今年の菊花賞は、良血エピファネイアの完勝で終わりました。
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3歳牡馬三冠の最終戦「第74回菊花賞」(G1、3000メートル・芝)は20日、京都競馬場11Rで行われ、福永騎手騎乗の1番人気、エピファネイア(牡3=角居厩舎、父シンボリクリスエス、母シーザリオ)が、直線で力強く突き抜けてG1初制覇を飾った。勝ち時計は3分05秒2。
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これまでのクラシック2レースで惜しい2着続きだったエピファネイアですが、今日のレースは折り合いも付いて、好スタートから前を楽々と捉えて、危なげないレースだったと思います。良血馬というのは、未知の距離でもこなせるポテンシャルを持っているということを改めて感じさせるレースでした。もしこれが良馬場だったとしても、おそらく結果は変わらないと思います。現時点で他の3歳馬とは、格の違いがかなりありそうです。来年はキズナと同様、凱旋門賞の話が出てくると思います。今後の動向に注目したい1頭です。
ちなみに応援していたのは、松田騎手が好騎乗を見せてくれたバンデ。最後まで逃げ粘って3着は価値があると思います。逃げ馬好きな自分としては、好みの1頭です。今後の重賞での活躍に期待したいと思います。また、クラシックでずっと応援していたテイエムイナズマは、見せ場なく11着。春はマイルまでの馬と思われていたのですが、菊花賞の3000mまで出走してくれて大いに楽しませてくれました。今回もスタートダッシュが効かず後方からの競馬で、エピファネイアからどんどん離されていったのは残念でした。このスタートの課題を克服できれば、これから重賞戦線で活躍できると思います。こちらも今後の成長に期待したい。