キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

福島競馬場の一日

2013年04月30日 | Horse Racing
連休を利用して、初めて福島競馬場へ行ってみました。
朝7時に車で埼玉を出発。3連休の最終日の朝ということもあって、高速道路も比較的空いていました。途中で2回休憩を取り、11時前に到着しました。競馬場は、東京競馬場や中山競馬場のように都心から少し離れたところにあるようなイメージでしたが、福島競馬場は市街地の中にあったのが意外でした。到着時間が遅かったせいか競馬場の駐車場は満車で、仕方なく近くの私設駐車場に止めたら1500円も取られてしまいました。ちょっと高いような。

競馬場の建物は新しくて清潔な印象です。入り口はショッピングセンターのようでした。

場内はとてもキレイで、府中や中山のようにハズレ馬券や投票用紙が散乱している場所は見当たりません。総じて福島の人はマナーが良い感じで、好印象の競馬場でした。

観覧席は、建物内に設置されておりガラスで仕切られています。中山競馬場の雰囲気ですが、中山と違ってこちらは無料で建物内から観戦することができます。

外へ出ると小さいコースに大きなスタンドで、ややアンバランスな感じです。芝生席で日向ぼっこしながら観戦する人が多かった。

コースは中山競馬場と似ていて、直線が短くて緩やかな坂になっています。コース幅も狭く感じられます。

パドックは建物が取り囲むように設置されています。風の影響を受けにくい構造になっているようです。反対側が壁になっているので、馬の歩様や体型、毛艶の様子がよく判ります。よく考えられたレイアウトだと思います。

ターフビジョンも小さいものですが、スタンドが近いのでとても見易かったです。

こちらは標準ズーム(35mm換算で80mm)で撮った写真。コース脇にいると鞭を激しく入れる音や、馬の蹄の音がよく聞こえます。レースの臨場感と迫力を感じました。

他の競馬場同様、ファンが応援の垂れ幕を出しています。

第6レースで応援した馬は、「クリアザウェイ」。競馬グッズ購入のオマケで、この馬のゼッケンを頂きました。5歳の牝馬で、これまで2勝。最近は掲示板近辺の惜しいレースが続いています。これも何かの縁ということで、何とか3着以内に入って、私に配当をプレゼントして欲しいなあと思いながら応援することにしました。

騎乗するのは、内田博幸騎手。これは期待できそう。

レースは、先行するも直線で抜かれて5位。良いレース展開でしたが、最後にやや失速してしまい残念な結果でした。

この日、単勝を"当てた"のは柴田大知騎手のマイネサヴァランのみ。でも嬉しい配当でした。
「当てた」というのは予想して、その予想通りに来た場合。「当たった」というのは、有力馬をいくつか買ってたまたま引っ掛かった場合と定義してます。他に馬単とワイドが「当たった」けれど、嬉しさ半分でした。まあ、配当を頂けるのは変わらないけれど、満足度が違うかも。
柴田騎手は、最終レースでも不人気の馬で2着に入りました。いつかG1を獲って欲しい騎手の一人です。

競馬の写真を撮るなら福島競馬場はお薦めです。超望遠レンズでなくてもOK。

数少ないテイエムオペラオー産駒のブラウンシュタイン。地方競馬では活躍しましたが、JRAでは厳しい状況が続いています。この日の第10レースでも12着。まだまだ力不足のようです。

ここは観客に優しい競馬場です。疲れたら芝生で一休み。胡坐をかいて見るのも良さそう。

子供連れも多くて、遊園地のようです。「馬しかいない動物園」

お目当ての「テイエムコウノトリ」。近走の成績が良くて、2番人気に推されました。鞍上は吉田豊騎手。

レースでは良い位置に付けましたが、直線では馬群に飲み込まれてしまい12位に惨敗。
当然前の方に来ると思って待っていたのに、どこにもその姿が見当たらず、完全に撮るタイミングを逸してしまいました。スポーツ紙には「幸せ運ぶコウノトリ」という見出しが出てましたが、残念ながら私に幸せを運んできてくれませんでした。この馬は前回の福島のレースでも惨敗しており、この競馬場とは相性が良くないようです。

帰りは5時頃出発して、市街地の渋滞に巻き込まれて1時間ほど余計に掛かりましたが、高速はほとんど渋滞なく10時に埼玉に到着。初めて行った福島競馬場は、とても居心地の良い競馬場でした。また機会があれば、行ってみたいと思います。

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2013天皇賞・春

2013年04月29日 | Horse Racing
春の天皇賞はフェノーメノが優勝しました。
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<天皇賞>フェノーメノが優勝…G1初勝利(毎日新聞)
中央競馬の第147回天皇賞・春(G1)が28日、京都競馬場の芝3200メートルで行われ、フェノーメノが優勝した。フェノーメノはG1初勝利。2着はトーセンラーで、1番人気のゴールドシップは5着に沈んだ。
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圧倒的な1番人気に推されたゴールドシップがどのようなレースをするかに注目が集まりましたが、好位置でレースを進めたフェノーメノが直線で抜け出して勝利を収めました。
フェノーメノはこれまでのレースで、重賞7戦して2着以内が5回という常に上位に来る実力馬です。今回のG1勝利で、3強との今後のレースが楽しみになってきました。蛯名騎手の牡馬G1の勝利は2007年のマツリダゴッホ以来、天皇賞・春は2002年のマンハッタンカフェ以来となります。ようやく手に入れた牡馬の実力馬なので期待も大きいと思います。今後も面白いレースを期待したいです。
一方のゴールドシップは、いつもの後方からの追撃に冴えが無く5着に沈みました。長く良い脚を使えるということで定評がある馬ですが、敗因は距離よりも相手になる馬のレベルの高さにあったように思います。最長距離のG1に出てくる馬は、スタミナに自信がある馬ばかりですから、粘り強くてなかなか止まらない。いくら長い脚を使えても、最後方から全馬をゴボウ抜きにするのは難しかったと思います。どんなに強い馬でも、レースで上手く行くとは限らないのが競馬の面白さです。今回は結果が出せませんでしたが、これを教訓に次のレースでどんなレースをしてくれるのか楽しみにしたいと思います。
トーセンラーも今回はフェノーメノの後塵を拝しました。でも差は無いので展開次第では、G1を獲る実力はありそうです。今回注目していたのは、外国馬レッドカドー。こちらは期待以上の成績でした。外国馬は京都のコースは走りやすいのかもしれません。この馬の調教師は、エリザベス女王杯を2年連続で獲ったスノーフェアリーの調教師だそうです。日本の競馬に初出走での3着は見事な結果だと思います。中山GJで優勝したブラックステアマウンテンのように、たとえ人気が無くても外国馬を舐めてはいけないと思いました。とても印象に残るレースでした。ジャパンカップで3強との対決を期待したいです。

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佐藤琢磨選手 インディカー初優勝 

2013年04月24日 | Baseball

佐藤琢磨選手のインディ初制覇のニュースにとても感動しました。
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佐藤琢磨、インディカー日本人初優勝!(TopNews)
インディカー第3戦ロングビーチの決勝が21日に行われ、4番手からスタートした佐藤琢磨(AJフォイト・レーシング)が優勝。日本人としては同シリーズでの初優勝となった。2008年にF1を離れた琢磨は、2010年からインディカーに参戦。昨年は世界3大レースに数えられるインディ500で最終周まで優勝を争うなどの躍進を見せ、今年は初優勝への期待が高まっていた。
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夜のニュースで、モータースポーツの話題が取り上げられることは滅多に無いのですが、NHKでもスポーツコーナーのトップニュースになっていました。日本人の海外トップカテゴリーでの優勝は初めてということで、大きく取り上げられました。それだけの価値のある結果だったと思います。
昨年もインディ500で最終周回まで2位を走り、1コーナーでのオーバーテイクに失敗してクラッシュし、惜しくも栄冠を手にすることができませんでした。レース後には、果敢な走りへの賞賛と2位を無にしたことへの批判がありましたが、このレースを観戦したいたインディ500を4回制覇した元インディレーサーのAJフォイトは、琢磨選手の「チャレンジ精神」に感銘し、自らのチームのエースドライバーに抜擢したそうです。
F1は、一握りのチームにしか優勝するチャンスはありませんが、アメリカのレースはチームや
車が均一化されており、ドライバーの腕と運があれば、上位争いをすることも可能です。ある意味、佐藤琢磨選手のスタイルに合ったレースかもしれません。
今回、インディで優勝したことでF1で適わなかった夢を実現することができました。これをステップにして、次の優勝、そしてインディ500制覇を期待したいです。日本では、インディはあまり知られていないレースですが、これでアメリカのレースの認知度が上がると良いなと思った次第です。


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F1 バーレーンGP

2013年04月22日 | Sports

F1バーレーンGPは、ベッテル選手が優勝しました。
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F1第4戦バーレーンGP、王者S.ベッテルが今季2勝目! ロータス勢が2位3位(ISM)
F1第4戦バーレーンGPは、現地時間(以下、現地時間)21日、午後3時(日本時間:午後9時)からバーレーン インターナショナル サーキットで57周の決勝レースが行なわれ、レッドブルの王者セバスチャン ベッテルが今季2勝目を飾った。
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バーレーンGPは、なかなか面白いレースでした。全体的に、オーバーテイクも多くて楽しめました。ただスタート直後のアロンソ選手のトラブルは、その後のレース展開に多少影響を与えたかもしれません。唯一ベッテル選手に対抗できそうなドライバーだっただけに、ベッテル選手の独走を許すことになったように思います。チームが原因を突き止めるのに時間が掛かったのが残念でした。あれが無ければトップ争いももっと面白くなったと思います。まあ、結果論ですが。
今年はベッテル選手とアロンソ選手、着実にポイントを稼いでいるライコネン選手が軸になりそうな感じです。


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本「ジョン・F.ケネディ―フォト・バイオグラフィ」

2013年04月21日 | Book

ケネディ大統領の伝記風写真集。
ケネディ統領は、アメリカでも人気がある大統領の一人です。その暗殺は、今でもミステリーとして取り上げられ沢山の本や写真集が出ています。この本は、写真集というよりも写真を主体とした伝記のような形をとっていて、彼の人生を俯瞰するのに、とても判りやすい内容になっています。ケネディの人生は大変密度が濃くて、サラリーマンの私には想像できないほど、重大な決断の連続でした。太平洋戦争での魚雷艇船長としての生死に関わる決断に始まり、大統領としてキューバ危機、ベトナム、宇宙開発など多くの困難に直面しながら判断し、決して挫けず国民の期待に応えていく大統領でした。

この本に付いている栞には、彼の幼少の頃から大統領になるまでの顔の写真が入っています。1917年に生まれた彼には、家が裕福だったこともあり多くの写真が残されていました。生まれた頃からビジュアル的に恵まれた大統領でもあったようです。


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飯能市「あけぼの子どもの森公園」ムーミンの公園

2013年04月18日 | Art & Collections

久し振りの休日ドライブで、飯能のこどもの森公園に行ってきました。
ここは、ムーミンのテーマパークです。山の麓にこぢんまりとしたカワイイ公園で、ムーミンの物語に出てくる3つの変わった建物があります。正直、行ってみるまでは期待していなかったのですが、意外に良い感じの公園でした。





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本「わたしを宇宙へ連れてって」 

2013年04月15日 | Book

女性ジャーナリストによる無重力体験エッセイ。
宇宙開発については、技術的科学的な観点で様々な本が出ていますが、この本は宇宙船での生活に焦点を当てたものです。著者は無重力の生活がどのようなものであるかを自ら取材、体験しながらレポートしています。
宇宙での無重力の環境が人間にどのような影響を与えるか、、例えば衣食住、睡眠、感情、性の問題、排泄物など将来の長期間の宇宙旅行(火星を想定している)で想定される問題を考察しています。とにかくユーモア溢れる文章で読んでいてなかなか楽しい。もし宇宙旅行の時に一番気になるのは、排泄物の処理かもしれない。これは昔から宇宙飛行士が苦労している問題で、うまく行かなかった時には悲惨な結果になることが想像できる。実際、ジェミニ計画では物が漂って大変なことになったらしい。また衣服も交換できないので、数日で悪臭が漂うこともある。狭い空間であるし、空気で拡散されることもないので、些細なことでも気になるようです。
各章には補足の注記があって、いろいろなエピソードを紹介しています。これも併せて読むと面白い。


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2013皐月賞

2013年04月14日 | Horse Racing
今年の牡馬クラシック初戦・皐月賞は一番人気のロゴタイプが快勝しました。
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【皐月賞】ロゴタイプ快勝!堂々のレコード制覇(スポニチアネックス)
「第73回皐月賞」(G1、芝2000メートル・晴良18頭)は14日、中山競馬場11Rで行われ、M・デムーロ騎手が騎乗のロゴタイプ(牡3=田中剛厩舎)が優勝した。勝ち時計は1分58秒0のコースレコード。
レースはほぼそろったスタートから、コパノリチャードが先手を奪い、クリノヒマラヤオー、ラブリーデイが続いた。道中、ロゴタイプは中団9番手、最内で追走。 最終コーナーから直線。コパノリチャード、クラウンレガーロが粘るが、その外からエピファネイア、さらにロゴタイプが襲い掛かる。並んだ4頭から抜け出したのはロゴタイプ。エピファネイアが懸命に追いすがるが、最後は1/2馬身突き放してゴール。2歳王者の実力を見せつける堂々のレコード勝ちでG1、2勝目を飾った。2着にはエピファネイア、3着は直線、真ん中から脚を伸ばしたコディーノ。
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今年の皐月賞はとても見応えがある面白いレースでした。
結果は人気通りの順当勝ちでしたが、レース展開は先行、中盤待機組と後方待機の2つに分かれレース展開にいろいろ駆け引きがあって、最後までどの馬が勝つのかが判らない競馬の醍醐味が味わるレースでした。先行した馬は、最後の坂で脚色が衰えてしまい、ロゴタイプ、エピファネイア、コディーノの3頭がバテずに残ったような印象でした。レコードタイムを記録するような高速レースでは、やはり能力の差が出てしまうようです。
応援していたのは、テイエムイナズマ。2歳の頃から注目してましたが、年末から今年にかけて不甲斐ないレースが続いたせいか、重賞(G2)勝ち馬なのに全く不人気で、土曜日は単勝80倍、本番は120倍まで落ちてしまいました。レースでは、出遅れ気味でスタートして最終コーナーまでは、後ろから2番目だったのに、最後の坂で急加速し上がり2番手のタイムで、先頭から0.7秒差の6着は上出来です。今回はとても良い走りを見せてくれました。乗り替りの武豊騎手はさすがです。馬の持ち味を引き出して状況判断も良かったと思います。重賞を勝った時のような末脚も復活してきたようで、それほど悪い馬じゃないことを自ら証明してくれて大変満足のレースでした。距離延長は吉と出ているようなのでNHKマイルよりダービーに出て欲しいです。上位3頭とはまだ差はありますけど、今後に期待が膨らむレースでした。

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東京競馬場 日没の雰囲気

2013年04月13日 | Horse Racing

いつもの競馬場からの眺めです。夕日がとてもキレイだったので写真を一枚。
今日もJRAに懐の小遣いを「寄付」してきました。お金を出して買った紙切れは、ほとんどゴミ箱行きになってしまいました。



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2013桜花賞

2013年04月07日 | Horse Racing
今年の桜花賞は、アユサンが優勝しました。
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【桜花賞】アユサン 競り合い制し優勝!デムーロ兄弟ワンツー
第73回桜花賞(G1、芝1600メートル・曇良18頭)は7日、阪神競馬場11Rで行われ、C・デムーロ騎手騎乗の7番人気、アユサン(牝3=手塚厩舎、父ディープインパクト、母バイザキャット)が、競り合いを制し優勝した。勝ち時計は1分35秒。
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今年の桜花賞は混戦が予想されていましたが、その通りの意外な結果になりました。初の兄弟制覇が期待された武豊騎手が乗った1番人気クロフネサプライズも馬券圏内に残れず、逆に兄弟制覇を達成したのはイタリアのデムーロ兄弟の方でした。それも実績のあるデムーロ兄ではなく、人気が無い若い弟の方が優勝というのも意外でした。混戦のG1では、外国人騎手の上手さを感じます。
アユサンは重賞勝ちの実績も無く、全くのノーマークでした。これでディープ産駒が3年連続で勝利ということで、これからのクラシックの予想では外せない要素になってきそうです。
ちなみに、応援していたのは武兄弟の乗った馬でしたが、どちらもレース展開が向かなかったようです。次のオークスは距離が大幅に延長され、また違う顔ぶれになると思いますが、また兄弟でのオークス制覇を期待したいです。是非、武兄弟の方で。

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本「イサム・ノグチ」 

2013年04月03日 | Book

日系アメリカ人アーティスト、イサム・ノグチの生涯
以前、ニューヨークに行った時、市内の至る所にイサム・ノグチの作品が展示されていたのですが、日本の名前を持つこの人物については全く知りませんでした。
イサム・ノグチは日系アメリカ人の彫刻家です。戦時中、日系人として様々な差別的な体験を経て、1960-70年代には芸術家として、その才能を開花させ、一世を風靡するような作品群を残しました。日本とも良い関係を保ち、一時期日本に滞在していましたが、一箇所に永住することはなく、終生祖国を持たないコスモポリタンのような生活を送りました。
この本を読むと、アーティストというのは強い拘りとアクの強さがないとやっていけない職業なのかなと思います。イサムも強烈な個性の持ち主であり、妥協を許さない性格だったようで、素晴らしい作品を残し多くの人達と交流しましたが、親しい人間関係を保つのが難しかったようです。日系人という立場もあり生涯孤独な人生でした。それでも彼が残した作品は高い評価を受けており、今でも様々な場所に展示されています。
彼の生涯は、波乱万丈でしたが、常に確固たる意思と情熱を絶やさず作品に集中して取組んでいます。挫折も多かったけれど、決して挫けない強い意志の持ち主でもあったようです。


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障害馬術 CSI3 Kakegawa 2013

2013年04月02日 | Horse Racing
週末は、障害馬術の国際大会・CSI3 Kakegawa 2013を見てきました。
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馬術の魅力、満喫 掛川・国際大会が閉幕(中日新聞)
掛川市のヤマハリゾートつま恋乗馬倶楽部を会場に、10カ国の34人が熱戦を繰り広げた「国際馬術 掛川2013」(中日・東京新聞後援)は31日、今大会で最高難度の「グランプリ障害飛越競技」などがあり、3日間の日程を終えた。最終日に「グッチ杯」として行われたグランプリ競技は、台頭目覚ましいダービッド・ウイル(ドイツ)が優勝し、2位に池田弘彰(神奈川)、3位に林忠寛(千葉)が入った。静岡県勢では、佃日出彦が12位、渡辺祐香(ゆうか)が21位だった。高さ1.5メートル、幅は最大1.4メートルある障害物が15カ所に設定された難コース。9選手がミスなくゴールして減点ゼロというハイレベルな試合は優勝決定戦にもつれ込んだ。表彰台でウイルは「よい馬を使わせてもらい感謝している。ベストを尽くせたが、馬にも助けられた。次の大会も見に来てください」などと喜びを語った。この日は時折、雨に見舞われたが、会場は多くのギャラリーで終日にぎわい、主催者発表によると約4500人、三日間で延べ8300人が訪れた。
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時折、小雨が降るあいにくの天気でしたが、グランプリ競技が始まる時には雨もあがり、熱戦を見ることができました。この大会は、グッチがオフィシャルスポンサーになって、高額の賞金が掛けられた大会で、国内外のトップライダーが参加してレベルの高い競技を見ることができました。お目当ては、イギリスのジョン・ウィティカー(John Whitaker)。1955年生の57歳の大ベテランで、14ものオリンピック、世界選手権、ヨーロッパ選手権での団体メダルを獲得した名選手です。グランプリでも上手く障害をこなし、最後まで良いパフォーマンスを見せてくれましたが、残念ながら最後のセクションで障害を落下させてしまい、優勝決定戦(ジャンプオフ)に進むことはできませんでした。でも競技を終わって、退場するときのホッとしたような、残念そうな表情がとても強く印象に残りました。また日本に来て欲しいです。

グッチがスポンサーなので、ロゴの入った上品な障害になってます。

つま恋乗馬倶楽部の風景。キレイで広くてとても良い雰囲気のクラブです。

厩舎に佇む馬の目が気になりました。

乗馬関係のショップも多数出店してました。これは馬の餌関係のお店のようです。食事に気を遣うのは、馬も人間も同じです。
障害を飛越する風景。障害飛越の見せ場です。

日本のトップライダーの一人、明るいキャラクターで人気の広田龍馬選手の飛越。騎手の目の高さは3m以上ありそうです。

お目当てのウィティカー選手。重心を低く、体をやや斜めにして跳んでいました。

競技を終えて、退場する時の様子です。優しそうなオジサンの雰囲気です。

次回は、もっと天気が良い時に見に行きたいと思います。

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