今朝、アメリカの競馬の祭典ブリーダーズカップ(BC)が行われました。今年は、日本からも多数の馬が参戦して大いに盛り上がりました。各レースの日本馬の結果と感想は以下の通り。
★BCターフ(芝2400m)
優勝馬レベルスロマンス(米国)。最終直線で後続を一気に突き放したものの、後方から末脚を伸ばした日本勢2頭が差を詰め、これを振り切って勝利を飾った。日本から参戦したローシャムパークは僅差の2着、シャフリヤールは3着となった。by netkeiba
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日本馬2頭は、後方から追走し直線で豪脚を繰り出すも2,3着でした。着順は悪くなかったけれど、東京の長い直線を見慣れている身としては、何だかストレスが溜まるレースでした。理由は、この競馬場の直線が極端に短くて(250m弱=東京競馬場の約半分)、両馬ともに脚を余してのゴールだったこと。中継を見ていても「さあ、これから直線勝負」と思ったところがゴールで「あれれ?」という感じでした。結果は、惜しかったけれど、日本馬の存在感は示せたと思います。
★BCクラシック(ダート2000m)
優勝馬はシエラレオーネ。2着はフィアースネスで、シエラレオーネはトラヴァーズステークスのリベンジを果たしたかたちとなる。日本から出走したフォーエバーヤングは最終直線で末脚を発揮し、3着入線。3歳馬によるワンツースリー決着となった。ウシュバテソーロは10着、デルマソトガケは13着での入線となった。by netkeiba
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日本馬3頭が出走するも、フォーエバーヤングの3着が最高順位でした。フォーエバーヤングは、好位置に付けて良いレースを展開しました。ただ直線の入り口で米国勢の瞬発力が強烈で一瞬で置いて行かれ、その後馬群を割って追い込みましたが届きませんでした。デルマソトガケは逃げましたが、直線で失速。ウシュバテソーロも見せ場なく敗退でした。日本馬もスピードが乗ると速いのですが、瞬発力が足りない感じ。車で言えば、加速勝負のアメ車と最高速勝負の日本車の戦い。直線が短いアメリカのコースでは、加速力が重要です。
★BCスプリント(ダート1200m)
優勝馬はストレートノーチェイサー。日本から参戦したメタマックスは8着、ドンフランキーは9着、リメイクは11着だった。
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スタート直後から米国馬の後塵を拝し、見せ場無く敗退。スタート時の隊列の最後方の3頭を見たら、全て日本馬でした。必死でついて行っている感じでしたが、直線でも米国馬の瞬発力が凄くて、日本馬はレースにならず。直線でバテた先行馬1頭をかわして8,9着に入るのがやっとでした。因みに出走は11頭。この距離は、日本馬は全く太刀打ちできない感じ。
★BCマイル(芝1600m)
優勝馬はモアザンルックス。日本から参戦したテンハッピーローズが4着、ジオグリフが5着入線となった。
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一番ワクワクしたのがこのレースでした。テンハッピーローズは2番手追走から直線でトップに立ちましたが、残り50mでかわされて4着。でも力を出し切った清々しいレースだったと思います。レース展開も良かったし、最後までよく頑張った。結果は惜しかったけれど、世界の強豪相手によくやったと思います。またジオグリフも健闘しました。前にいたバテた馬が障害になって、行き場が無かったのが残念でした。
今年のレースも面白かった。日本の芝馬は凱旋門賞を目指し、ダート馬はブリーダーズカップを目指していますが、最近の結果を見る限り、芝よりも(短距離は別にして)ダートの方が活躍の範囲が広そうです。これから更に多くの日本馬が挑戦するかもしれません。
★BCターフ(芝2400m)
優勝馬レベルスロマンス(米国)。最終直線で後続を一気に突き放したものの、後方から末脚を伸ばした日本勢2頭が差を詰め、これを振り切って勝利を飾った。日本から参戦したローシャムパークは僅差の2着、シャフリヤールは3着となった。by netkeiba
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日本馬2頭は、後方から追走し直線で豪脚を繰り出すも2,3着でした。着順は悪くなかったけれど、東京の長い直線を見慣れている身としては、何だかストレスが溜まるレースでした。理由は、この競馬場の直線が極端に短くて(250m弱=東京競馬場の約半分)、両馬ともに脚を余してのゴールだったこと。中継を見ていても「さあ、これから直線勝負」と思ったところがゴールで「あれれ?」という感じでした。結果は、惜しかったけれど、日本馬の存在感は示せたと思います。
★BCクラシック(ダート2000m)
優勝馬はシエラレオーネ。2着はフィアースネスで、シエラレオーネはトラヴァーズステークスのリベンジを果たしたかたちとなる。日本から出走したフォーエバーヤングは最終直線で末脚を発揮し、3着入線。3歳馬によるワンツースリー決着となった。ウシュバテソーロは10着、デルマソトガケは13着での入線となった。by netkeiba
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日本馬3頭が出走するも、フォーエバーヤングの3着が最高順位でした。フォーエバーヤングは、好位置に付けて良いレースを展開しました。ただ直線の入り口で米国勢の瞬発力が強烈で一瞬で置いて行かれ、その後馬群を割って追い込みましたが届きませんでした。デルマソトガケは逃げましたが、直線で失速。ウシュバテソーロも見せ場なく敗退でした。日本馬もスピードが乗ると速いのですが、瞬発力が足りない感じ。車で言えば、加速勝負のアメ車と最高速勝負の日本車の戦い。直線が短いアメリカのコースでは、加速力が重要です。
★BCスプリント(ダート1200m)
優勝馬はストレートノーチェイサー。日本から参戦したメタマックスは8着、ドンフランキーは9着、リメイクは11着だった。
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スタート直後から米国馬の後塵を拝し、見せ場無く敗退。スタート時の隊列の最後方の3頭を見たら、全て日本馬でした。必死でついて行っている感じでしたが、直線でも米国馬の瞬発力が凄くて、日本馬はレースにならず。直線でバテた先行馬1頭をかわして8,9着に入るのがやっとでした。因みに出走は11頭。この距離は、日本馬は全く太刀打ちできない感じ。
★BCマイル(芝1600m)
優勝馬はモアザンルックス。日本から参戦したテンハッピーローズが4着、ジオグリフが5着入線となった。
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一番ワクワクしたのがこのレースでした。テンハッピーローズは2番手追走から直線でトップに立ちましたが、残り50mでかわされて4着。でも力を出し切った清々しいレースだったと思います。レース展開も良かったし、最後までよく頑張った。結果は惜しかったけれど、世界の強豪相手によくやったと思います。またジオグリフも健闘しました。前にいたバテた馬が障害になって、行き場が無かったのが残念でした。
今年のレースも面白かった。日本の芝馬は凱旋門賞を目指し、ダート馬はブリーダーズカップを目指していますが、最近の結果を見る限り、芝よりも(短距離は別にして)ダートの方が活躍の範囲が広そうです。これから更に多くの日本馬が挑戦するかもしれません。
また来年も楽しみです。