MLBの開幕前、松坂投手と言えば「ジャイロボール」を投げるということで随分持て囃されていたように記憶しています。それから4ヶ月経って、最近は「ジャイロボール」の話題を聞くことがなくなりした。松坂投手自身は、否定も肯定もしていないそうですが、現状を見る限り「ジャイロボール」は投げていないと思います。おそらくアメリカのボールのサイズが大きすぎて投げられないのでしょう?松坂投手も「魔球を投げる」ミステリアスなピッチャーから、メジャーの「普通のピッチャー」に変身しつつあるようです。
ちなみに、「ジャイロボール」は辞書に登録済み。(Yahoo!辞書)
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ボールの進行方向と回転軸が一致した投球のこと。アメリカ大リーグのボストン・レッドソックスに入団したピッチャー・松坂大輔が、これを投げることで知られている。名付け親はスポーツ科学者の手塚一志で、握り方によって4シームと2シームの2種類がある。通常の直球がバックスピン回転で投げられるのに対して、ジャイロボールは弾丸のようにスパイラル回転。4シームの場合は空気抵抗が少ないので球速が落ちず、打者は「手元で伸びる」ように感じるといわれている。松坂の縦のスライダーがジャイロボールのような回転をすることがある。千葉ロッテマリーンズ所属の投手・渡辺俊介は2シームで投げるがこちらは初速が遅く、打者の手元でさらにスピードが落ちるので「遅い球とわかっていても打てない」という。他にも「松坂はキャッチボールでジャイロを投げている」との西武の選手からの証言もある。
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この記事を読む限り、本人が意識して投げているわけではないので「ジャイロボールが投げられる」とは言えないと思います。