キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

競馬 アイビスサマーダッシュ カノヤザクラ散る

2010年07月18日 | Horse Racing
JRAで最も短い距離で行われる新潟競馬場の重賞アイビスサマーダッシュが行われました。
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カノヤザクラ安楽死に=競馬(時事通信)
新潟競馬場で18日に行われた中央競馬の重賞レース、アイビスサマーダッシュ(GIII)に出走したカノヤザクラがレース中に左前脚の関節を脱臼し、安楽死となった。このレースで3連覇が懸かっていた同馬は2番人気に支持され、ゴールまで完走して10着だった。 
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毎年楽しみにしているレースのひとつが、新潟競馬場で行われる直線競馬、アイビスサマーダッシュです。競馬は通常オーバルコースを周回しますが、このレースはスタートからゴールまでひたすら直線を走り続けます。夏の暑さにも耐えて硬い馬場を限界に近いスピードで走りますので、馬にとっては最も過酷なレースかもしれません。昨年夏に、新潟競馬場の直線レース(下級クラスですが)を見に行ったことがあります。夏の陽炎の中をとにかく真っ直ぐに騎手に鞭を入れられながら走って来る姿を見ると、とても迫力を感じます。スタートからゴールまで、レースの一部始終を同じ視界の中で見られるのが人気の秘密だと思います。
このレースは、牝馬がとても強くて過去5年牝馬が連勝しています。今年も西田騎手騎乗の8番人気の牝馬ケイティラブが逃げ切り重賞初制覇を飾りました。今回も圧倒的な強さで2年連続優勝していたカノヤザクラも出走しましたが、残念ながら10着に敗れ、レース後に脱臼が判明して安楽死となってしまいました。競馬では強い馬にはハンデが課せられるのがルールのため、この馬も連続優勝の結果として牝馬では最も重いハンデが課せられました。今年は天候も良く、硬い馬場で重いウエイトを背負うことになってしまい、余計に脚に負担が掛かってしまったのかもしれません。カノヤザクラは、新潟の直線競馬の代名詞のような存在だっただけにとても残念です。
サクラは散ってしまいましたが、過酷な直線競馬で負けなかった彼女の末脚は、きっと競馬ファンの記憶に残ることでしょう。

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