キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

松島基地航空祭 Episode2

2005年08月30日 | Photo (&Aviation)
松島基地航空祭の写真その2。
高速で飛ぶ飛行機にカメラの性能が対応できない(腕がない)時には、風景写真という手があります。いつも使う手ですが、偶然撮った写真を見たら、映画の一場面のようでした。逆光になると手をかざして見るのですが、不思議と同じ格好になってしまいます。
この格好を見ていて、スピルバーグの映画「未知との遭遇」を思い出してしまいました。輝いた宇宙船を見る時、科学者達も同じ格好をしていたように思います。明るいものを見る時のスタイルは万国共通。(ちょっと古い表現ですが)


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松島基地航空祭

2005年08月29日 | Photo (&Aviation)
初めて宮城県の松島基地に行ってきました。ここはブルーインパルスのベースとなっている基地です。高速道路からのアクセスも良くて、場所は判り易いのですが、基地内については滑走路とエプロン(飛行機を置くところ)の位置関係が少し判りにくい感じがしました。行く時は、事前に地図などで滑走路の位置を確認していく必要があると思いました。また、滑走路が非常に遠い位置にあるため、離着陸を見たり写真を撮るのには、あまり適していないようにも感じました。
滑走路脇の駐車場に場所を取り、終日航空祭を楽しみました。天気は、朝のうちは小雨が降ったりしましたがほとんど曇りで、午後のブルーインパルスの演技の時に時々日が差す程度です。ほぼプログラム通りの内容で、F-2,F-16の機動飛行やブルーインパルスの演技を見ました。全体的に観客から遠い位置での飛行だったため、昨年行った新田原基地ほどの迫力はありませんでしたが、米軍のF-16のデモはかなりスピードが出ており、見ていて楽しかった。関東の航空祭のような混雑もなく「座って見られる航空祭」としては、オススメです。但し、飛行機の写真を撮るには、午後が逆光になることもあって、私のような素人には難しいように思いました。
写真は、この日のベストショット。私のコンパクトズーム機(一眼ではない)では、タイムラグが大きくてシャッターチャンスを逃すことが多く、ブルーインパルスの時に撮った10枚の中で一番良い出来の写真でこの程度です。カメラの性能が悪いのか、私の腕が悪いのか、、、。(もちろん後者でしょう)


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本:S.J.グールド「ワンダフル・ライフ」

2005年08月24日 | Book
「ワンダフル・ライフ」と言っても映画のタイトルではありません。
「ワンダフル・ライフ」というタイトルは、映画や小説などいろいろな作品につけられるタイトルですが、私の好きな「ワンダフル・ライフ」は古生物学者S・J・グールドの著作です。彼は、カンブリア紀の生物を紹介した著作に「素晴らしい」と言う意味と共に「不思議な・驚嘆の」という意味を合せたこのタイトルを付けました。
(本の紹介)
カンブリア紀の「生物進化の大爆発」で有名になったスティーヴン・ジェイ・グールドのベストセラーで、特にNHKの科学番組で有名になった「アノマロカリス」復元の経緯を解説しているところが大変面白いです。
カンブリア紀には様々な形態の生物が進化しましたが、現在の生物は、その中から「偶然」生き延びた生物から進化している。一般に進化という言葉の解釈は「単純なものから複雑なものへ」或いは「より良いものへ」といった肯定的に捉える傾向があります。しかし、生物の進化には「偶然性」が付きもので、カンブリア紀の進化も「たまたま」環境に適合し、生き延びた生物が今に至ったと考えられています。
この本には分類学的な解説がかなり含まれていますが、私のような素人の読者にとっては、専門的なことは判らなくても、復元されたカンブリア紀の生物の図版を見ているだけで楽しい。
彼のエッセイは難しい科学の話題を、彼が愛したベースボールの話題等を引き合いに、素人の読者に判り易く解説してくれることで有名です。
ワンダフル・ライフの内容には、その後一部の学者から批判も受けているようですが、彼が「カンブリア紀」を紹介してくれたお陰で、私達の楽しみを広げてくれたと思います。
毎年出版される彼のエッセイを楽しみにしていましたが、残念ながら2002年に亡くなられたということです。


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ソ連版スペースシャトル

2005年08月23日 | Photo (&Aviation)
今朝、スペースシャトル「ディスカバリー」の里帰りのニュースが流れていました。
スペースシャトル「ディスカバリー」は、専用ジャンボ機に乗せられて、着陸地の米カリフォルニア州エドワーズ空軍基地を19日に出発し、2回の給油を経て、やっとフロリダ州のケネディ宇宙センターに着いたそうです。ジャンボに乗せられたスペースシャトルは、親ガメの上に乗せられた子ガメのようですが、同じような写真を見たことがあります。
ソ連も同じようにスペースシャトルを開発していた時期があり、その時の写真がこれです。(添付写真)アメリカのシャトルそっくりですが、乗せている飛行機が違います。エンジンは6発で尾翼の形状が大きく違っています。ソ連のアントノフ社が開発した大型輸送機でAn-225ムリヤといい、最大離陸重量が600 t で世界一重い航空機として有名です。また、この飛行機に乗せられたソ連版スペースシャトルは「ブラン」と言います。
「ブラン」は1988年に無人で地球軌道を周回し、自動着陸も成功しています。予定では1992年に有人飛行を行うはずでしたが、1991年のソ連崩壊と共にこの計画は消滅してしまい、1号機ブランはロシアの公園のオブジェとなって雨風にさらされてしまっているそうです。アメリカのスペースシャトルも、もしかすると同じ運命をたどるかもしれません。


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機動戦士ガンダムのニュータイプ

2005年08月21日 | Music & Movie
「機動戦士ガンダム」と言えば、20年以上も続く人気アニメです。
私と「ガンダム」との出会いは、1982年の「劇場版 ガンダム めぐりあい宇宙」でした。当時、松竹の映画館で清掃のアルバイトをしていた私は、翌日から始まる「ガンダム」という映画に何の予備知識もなく、ただの子供用アニメだと思っていました。オールナイト上映後の清掃が終わって、ゴミを捨てに外に出たところ、未だ朝5時だというのに何十人という小中学生が並んでいるのを見てビックリした記憶があります。映画を見るのに、人が並ぶというのは正月の「寅さん」映画だけで、普段は閑散としている田舎の映画館が、早朝の一回目(予定を前倒しして朝7時から上映した)から満員になったのは、この時だけだったように思います。アルバイトの合間に、この映画を何度も見ましたが、今でも大人の鑑賞にも堪えられる良いアニメだと思います。
先週末、NHK BS放送で久し振りにこの映画を見て、大変懐かしかった。
「ニュータイプ」という言葉が頻繁に出てきて、登場人物が「ニュータイプ」の定義について盛んに議論をします。主人公のアムロは16歳だけれど、使う言葉や議論の内容は、20年経った今でも、とても16歳の少年のものではないように思います。初めてこの映画を見た時は、16歳の少年が小難しい言葉を使って、仲間と議論している内容が私にはよく判りませんでした。何度も見るうちに何となく判ってきて、自分の頭の理解力レベルの低さにショックを受けた記憶があります。
ちなみに、当時この映画の前に上映されていた映画は、武智監督の映画「白日夢」でした。ビデオが無い時代だったので、純情な私は、初めてこの映画を見た時に、人間の営みとはどういうものかを知って、「ガンダム」以上にショックを受けたのを覚えています。
小難しい「ニュータイプ」論を展開する16歳の純情なアムロも、幼馴染みのフラウ・ボウと「ニュータイプ」の子供を作る前に、武智監督の映画を見て勉強する必要がありそうです。


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