くなっていくようです。それだけ大リーグで生き残っていくのは大変なのでしょう。
その中で、イチロー選手だけは毎年安定した別格の働きをしています。しかし、毎年夏までにはチームが下位に沈んでしまい、シーズン半ばにはオールスターと200本安打のノルマだけを目標にプレーしているように見えます。確かに10年連続200本安打を達成すれば偉大な記録だと思いますが、ヒットの8割は単打であり、試合を決めるような記憶に残るヒットが少ないことに物足りなさを感じます。サッカー選手に限らず、イチロー選手でさえ「決定力が無い」のは同じで、コツコツとバットに当てて、チャンスを作るだけで終わってしまうのは残念な感じもあります。「イチロー選手らしいポテンヒット」はもう見飽きましたので、そろそろ豪快に「試合を決める」ヒットやホームランを打つ姿を見てみたいものです。
今年のオールスターは見事なキャッチを見せてくれました。よく見るとタイミングがズレた、かなり好プレーの演技っぽいジャンピングキャッチですが、これがイチロー選手です。(^^;)

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内閣支持率急落?

2010年07月14日 | Current news
選挙後の内閣支持率が出たようです。
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内閣支持急落38%、不支持52%…読売調査
読売新聞社が12~13日に実施した参院選結果に関する緊急全国世論調査(電話方式)で、菅内閣の支持率は38%となり、前回調査(2~4日実施)の45%から急落した。不支持率は52%(前回39%)に達し、支持率を上回った。支持率は内閣発足直後(6月8~9日実施の調査)の64%から、1か月余りで26ポイントも低下し、参院選での「民主大敗」を受けた菅首相の政権運営は厳しさを増しそうだ。(中略)菅首相の続投には「賛成」が62%、「反対」は28%だった。ただ、首相が政策ごとに野党との連携を模索する考えを示していることに関しては、「実現できる」は26%にとどまり、「実現できない」が62%に達した。民主が連立政権を組む最も望ましい政党については、みんなの党35%が最も多く、自民14%、公明7%、国民新7%などだった。
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マスコミのアンケートでは、内閣の支持率は大幅低下しましたが、菅首相は辞めるべきという意見は少なかったそうです。新聞やニュースでは「意外な結果」と報道していましたが、この結果は意外でも何でもなく、総理大臣になってたった1ヶ月で責任問題云々というのがナンセンスなのは国民も判っているからでしょう。マスコミや野党は首相の責任問題を煽ってますが、替えたくてももっと頼りない政治家や政党しか残ってないですから、選びようがありません。今の政治家が頼りなく見えてしまうのは、支持率が下がるとすぐに辞めさせられるので、長期間安心して政務に打ち込める環境が無いからだと思います。支持率調査の結果が頻繁に発表されるので、そちらが気になってしまい本業がおろそかになってしまうのでしょう。それなら支持者が居る限り任期を全うする(支持率が「0%」にならない限りやる)と宣言して、任期の間は責任を持って少しでも住みやすい国にしてもらいたいと思います。中途半端に施策を投げ出して辞めさせられるのも良くないし、責任をとって途中で辞めるという考え方も止めたほうが良い。でも総理大臣がコロコロ変わり、頻繁に政権交代しても、日常生活に影響が無いのであれば、政治家の存在そのものを見直したほうが良いのかも

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