この日の天候は、晴れてはいたものの、霞が出ていて写真撮影にはあまり良くないコンディションでした。基地に着いた頃から急激に暑くなり、8時頃には28℃だった気温が10時頃には32度まで上昇しました。展示スペースには日陰が無く、コンクリートの熱と直射日光でオープニングが始まる頃には既に大汗をかいている状態です。(湿度は朝8時に99%というとてつもない?蒸し暑さでした)
プログラムは、オープニング航過飛行→パラシュート降下→戦闘機航過飛行→F-15機動(単独)→救難展示→F-4対地デモ・機動→F-15機動(2機)→戦術偵察→ブルーインパルスです。昨年よりも飛行展示が増えており、とても楽しみです。
いつものようにオープニングの航過飛行が終わると、パラシュート降下を挟んで、基地所属の戦闘機10機による大編隊飛行です。久しぶりに見るととても新鮮な印象です。でも一面ライトグレーの曇り空の中を飛んでいたので、飛行機の「影」が飛んでいるように見えます。それでも機種の違う10機が数メートルの間隔を保持して、きれいな三角形の隊形を維持して飛ぶ姿はなかなか壮観です。異なる機種で間隔を維持して飛ばすのは、簡単に見えて実は大変難しい技術なのだそうです。
*写真は、大編隊で飛ぶF-15イーグルとF-4ファントム。
離陸時は轟音を響かせる両機ですが、編隊飛行は低速で一定のスピードを維持するため、意外に音は静かです。