キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

2011 帝王賞

2011年06月30日 | Horse Racing
大井競馬場で行われた交流G1帝王賞は、スマートファルコンの圧勝でした。
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武豊&スマートファルコンが9馬身差の圧勝劇/帝王賞(netkeiba.com)
29日、大井競馬場で行われた帝王賞(4歳上、交流GI・ダ2000m)は、武豊騎手騎乗の1番人気スマートファルコンがスタートから先手を奪うと直線も後続を突き放し2番人気エスポワールシチーに9馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分01秒1(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には3番人気バーディバーディが入っている。
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大井競馬場で行われる交流G1帝王賞は、上半期のダート馬No.1を決めるレースです。普段はあまり地方競馬を見ないのですが、交流G1だけはJRAと地方競馬のトップクラスの馬が出ることもあって、いつも楽しみにしています。今年の帝王賞は、昨年のレースで勝ったフリオーソ、JRAのかつての最強馬カネヒキリ、ヴァーミリアン、サクセスブロッケンなどのメンバーが抜け、頭数もわずか11頭というやや寂しいメンバーとなってしまいました。しかし、昨年の最強馬エスポワールシチーと昨冬頃から頭角を現したスマートファルコンの参戦で、ダート最強馬の決定戦らしいレースになったと思います。
下馬評では、スマートファルコンの人気が圧倒的で、オッズ10倍以下はJRAのこの2頭のみという状態でした。地方馬で最上位のボンネビルレコードは4番人気ですが64倍というオッズで、JRAのレースでは見たことが無いオッズの数字が掲示板に並んでいたのが驚きでした。
レースでは、人気の通りJRAの3頭がスタートから飛び出して先行し、その5馬身ほど後ろを地方勢が追走する感じで始まりました。完全に2つのグループに分かれてしまうほど、この日のJRAと地方馬の実力には差があったようです。エスポワールシチーは外枠から前に行こうとしますが、スマートファルコンは全く譲らずに逃げて、最後の直線では並びかけようとするエスポを楽に振り切って引き離す完勝のレースでした。G1でこれほどの大差勝ちというのは見たことが無く、あまりの強さに思わず笑ってしまいました。正直、昨年までのエスポワールシチーの強さが印象に残っていたので、僅差のレースになると思っていましたが、この1年で立場が完全に逆転したようです。武豊騎手も、今年はあまり勝てないレースが続いていましたので、今回のレースをきっかけに本調子に戻るといいです。今回は、スマートファルコンの強さばかりが目立ちましたが、今回参戦しなかったトランセンドやフリオーソとの対戦を秋のジャパンカップダートで見てみたいです。芝だけでなく、ダートも強い馬が出てきて今後の海外レースも楽しみになってきました。是非アメリカのブリーダーズカップや、ドバイワールドカップにも挑戦して欲しいです。

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F1ヨーロッパGP

2011年06月27日 | Sports
ヨーロッパGPは、ベッテル選手の圧勝でした。
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F1第8戦ヨーロッパGP、王者S.ベッテルがポール・トゥ・ウィンで今季6勝目! 小林は連続入賞ストップ(ISM)
F1第8戦ヨーロッパGPは、現地時間26日、午後2時からスペインのバレンシア市街地サーキットで決勝レースが行なわれ、レッドブルの王者セバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウィンで2戦ぶりの今季6勝目を飾った。ザウバーの小林可夢偉は16位に終わり、連続入賞は6戦でストップした。
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昨年は小林可夢偉選手の素晴らしいオーバーテイクが印象的だったヨーロッパGPですが、今年はオーバーテイクも少なく期待を裏切る退屈なレースでした。だいたい予選通りの順位で決まってしまい、ミスやタイヤの使い方で失敗したドライバーが脱落しただけで、淡々と周回するだけの見所が無い印象でした。タイヤの失敗と言えば、小林可夢偉選手もどうやらその一人だったようで、1ストップを目論んだのが裏目に出てしまい、昨年のレースとは逆の苦しい展開だったように思います。特に低速コーナーではグリップ不足のようで、車のパフォーマンス不足は明らかでした。なのでピットインの数を減らすのは、いつもの戦略だったのかもしれないけど、もう少し積極的に行ってもよかったのではないかと思いました。これで苦手な市街地レースも終わりなので、次のイギリスでは気分を変えて頑張って欲しいと思います。
ちなみに、勝ったベッテル選手はこれで8戦6勝です。2位とは77ポイント差がついており、仮に3戦連続リタイヤし2位の選手が3連勝しても追いつかないほどのポイント差になっています。(ベッテルは1度もリタイヤなし)今回のテレビ中継でベッテル選手が映ったのは、スタートとピットインとゴールのみでした。既にチャンピオンは決まったようなものなので、これからは2位争いと小林可夢偉選手の活躍を楽しむことになりそうです。

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2011年 宝塚記念

2011年06月26日 | Horse Racing
今年の宝塚記念は、アーネストリーが優勝しました。
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【宝塚記念】アーネストリー、G1初制覇 ブエナは2着(デイリースポーツ)
上半期最後のG1で6番人気アーネストリーが好メンバーを撃破し、2分10秒1のレコードタイムでG1初制覇。父グラスワンダーは99年の覇者で父子制覇となった。2番手で積極的に運ぶと、直線で力強く先頭へ。右ステッキ連打で後続の猛追を振り切った。「馬の前向きな気持ちを大事にしながら乗った。強かったですね」と佐藤哲。なお、直線で大外に持ち出した1番人気のブエナビスタは、猛然と迫ったが1馬身半差の2着。3着は昨年のダービー馬エイシンフラッシュだった。
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下馬評ではブエナビスタの人気が高かったのですが、今回の宝塚記念は強いメンバーが揃っていたこともあり、予想も難しかったように思います。スタートから先行するアーネストリーは、同じ戦法のナムラクレセントを追いかけながら好位置をキープし、直線で他馬を突き放してレコードタイムでの圧勝でした。騎乗した佐藤哲騎手は、1頭の馬に新馬の頃からずっと付き合い、調教も行って馬を育てていく騎手として有名です。アーネストリーもそういうやり方でG1を極めたわけで(他にエスポワールシチーもいる)、彼のやり方にはとても好感が持てます。これから海外挑戦も視野に入れているようなので、是非応援したいと思います。
人気のブエナビスタは、またしても2着でした。前回のヴィクトリアマイルと同様「もう少し距離があれば」という豪脚を披露してくれて、見せ場は作ったと思います。しかし、何故かいつも届かずの2着という競馬になっているように思います。この馬は騎手の乗り替わりが多くて、アーネストリーとは対称的です。なかなか勝てないのは、それもひとつの理由かもしれません。今回の1馬身半の差負けというのは、ブエナビスタにとって最も得意な距離での大差負けでした。名馬の資格がある馬だけに少し心配です。ちなみに今回はナムラクレセントの逃げ切りを予想していましたが、ペースが速すぎてバテテしまい14着でした。直前の雨で馬場が重くなったことが影響したのかもしれません。冴えないレースとなってしまったのが残念ですが、コースレコードを演出した影の立役者(ペースメーカー?)としてよく頑張りました。また次のG1に期待しています。

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「刑事コロンボ」死去

2011年06月25日 | Music & Movie
「刑事コロンボ」のピーター・フォークさんが亡くなりました。
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<訃報>ピーター・フォークさん83歳=「刑事コロンボ」(毎日新聞)
米人気テレビドラマ「刑事コロンボ」で主役を演じた米国の俳優、ピーター・フォークさんが23日、カリフォルニア州ビバリーヒルズの自宅で死去した。83歳だった。AP通信が24日、家族の友人の話として報じた。死因は不明。数年前からアルツハイマー病を患っていた。 ニューヨーク州出身。1950年代後半から映画やドラマで活躍し、米テレビ界最高の栄誉、エミー賞を5回受賞した。1968年から計25年にわたり放映されたドラマシリーズ「刑事コロンボ」では、古びたレインコート姿ながら鋭い推理と粘り強さで事件を解決する刑事役を演じ、人気を博した。70年代に日本でも日本語の吹き替えで放映され、「あ、それからもう一つ」と犯人を質問で追いつめていく決まり文句や、「うちのかみさんがね」という名ぜりふも流行になった。
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NHKで放映されていた「刑事コロンボ」は、子供の頃から大好きでよく見ていました。よれよれのコートを着た冴えない容貌の刑事が、犯人に「質問の嵐」を浴びせて、徐々に追い詰めていくカッコ良さが人気の秘密だったと思います。最初に殺人の場面を見せて、犯人の種明かしをしたうえでコロンボが登場するのも、それまでの刑事ドラマに無かった斬新な手法で(現在はよく使われますが)人気のドラマになった一因だと思います。
ピーター・フォークさんの訃報を聞いた時、「男はつらいよ」の寅さん(渥美清さん)が亡くなった時のような気分になりました。どちらも俳優の個性が人気の理由となっていて、番組の看板俳優に相応しい演技を見せてくれたと思います。最後はアルツハイマーということで自分が「刑事コロンボ」だったことも思い出せなかったそうです。
とても残念ですが、ご冥福を祈りたいと思います。

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ビジネスジェット B-747-8

2011年06月23日 | Photo (&Aviation)
ロイターに飛行機関係のこんな記事がありました。
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パリ郊外で開催されているパリ国際航空ショーでは、1機の値段が3億ドル(約240億円)以上する米ボーイングの最新大型旅客機「747─8インターコンチネンタル(IC)」に、複数の個人から注文が入っているという。ボーイングのウェブサイトに掲載された情報では、同機の受注33件のうち8件が「ビジネスジェット/VIP客」向けとなっている。同社は購入者から要請があればその身元は明らかにしないが、超高額かつ超大型の「747─8IC」を一体誰が購入したのか、世界では憶測が広がっている。(後略)
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誰が買ったのか判りませんが、随分スケールの大きな話です。リーマンショック後に縮小を余儀なくされるエアラインも多いのですが、中東のお金持ちにとってはあまり関係無いようです。今回話題になっているB-747-8も超大型機ですが、それを上回るエアバスの大型機A380を個人で買ったのは、サウジアラビアの王子様なのだそうです。超大型機を個人で買える国がある一方で、日本のエアラインは次々とB-747を手放して中小型機にシフトしています。また、エアラインに限らず自衛隊が保有している政府専用機のB-747が小型機に変わるのも時間の問題と言われています。国の経済の勢いというものは、その国の企業や個人が所有する飛行機の大きさに現れるもののようです。

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EADS超音速旅客機

2011年06月21日 | Photo (&Aviation)
夢のような飛行機の企画です。
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パリ─東京を2時間半、EADSが超音速旅客機を開発へ(ロイター)
パリ─東京間が超音速旅客機で2時間半。そんな夢のような計画が19日、航空機大手エアバスの親会社で欧州航空・宇宙・防衛大手EADS<EAD.PA>から明らかにされた。二酸化炭素を排出しないゼロ・エミッションが特徴の同機は「ZEHST」と名付けられ、通常の滑走路から離陸し、成層圏を飛行するという。当初より商業化を目指して日本と共同開発中で、乗客数は50─100人を想定している。EADSによると、離陸には通常のターボジェットエンジン、成層圏までの急上昇にはロケットエンジンを使用。その後、ラムジェットエンジンと呼ばれるエンジンが点火され、高度3万2000メートルをマッハ4(音速の4倍)以上で飛行する。ターボジェットの燃料にはバイオ燃料を使う。(中略)また、ルイ・ガロワ最高経営責任者(CEO)は、「われわれは数年後に売り出すような商品について話をしている訳ではない。安全面や技術面に加え、これに人間がどう反応するかも見ていかなくてはならない」と述べ、実用化には30─40年はかかる見通しを示した。
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実用化まで30-40年という最後の一文を見た瞬間、「夢」になってしまいました。ひとつの機体に3種類のエンジンを装着して飛ばすようですが、本当に実現するのかどうか疑問があります。ひとつのエンジンでも信頼性を維持するのが大変なのに、3種類ですから。乗客数が50-100人ということなので、運賃もかなり高くなるだろうし、たとえ実現したとしても、庶民には手が届かない「夢のまた夢」のような飛行機になりそうです。マッハ4の速さは必要無いので、CO2排出量が少ない新世代コンコルドのような飛行機は作れないものでしょうか。

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本「野茂英雄」

2011年06月19日 | Book
ロバート・ホワイティングの野茂投手の伝記本。野茂投手がMLBへ渡った経緯から初期の活躍の様子とMLBに与えた影響、マイナーへの降格やトレード、後に続いた日本人プレイヤーとの関係、そして引退までMLB日本人プレイヤーのパイオニアとしての彼の活躍を描いています。
彼がMLB挑戦を表明した時のバッシングの様子は、鮮明に記憶に残っています。当時はマスコミやプロ野球関係者から、「裏切り者」扱いされ、事情を知らないファンからも見捨てられるほどの酷い状況でした。しかし、ひとたびMLBで好投すると掌を返したように絶賛の嵐になり、MLBの視聴率は上がり、マスコミの扱いも変わりました。これほど極端に評価が変わった選手も珍しいのですが、本人の考え方は何も変わらず、ただMLBで野球がしたいという夢を叶えるという一途な想いでやった結果が認められたようです。野茂投手の軌跡をこの本で知ると、本当に度量の広くて何事にも動じない肝の太さを感じます。もし彼ではなく、他の日本人プレイヤーがMLBに行っていたら(例えば伊良部投手のように)今のMLBにおける日本人の地位も違っていたかもしれません。故障で投げれなくなり、マイナーに落ちても、途中でクビになっても、めげずに這い上がって3度もカムバックしています。2度のノーヒットノーラン(両リーグで)とか、日本人選手で初のホームランを放つなど、もう引退してしまったけれどますます好きになりました。新書本ですが、興味があれば読んで欲しい本です。

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パイレーツオブカリビアン

2011年06月17日 | Music & Movie
久し振りにジョニーデップのパイレーツを見てきました。
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キャプテン・ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)が漕ぎ出す新たな航海。それは、永遠の生命をもたらすという伝説の“生命の泉”を探す旅だった。禁断の宝を求めて、実在した史上最恐の海賊“黒ひげ”(イアン・マクシェーン)、いまや英国海軍に寝返った元海賊でジャックの宿敵バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)たちが動き出す。さらに、ジャックの前に姿を現したのは、かつて愛した女海賊アンジェリカ(ペネロペ・クルス)だった。それぞれの野望と裏切りが渦巻く中、伝説の泉の鍵を握る人魚シレーナと、若き宣教師フィリップは出会い、決して叶うはずのない恋に落ちる……。幾重にも仕掛けられた罠と謎を解き明かし、“生命の泉”に辿り着くのはジャックか?それとも……?
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いったいいつまで続くかというシリーズものですが(今回も意味深なエンディング)、今回は90年代のインディ・ジョーンズのような雰囲気が懐かしかったです。男臭いインディと、なよっとしてコミカルなジャックの違いはありますが、ストーリー展開や観客を驚かせる仕掛けもそっくりです。最後はどちらも永遠の命が得られる聖杯探しで、きっとアメリカ人は神話をテーマにした映画が大好きなんでしょう。しかし、パイレーツが映画の世界でよかったと思います。もしあれが現実の世界だったらかなり臭いそうです。ファンにとって、たとえ憧れのジョニーでも一緒にはいられないかも。(^^;)

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F1カナダGP

2011年06月14日 | Sports
カナダGPは、波乱の展開だったようです。
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可夢偉、一時2位も…悔しい7位/F1(サンケイスポーツ)
F1世界選手権第7戦カナダGP決勝(12日、カナダ・ジル・ビルヌーブサーキット=1周4・361キロ×70周)土砂降りの雨で約2時間も中断し、勝ち時計が4時間を超えたレースで小林可夢偉=ザウバー=が7位。中断前には2位を走行し、そのままなら日本人歴代最高となる順位は夢と消えたが、自身が持つ日本人選手の連続入賞記録を「6」に伸ばした。ジェンソン・バトン=マクラーレン=が最終周の逆転劇で今季初優勝。同僚との接触事故や低速ピット走行の罰則にもめげず、通算10勝目を挙げた。
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この日のF1地上波放送は生中継でしたが、仕事の関係で録画して5時に起きて見ていました。スタートからセーフティカーの先導で始まり、30分くらいで雨のため赤旗中断で1時間以上が経過し、そのまま地上波の放送は終ってしまいました。アナウンサーと片山右京の話を聞きながら、雨のサーキットの風景を見ているだけという空しい時間が過ぎて、終わりです。(笑)
小林可夢偉選手は、雨の中、素晴らしいパフォーマンスで中断時は2位でした。もしそのまま中止になってくれたら9ポイント獲れたはずでしたが、結局レースが再開されて順位を落とし、最終結果は7位(6ポイント)でした。表彰台に載った可夢偉選手を見たかったけれど、残念でした。中断後も雨のままでレース続行していたら、もう少し良い順位だったと思います。よく頑張ったけれど、ちょっとツキが無かったかも。レース結果は、最終ラップでトップを走るヴェッテル選手がスピンして、バトン選手が優勝したそうです。ネットの情報ではこんなところですが、映像を見ていないので、状況が判りません。たぶん面白いレースだったのでしょう。

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日本人は核に「ノー」?

2011年06月12日 | Current news
作家・村上春樹さんのスピーチには賛否両論があるようです。
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日本人は核に「ノー」を~村上春樹さん(NNN)
作家・村上春樹さんが、人文科学の分野で活躍した人に贈られるスペインのカタルーニャ国際賞を受賞した。村上さんは、バルセロナで9日に行われた授賞式のスピーチで、「我々日本人は核に対する『ノー』を叫び続けるべきだった」と原子力発電に反対する意見を述べた。村上さん「この福島第一原発事故は、日本人が体験する2度目の大きな核の被害です。しかし、今回は誰かに爆弾を落とされたわけではありません。どうしてこんなことになったのでしょう。答えは簡単です。効率です。我々日本人は、核に対する『ノー』を叫び続けるべきだった。我々は技術力を結集し、持てる英知を結集し、社会資本をつぎ込み、原子力発電に代わるエネルギー開発を国家レベルで追求すべきだった。損なわれた倫理や規範の再生は、我々の全員の仕事になります。皆で力を合わせて、その作業を進めなくてはなりません」村上さんは20分にわたってスピーチし、原子力発電への異議と災害の克服を強調した。また、賞金約920万円は東日本大震災と福島第一原発事故の被災者への義援金として寄付する意向。
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このスピーチをニュースで見ましたが、これは文化人としての原発の捉え方なのかなと思いました。今回のスピーチは「戦争で核の被害を被りながらも、経済社会の効率を追求した結果、原発を受け入れてしまった日本人」の罪について、彼の個人的な考えを述べたものだと思います。確かに言い分はよく判りますし、今後やるべき事は被災者の気持ちを考えると正しい主張のように思います。気になるのは、彼の結論である「効率追求」が良くないという理由の部分です。この言い方では、これまで日本経済を支えてきた先人達から反論があるかもしれません。日本という資源の乏しい国が、世界の国々と上手くやっていくためには、技術を高めて効率的にモノを作って商売するしかなかったわけで、多くの電力を必要とする企業にとっては、リスクがあっても効率が良く安定した発電方法としての原発が必要という考え方でやってきたのだと思います。そのお陰で今日の日本の繁栄に繋がったとも言えるわけで、彼自身もその恩恵を受けており、それを今更否定するのはどうかと思います。今後の代替エネルギーの開発には賛成ですが、それには時間もお金も掛かると思います。今やるべき事は、原発を全否定するのではなく、既存の原発の安全性を高めることと、少ない電力をより効率的に使う意識を持つことではないかと思います。彼の主張にはこの点に少し違和感を感じました。
今回の事故の対応は現在も続いていて、地震の被害者でもあり原発にも勤めている多くの社員が復旧作業にあたっているわけです。スピーチするのであれば、日本の原発開発を批判することよりも、まず福島で復旧作業に携わっている人達にエールを送ることが、文化人として先に言うべき事ではないかと思います。

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アノマロカリスの巨大化石

2011年06月12日 | Science/Technology
カンブリア紀の最大の動物と言われるアノマロカリスの巨大化石が発見されたそうです。
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アノマロカリスの巨大化石を発見(ナショナルジオグラフィック)
先史時代の海生捕食動物、アノマロカリスの長さ1メートルに達する化石が、モロッコ南東部で発見された。これまで発見された中で最大となる今回の化石は、アノマロカリスが従来考えられていたより数千万年も長く、恐竜が登場する以前の海を支配していた可能性を示唆している。現在の甲殻類へとつながる進化過程の初期に出現したアノマロカリス類(anomalocaridid)は、現在のエビやコウイカを思わせる姿をしていた。ただし、この化石動物の場合は、頭部や、円形で硬く、カメラの絞りのように開閉する口から、とげのある肢が生えていた。
過去に発見されたアノマロカリスの化石は、体長が0.6メートルほどだったことを示しており、既にカンブリア紀(5億4200万~5億100万年前)における最大の動物とみなされていた。カンブリア紀は爆発的な進化が起こり、ウミユリや海洋性の環形動物など、無脊椎動物の多様な新種が登場した時代だ。しかし、今回見つかったアノマロカリスの体長は、従来の化石を30センチほど上回り、この体節動物がこれまでの想定より大きな体をしていたことを示している。(中略)今回の化石は、“わずか”4億8800万~4億7200万年前のオルドビス紀のものと判明した。したがって、アノマロカリス類の生息期間は、従来の化石が示唆するより3000万年長かった可能性がある。(後略)
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アノマロカリスは、進化生物学者スティーヴン・ジェイ・グールドの本「ワンダフル・ライフ」で紹介され、人気になったカンブリア紀の代表的な生物です。これまでに出土した化石では、体長が60cmほどの大きさとされていたようですが、今回発見された化石では1mの大きさで、時代が進むと共に巨大化した可能性があるようです。「ワンダフル・ライフ」で紹介された生物は、アノマロカリス以外にも変わったデザインを持つものが多く、出版された当時はテレビでも取り上げられて話題になったことがあります。その後、いくつか関連した本を読みましたが、この時代の生物は専門家の間でも評価が分かれているようで、未だに賛否両論有るようです。(特にリチャード・ドーキンスやサイモン・コンウェイ・モリスはグールドの考え方に反対している。)今回の発見で今後アノマロカリスが生きていた時代が、どのように評価されていくのか成果を待ちたいと思います。

もしかすると化石になったアロマロカリスは、子孫達の論争を楽しんでいるかも。

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JRA「馬と親しむ日」流鏑馬

2011年06月09日 | Horse Racing
この日は、別の会場で「馬に親しむ日」というイベントをやっていました。日光鏑矢会による小笠原流流鏑馬で、約200mくらいの直線路に2つの的を設置して矢を放ちます。奥の方から1頭づつ2頭が走ってきて4回の試技を行いました。(合計8回)結果は、2つ目の的は4回の試技で2回的中でした。特にこの的は難しいらしく、当った瞬間に会場から盛大な拍手が起きていました。

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JRA競走馬総合研究所 総研ツアー

2011年06月08日 | Horse Racing
総研ツアーは、普段は見ることが出来ない馬の臨床医学研究施設、運動科学研究施設と日本装蹄師会装蹄教育センターの業務をそれぞれの施設の方に説明して頂きました。
運動科学研究は、トレッドミルと呼ばれるウォーキングマシンの上で馬を走らせて、心拍数・血中乳酸・最大酸素摂取量などの指標を使ってサラブレッドの心肺機能とか循環器などを測定するもので、これが一番面白かった。実際、わずか2mほどしか離れていないところを走る馬のひずめの音とか息遣いを聞いたりしていると、競馬場で見るのとは違って凄い迫力を感じます。大きくて安定した馬体と筋肉の動きを見ていると、現在流れているJRAのCM(武豊が乗った葦毛の馬)を思い出しました。
研究所の事務所(JRAの文字が、、)
やや古い感じの馬房(昔は牧場だったらしい)

馬に注意の看板

日本装蹄師会装蹄教育センター(ここて蹄鉄を作る)
臨床医学研究施設(ここで馬を横に寝せて治療や研究を行う)
運動科学研究施設(トレッドミルの上を走る馬・・馬も落ちないように必死で走ります)


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JRA競走馬総合研究所訪問 「馬学講座」

2011年06月07日 | Horse Racing
6月5日に栃木のJRAの総合研究所に行ってきました。
午前中は、「馬学講座」という日本の馬の歴史についての講義を受け、午後は総研の研究施設紹介のガイドツアーに参加しました。
馬学講座では、日本に馬という生き物が導入された経緯の紹介、その後は経済活動や戦争の道具としての馬、権力の象徴としての馬、そして現代の競走馬に至る歴史と研究成果を説明して頂きました。
先生は「馬博士」と呼ばれている農学博士 楠瀬 良さんで、時折ユーモアを交えながら楽しい話を聞かせてきれました。もともと日本人は動物の扱いが下手と言われているが、それは時代によって違っていたようです。戦国時代や大戦前のように馬が戦争の道具として使われた時代は馴致や訓練が行き届いていましたが、江戸時代のような平和な時代には、戦争の道具としての馬の必要性が薄れ、馴致や調教のノウハウが伝承されなかっために暴れ馬が多かったらしい。江戸時代末期に日本に来た外国人は、それを見て日本人は動物の扱いが下手という評価をしたようです。人間が馬と密に接することが馬の性格を決めるということで、それが競走成績にも影響するようです。決して馬券の検討には参考にはならないと釘を差していましたが、「大人しくてよく馴致された馬ほど競走成績が良い」という傾向があるという研究成果は、なかなか興味深い話題でした。


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2011年 安田記念G1

2011年06月06日 | Horse Racing
今年の安田記念は、3歳馬リアルインパクトが制しました。
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【安田記念】リアルインパクト3歳初V アパパネ6着
春のマイル王を決める「第61回安田記念」(芝、1600メートル)は5日、東京競馬場で行われ、9番人気のリアルインパクト(牡3=堀宣行)が直線の叩き合いをクビ差制してG1初制覇を飾った。鞍上の戸崎圭太騎手(南関東・大井所属)は中央G1タイトル初勝利で、3歳馬初の安田記念制覇となった。堀宣行調教師はこのレース初勝利となった。勝ち時計は1分32秒0。リアルインパクトは父ディープインパクト、母トキオリアリティー。北海道安平町のノーザンファーム生産、馬主はキャロットファーム。父ディープインパクトに産駒初の古馬G1勝利をプレゼントした。2着は5番人気ストロングリターン、3着は3番人気スマイルジャックがそれぞれ入った。1番人気のアパパネは最後の直線で伸びを欠き6着に沈んだ。
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今年の安田記念は、前回のヴィクトリアマイルで勝ったアパパネが一番人気に推されていましたが、中2週というスケジュールの不安もあり、やや混戦模様で予想が難しいレースでした。逃げ宣言をしていたシルポートが先行し、速いペースとなって最後の直線では、有力馬は横一線の叩き合いとなりましたが、父親譲りの末脚を発揮したリアルインパクトがレースを制しました。今回、この馬に初めて乗った大井競馬の戸崎騎手が、中央競馬での記念すべきG1初勝利となりました。普段走っている地方競馬はダートのレースで芝の経験は多くないと思いますが、このレースでは先行して内側の馬場が良いところを走り、直線では上手く馬混みをさばいて、レースを優位に進めて勝利しました。3歳の若い馬を上手く操っての勝利で、これは騎手の力が大きいように思います。戸崎騎手の現在の所属は地方競馬ですが、近い将来、中央競馬に移籍するのではないかと思います。内田騎手に続いて、今後の活躍に期待したいです。
アパパネは、やはり中2週は厳しかったようで、蛯名騎手ののコメントではレースが終って戻ってくる時も体力を消耗してヨレヨレだったようです。まあそれでも牡馬相手に6着はたいしたものですが、、。また秋のG1まで待ってます。
ちなみに、応援していたシルポートは直線で失速してしまいました。今回も「逃げ馬」としてレースをリードしていましたが、G1になるとさすがに逃がしてくれなかったようです。2走前の阪神のレースでは、今回出ていた多くの馬に勝って1着になりましたが、東京の直線は長いのでやはり逃げ切るのは無理でした。でも、いつもレースを面白くしてくれる馬なので、また次回に期待したいです。

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