キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

本「シェア」

2012年01月31日 | Book
「シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略」

レイチェル・ボッツマン/ルー・ロジャース

時代は個人所有から共有へ進むというのが著者の主張。
確かにインターネットの出現で、他人との情報共有がやりやすくなった。他人との接点を持つのも容易で、それがモノのやり取りを便利にしている。インターネットが登場した頃は、企業からの情報発信がメインだったが、その後双方向のコミュニケーションツールとしての役割が強くなって、その間を取り持つビジネスが盛んになりつつある。また、経済危機、環境保護意識の高まりがリユースの傾向を後押しし、ネットを使った物々交換、余剰資源の活用などの新しいビジネスも登場している。
とにかく著者が集めた数多くの事例が紹介されていて、最初は興味深く読んでいたが、日本には馴染みの無い企業が多いこともあって、読み終わった時には、紹介されていた企業の名前をすっかり忘れてしまった。この本が米国で出版されて1年になる。ここで紹介された事例が今も上手く行っているかどうかは判らない。往々にして最初は注目を浴びるが、何かのきっかけで閉鎖されるサイトも多い。多くの人間が介在するとトラブルも増えるので、それを上手く乗り切る仕組みを持ったところが生き残ることになるのかも。
この本を読んで、これからはシェアの時代だからと安易に流行に乗るのではなく、自分にとってその必要性をまず見極めることが重要ではないかと思った。

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内田博幸騎手 復帰の日

2012年01月29日 | Horse Racing
落馬で長く休養していた内田騎手が復帰しました。

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内田騎手8カ月半ぶり復帰、初日2鞍2着(日刊スポーツ)
落馬負傷で戦列を離れていた内田博幸騎手(41)が28日の東京で、5月8日以来8カ月半ぶりとなる中央競馬復帰を果たした。
7Rのパドックに登場すると「ウッチー、頑張ってー!」と声援が飛び交った。その声に応えるように4番人気のヴィンテージイヤーをいきなり2着にもってくると、10Rもキングオブローで頭差2着。メーンレースのアドマイヤメジャーで初日4鞍の騎乗を終えた。金曜日、調整ルームに向かう前には初詣に続いて靖国神社を参拝し復帰に備えた。「またこの場に立つことができて本当にうれしい。本当は勝てれば良かったが、自分なりには普通に乗れたし無事に終えられて安心した。今後もいい騎乗をして信頼を回復し、再度リーディングを目指していきたい」と締めくくった。
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昨年の大井競馬場で落馬した時のビデオを見た時、それほど大きな事故という印象はなかったのですが、実は首の大怪我(頸椎歯突起骨折)で復帰まで半年以上も掛ってしまいました。しかし、この人気騎手が大怪我を克服して無事に騎乗することができて本当に良かったと思います。
昨日は、その復帰戦を見に行きました。
パドックには内田騎手を応援する垂れ幕が多く見受けられ、内田騎手が登場するとファンの方からの多くの声援が飛んだり、観客からの拍手も起こりとても良い雰囲気でした。競馬は、競走馬と騎手とそれを支える関係者で成り立っている競技です。この日のパドックには、その競技の主役であるスポーツ選手への観客の素直な気持ちが表れていたように思います。
これから内田騎手が怪我なく無事に一年を送り、多くのレースで活躍して欲しいです。
できれば私の馬券にも貢献してもらえるともっと嬉しいのですが、、。

第7レース ヴィンテージイヤー(2着)


第10レース キングオブロー(2着)


たくさんの垂れ幕が出ていました。ファンも待っていたのですね。

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2月23日 羽田空港に787を探す

2012年01月28日 | Photo (&Aviation)
羽田空港近くの城南島から、ANA B-787の撮影を試みました。
ターミナルに787の姿を発見しましたが、残念ながら遠いD滑走路に行ってしまい離陸する姿を確認できませんでした。



仕方なく撮影続行。飛んでくる機体は見慣れた双発機ばかり。
せっかく行った羽田空港も、何となく残念な1日でした。








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バッハ ブランデンブルグ協奏曲第3番 第3楽章

2012年01月26日 | Music & Movie
バッハのブランデンブルグ協奏曲は、バラエティに富んだ作品群でよく聴いています。

特に気に入っているのが第3番の第3楽章です。
You Tubeには様々なバリエーションのビデオがアップされていますが、その中でも大変早いテンポのこのビデオが好きですね。

ブランデンブルグ協奏曲第3番 第3楽章

カッコ良さで選ぶならこちら。美女やイケメン?が演奏しています。
ブランデンブルグ協奏曲第3番 第3楽章

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冬の羽田空港

2012年01月24日 | Photo (&Aviation)
週末は、久し振りに羽田空港に出掛けてみました。

寒風が吹く中、凍えながらコンデジでの撮影です。
HDR機能を使うと面白い写真が撮れるので、いろいろ遊んでみました。

城南島からの風景。
南へ向かう飛行機は新しいD滑走路を使用していたため、コンデジでの撮影は無理でした。
午後2時頃は曇っていた空も、徐々に回復して良いコンディションでしたが、肝心の飛行機がやって来ない、、。



やっと飛んだ飛行機は、はるか彼方へ、、。



ターミナルに移動して、空港の様子を撮影。
夕日と富士山の風景がとっても印象的でした。



暗くなると良いデートスポットになります。
とても寒いので親密になれるチャンスです。


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蛯名騎手 JRA2000勝達成

2012年01月22日 | Horse Racing
蛯名正義騎手がJRA2000勝を達成しました。
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蛯名がJRA通算2000勝!史上3位の24年10カ月で達成(デイリースポーツ)
一発ツモだ。蛯名正義騎手(42)=美浦・フリー=が21日の中山2、3Rを連勝し、史上7人目、現役4人目のJRA通算2000勝(うちG1・18勝を含む重賞95勝)を達成した。デビュー24年10カ月での到達は武豊、横山典に続く史上3位のスピード記録。今年はすでに重賞2勝を挙げ、全国リーディング首位を独走中。勢いに乗って、鮮やかにメモリアルVを決めた。
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もともと競馬の騎手と言えば、武豊しか知らなかったのですが、競馬を見るようになって初めて知った騎手が蛯名騎手でした。思い切りの良い騎乗が玄人受けするらしく、わりと年配の方にファンが多いようです。
昨年、柴田善臣騎手が2000勝を達成しており、蛯名騎手はそれに続く2000勝達成で、最近のペースを考えると近いうちに柴田騎手を抜けそうな勢いです。また、同期の武豊騎手は早くから注目されたスター騎手ですが、蛯名騎手は90年代後半から地道に勝ち星を積み上げてきた晩成型の騎手のようで、現在の状況は明らかに立場が逆転しているように見えます。若手の有望騎手も多い中、ベテランの星としてこれからも頑張って欲しいです。

ちなみに、本屋にこんな本が置いてありました。
(写真)「これからの正義の話をしよう」



アメリカの大学教授も、蛯名正義騎手の今後の動向に注目しているようです。。。
(競馬ファンには「せいぎ」が「まさよし」に見えてしまいます。病気?)


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ダルビッシュ投手 レンジャーズ入団

2012年01月21日 | Baseball
MLBテキサスレンジャースに入団が決まったダルビッシュ投手の会見が行われました。

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【MLB】ダルビッシュ、レンジャーズ本拠地で入団会見(ISM)
テキサス・レンジャーズへの入団が決まったダルビッシュ有投手が20日、本拠地レンジャーズ・ボールパーク・イン・アーリントンで行われた入団会見に出席した。会見では背番号「11」と名前の入ったユニホームも披露したダルビッシュ。米国でのプレーについては「心配していない。異なる環境、リーグで様々な打者と対戦することを楽しみにしている」と通訳を介して話した。また、ダルビッシュは、先日テキサスを訪れた際、球団関係者が家族のように迎えてくれたことやチームの熱意がレンジャーズ入団を後押ししたことも明かした。
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今年は多くの日本人選手が大リーグに挑戦するということで、とても楽しみなシーズンになりそうです。特にダルビッシュは現在の日本人選手の中では抜群の評価を受けており、大リーガーを相手にどんなピッチングをするのか期待も膨らみます。
今までの日本人選手は「大リーグでプレーすること」を期待されて移籍していましたが、彼はそういうレベルではなく、ワールドシリーズ優勝の原動力と期待されているところが違います。会見では、やや素っ気無い返事が多かったようにも思います。言葉よりも自分のプレーで貢献したいとの想いの表れかもしれません。とにかく怪我なく一年間自分のプレーをすれば、結果は付いて来ると思いますので、思う存分力を発揮して欲しいものです。

ちなみに、テレビでコメントを求められた巨人の原監督が「日本男児、ここに有りという姿を見せて欲しい」とコメントしていましたが、何だか古臭い表現ですね。もう少し気の効いたコメントはできなかったのでしょうか。
イケメンのダルビッシュを見ていると「日本男児」のイメージが全く湧かないのですが、、。

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F1 地上波中継終了

2012年01月19日 | Sports
今年のF1は、BSで放送されることになりました。

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フジ、地上波でのF1中継取りやめ 放映権契約2年間延長(産経新聞)
フジテレビは19日、F1世界選手権の営業権を握るF1運営会社(FOM)との間で同シリーズのテレビ放映権契約を延長したと発表した。契約期間は2012、13年の2年。CS放送ではこれまで通りフリー走行から予選、決勝までの全セッションを生中継するが、地上波での中継は取りやめ、替わって予選と決勝の無料放送をBS放送で行う。
同社広報では地上波からBS放送への移行について「近年、BSの視聴可能世帯が増えてきたための措置」とするにとどめた。BSでの放送時間などは2月に発表される予定だが、「(深夜帯が多かった従来の)地上波よりは見やすい時間になる」(同)としている。
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フジテレビがF1中継の地上波放送を止めるという噂がありましたが、BS無料放送への移行ということで安心したファンも多いと思います。現在は、夜中に放送されている放送時間が前倒しになるし、CMの回数も減ると思いますので、以前よりは見易くなることは間違い無いでしょう。でもBS放送が見られない人にとっては、この対応でF1が遠い存在になってしまうかもしれません。
フジでF1中継が行われるようになったのは、鈴鹿での開催が始まった1987年頃だったと思います。それまでは、テレビ朝日のカーグラフィックTVという番組で、3分くらいのダイジェスト版でF1の結果を放送していました。毎回、それを楽しみにしていた記憶があります。
フジも地上波しか見れないファンのために、翌朝の番組の中でせめてダイジェスト版でもいいので放送するようにして欲しいですね。

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芥川賞 不機嫌な作家

2012年01月18日 | Book

久し振りに文学の話題です。

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芥川賞・田中慎弥さん、超不機嫌受賞「もらっといてやる」…4回落とされた恨み節全開(スポーツ報知) 第146回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が17日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は円城塔(えんじょう・とう)さん(39)の「道化師の蝶」(群像7月号)と田中慎弥さん(39)の「共喰い」(すばる10月号)に、直木賞は葉室麟(はむろ・りん)さん(60)の「蜩(ひぐらし)ノ記」(祥伝社)に決まった。
受賞の感想を求められた第一声で、田中さんは文壇最高峰の厳粛な空気を切り裂いた。「(米女優の)シャーリー・マクレーンが何度も落とされた後でアカデミー賞をもらった時に『私がもらって当然』と言ったそうですが、だいたいそういう感じ」。会見場は拍手喝采となった。もはやネタなのかマジなのか分からない。新芥川賞作家の不機嫌は続く。「4回も落とされた後なんで、ここらで断ってやるのが礼儀なんですけど、断ると都政が混乱しますので、東京都民のためにもらっといてやる」。(自分を評価しなかった)選考委員の石原慎太郎都知事をもコケにして笑いを誘った。
山口県下関市在住。下関中央工高卒業後、一度も仕事に就かず、母親と2人で暮らす実家で小説を書き続けた。過去4度、芥川賞候補となるも届かず。「もうこんなのやめましょうよ。政治家じゃないんだから」。約8分間、不機嫌を貫いた理由は、苦労してきた過去への自尊心だったのかもしれない。
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会見の内容を見ましたが、本当に不機嫌な感じがよく出ていて面白かったです。ここまで人前で不機嫌になれるというのは、なかなか図太い性格のようです。(すこしお酒が入っていたようですが)都知事兼選考委員に何回も落とされた恨みがあるようですが、それでも何度も候補になるくらいですから周りの評価は相当高いのでしょう。また会見で周りの人達がコメントに拍手したり笑っていたりしていたのを見ると、これは計算づくなのかもしれません。自分の知名度を上げるために狙ってやっていたとすれば、なかなかのパフォーマンスです。

この会見には賛否両論あると思いますが、少なくとも選考してくれた委員に対しては敬意を表すべきでしょう。これからプロの小説家としてやっていく上でのマナーだと思います。
正直、現在の彼の小説がどんなものか全く興味が無いし読みたいとも思わないのですが、今後秀逸な小説が出たら読む機会があるかもしれません。
その時は、パフォーマンスではなく、小説の中身が話題になって欲しいものです。

彼が成功して、芥川賞授賞時のこの姿を見せられて、恥しい気持ちにならなければ良いのですが、、。


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2012年 中山競馬初日

2012年01月15日 | Horse Racing
今年の中山競馬初日です。
自宅から1時間半ほど掛るため、中山競馬場へ行くのは以前は月に1回程度でしたが、最近は隔週ペースになっています。(それだけストレスが溜まっているということかも)
寒風吹く中、凍えながら見てきました。

競馬を楽しむようになって今年で5年目になりますが、相変わらず馬券の買い方が下手で、この日も残念な結果でした。
やればやるほど奥が深く、いろいろな情報に惑わされるので、今年は馬券の買い方に悩むことなく、シンプルに勝馬を当てることに集中したいですね。(それも難しいけれど)

写真は、パドック前にあるハイセイコー像。
朝と夕方では見え方が違います。競馬ファンの気分も、、、。



パドックを周回する馬の鼻息も荒い、、というより息が白い。とっても寒い朝でした。


スタンドの風景。寒いせいか競馬ファンの数も少なくてちょっと寂しい。
この日は波乱のレースが多かったせいか、聞こえてくるのはボヤキばかり、、、。そういう私も。

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Worst special effects in WW2 movie?

2012年01月13日 | Music & Movie

You Tubeに戦争映画で最悪の特撮映像というのがアップされてます。

Worst special effects in WW2 movie?

確かに墜落する飛行機の後方の風景が、絵であることがひと目で判ります。
影の位置がどう見てもおかしい、、。
まあビデオだから検証できるけれど、映画館で見たら気が付かないでしょうね。

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「若者層の自動車離れ」について考える

2012年01月11日 | Current news
「若者層の自動車離れ」について少し考えてみました。

Wikipediaには、若者層の車離れの要因についての記事があり、思うことを書いてみました。
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1.そもそもクルマを買えない(中古車や軽自動車も難しい)。
 1.若者層の購買力(所得)の低下。雇用の不安、給与の低下(低所得)など。
 2.クルマに金がかかりすぎる。高額な車両価格と維持費(自動車税・自賠責・任意保険料・燃料代・駐車料金など)の経済的な問題。

⇒経済学者が指摘する内容です。若者の購買力の無さ、維持費の高さを指摘して、興味があってもコストの高さを理由に買わないという人は多いと思います。しかし、昔の若者は今以上に買い難い状況(車が年収に匹敵するくらい高かった)でも、買っていたことを考えると、買えない理由を単純に経済力だけに求めるには疑問があります。

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2.クルマを買う理由がない。
 1.車以外の物の関心、必要性の高まりなど、趣味の多様化。
 2.鉄道・バスなどの公共交通機関が充実しているため車を買う必要性がない、などの地理的要因(都市部固有の要因)。
 3.車を所有・利用する上で、デメリットへの意識が大きくなった。特に交通事故の加害者になった際や、交通違反を犯した際に刑事・民事・行政で多大な責任を負うリスク(自動車運転過失致死傷罪、損害賠償、罰金・反則金の出費など)や交通取り締まりなど。
 4.競争・差異化意識が低下し、車の所有価値が低下。

⇒社会学者が指摘する内容です。車に関心が向かない理由として、必要性が無いというのは納得できる要因です。
但し、これは都市部と地方ではやや状況が違っているかもしれません。日常の脚として使っている地方在住者には車離れは実感できないでしょうね。あとは事故のリスクを意識するのも混雑した都市部の問題でしょう。
あとは車を所有するステータス性が無くなった事もあるかもしれません。「自慢の愛車」という言葉は死語になりました。

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 5.実用性・エコロジーに偏重した商品(エコカー・ミニバン・コンパクトカーなど)が増えた一方、走りの楽しさやスタイリングなど「自動車に乗ることを楽しむ」という自動車本来の魅力をセールスポイントとする車種(スポーツカー・スペシャリティカーなど)が非常に少なくなったこと。

⇒自動車評論家の意見です。これは車好きの人がよく指摘しますが、スポーツカーやスペシャリティカーが楽しいかと言われると、運転経験の浅い若者には判らないと思います。運転の楽しさは、いろいろな車に乗って比較してみて判るものだからです。初めて乗った車がスポーツカーで、室内が窮屈で、乗り降りが不便で、視界が悪くて危ない車と感じたら敬遠したくなると思います。自分が買う車というのは、自分のニーズに合っているかどうかがポイントなので、スポーツカーの減少が車離れに拍車をかけているとは思えない。

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 6.駐車場が近くにない(地方の集合住宅では、部屋数と同数(1部屋に1台分)の駐車場が確保されているうえ、料金も低額ないし家賃 に含まれる(実質無料の)場合も多いが、都市部では部屋数と同数の駐車場がない場合が多く、駐車場の確保に悩まされる)。

⇒駐車場は、都市部の問題です。これも若者に限った問題ではないので、要因ではありませんね。

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1.市場の縮小。
 1.単身・夫婦のみ世帯の増加。特に親と同居している独身者層の新車購入率の極端な低下。
 2.少子化社会に代表されるように、若者の絶対数が年々減少していること。
こうした要素が複雑に絡み合い、自身で車を所有・購入する必要性が薄れ、自動車を「所有しない」あるいは「所有できない」傾向が若年層でとりわけ目立つようになったとされる。

⇒少子化の問題は多少あるかもしれません。絶対数が少ないと、割合は同じでも購入する人が少なくなるのは自然なことです。これが最も納得できる要因のような気がします。


昔の若者の経験では、もうひとつ「下心を満足させる道具」としての車の価値が低下したことも挙げられると思います。
なぜ昔の若者が車を欲しがったかと言えば、良い車に乗っているカッコいい自分を見せたいという欲望と共に、女性と一緒にドライブに行きたいという欲望があったからです。だから車が売れた。現代の若者のように携帯電話やメールなどのコミュニケーションツールが無かった頃は、女性を誘う強力なツールが「車」だったわけで、しかも長い時間、一緒に居られる。それが昔の若者が無理をしてでも車を買っていた理由でした。(本物の車好きは、当時も少数派)
でも現代の若者には、そういう無理をしなくても携帯やメールでいつでも楽しめる。結局、下心を満足させるために高価な道具を使わなくても良くなったのが、若者の車離れの原因のひとつだと思います。
確かに今の時代の若者が羨ましいと思うことがあります。もし自分が今、若者だったら、スマホと自動車のどちらかを選べと言われたら、たぶん迷わずスマホでしょうね。

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本「荒野へ」

2012年01月07日 | Book
アラスカで消息を絶った青年を追ったノンフィクション。
著者は登山家であり、自身の経験と青年の関係者への取材から、この人物が何故アラスカの荒野を目指したかを推測する。軽装でアラスカの荒野に分け入った青年は、約4ヶ月間の孤独な生活の末餓死してしまう。彼が発見された時には、その危険な放浪生活を非難する人が多かったけれど、著者は自身の登山経験から、彼の荒野での生活は決して無謀ではなく、運が悪かったためと推測している。若者が車で暴走したり、酒を暴飲したり、危険な場所に立ち入ったりするのは、自分をそういう状況に置いて自分を試したいのであり、彼も自分の限界を試そうとした通過儀礼にすぎないと結論付けている。ただ彼には、予期しない事態に対応できる能力が欠けていたことが悲劇となってしまった。
この本はテレビ番組で紹介されていたので読んでみたが、いろいろ考えさせられることが多かった。
この若者が放浪していた時代は1990年代の初頭だが、現在のようにネットや携帯で手軽に情報を入手できる環境になかったことや(彼の連絡手段は手紙のみ)彼は決して奥深い荒野に入ったわけではなく、道からわずか数10kmしか離れていない場所で、自分の位置が判らず連絡手段が無く荒野に取り残されてしまったこと。自然は刻々と変化し、その状況判断を誤って命取りになってしまったことなど、自分が住んでいるこの国でも、状況次第では同じようになってしまう危険性もある。身近なところでは、毎年のように富士山での遭難事故が起きている。たとえ都市に近い山でも、連絡手段を失い自分の位置が判らなくなるとアラスカの荒野と同じ状況が起きる可能性がある。
この青年は、裕福で成績優秀な恵まれた環境にありながら、複雑な家庭の事情で放浪生活を始める。周りの目には好人物に見えた彼には、自分の生き方を厳格に定め、融通の効かない部分があり、他人の意見を受け入れない頑固さがあったようだ。関係者への取材による人物像の分析や、彼の足跡を追いながら自身の経験や同じように荒野で失踪した先人達の事例を挙げて、「なぜ荒野を目指すのか」を考察している。
この本の内容には賛否両論あるようですが、多くの教訓を含んだ好著だと思います。

自分も若い頃は、バイクでよく一人旅をしました。
心の中にいつも「荒野を目指したい」気持ちはあったのですが、歳を取ると共に萎えてしまいました。。。

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西武・中島選手 ヤンキース交渉決裂

2012年01月06日 | Baseball
大リーグ移籍に関して、西武・中島選手の交渉は上手くいかなかったようです。

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中島とヤンキースは交渉決裂、西武に残留(産経新聞)

米大リーグ、ヤンキースは5日、ポスティングシステム(入札制度)で独占交渉権を獲得した西武の中島裕之内野手(29)との交渉が合意に達しなかったと発表した。中島は西武残留となり、今季中に海外フリーエージェント(FA)の取得条件を満たす見込み。
1998年に創設された同制度で交渉権を得た球団との契約がまとまらなかったのは、2010年の岩隈久志投手とアスレチックスのケースに続き、今回で2度目。
ヤンキースのキャッシュマン・ゼネラルマネジャー(GM)は中島を控えと位置付けていることを公言。米メディアはヤンキースが好条件を提示しないと報じていた。キャッシュマンGMは「残念ながらヒロユキと契約合意できなかった。来るべきシーズンでの健闘を祈る」との談話を発表した。
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ポスティングでヤンキースの入札が判った時には喜んでいた中島選手でしたが、1ヵ月間の交渉は結局上手く行かなかったようです。
契約交渉にあたって、ヤンキースには大枚を叩いて獲得した日本人投手のトラウマがあることや、人工芝の球場でのプレーが多い日本人内野手のレベルの低さが気になるのかもしれません。
素人目から見てもジータやロドリゲスと比較すると、中島を内野のレギュラーとして契約するのは難しいような気がしていました。大リーグ挑戦の気持ちがあるのなら、一歩譲って控えでの契約でも良かったような気もします。高齢選手の多いヤンキースですから、故障した選手の代役としてチャンスを掴む機会はいくらでもあるように思いました。
まあ条件の内容がよく判らないので何とも言えないけれど、もしかすると「控え」に対する中島選手のプライドが許さなかったのかもしれませんね。
この結果、1年待ってFAで大リーグを目指すことになると思いますが、くれぐれも怪我には気を付けて欲しいですね。

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2012年初競馬 川崎競馬場

2012年01月03日 | Horse Racing
今年の運試しに、1月2日の川崎競馬に出掛けてみました。

正月ということもあって比較的交通量が少ないこともあり、知人の車で埼玉の自宅から約1時間半ほどで到着しました。
川崎競馬場は川崎市街地の中にあり、京急の駅からも近くて利便性も良さそうです。駐車場も市街地の中にある割には安くて(1日500円)、数人で乗って来ると負担も少なくて済みます。
馬場内側の駐車場から競馬場を見ると、余計な建物や障害物が無くて、広々とした雰囲気です。スタンドは、中山競馬場に似たタイプですが1/3くらいの大きさです。3つのスタンドが有り、その中で最も古いスタンドは閉鎖されて使っていないようでした。



写真は使用されている2つのスタンド。
右のスタンドはガラス張りで暖房完備。2階席には無料で座れます。この日は午前中は風も無くて絶好のコンディションでしたが、午後は強風で体感温度は氷点下のようでした。冬場のこの時期に、館内からレース観戦できるのは有難い、、。



JRAでお馴染みのターフビジョン。(川崎競馬では、ドリームビジョンという)
大きくて大変見易い画面です。JRAのターフビジョンはコースの内側にあるため、馬が向正面に行ってしまうと視界を遮ってしまい、無料席からはレースの状況を生で見ることができません。
川崎はコースの外側にあるため、生でも画面でもレースの状況を見ることができます。これは小回りの川崎競馬場のメリットのように思います。カメラワークも良くて状況が判り易いし、この点ではJRAよりも好印象でした。



パドックは、同じ地方競馬の大井競馬場と同じサイズですが、こちらの方が見易い感じです。



地方競馬には予想屋さんのコーナーがあります。これはJRAには無い仕組みです。



券売機はJRAと同じシステム。マークシートへ記入して馬券を買います。
この日は来場者が多かったせいか、券売機の前に行列が出来てかなり待たされました。



コースはダートのみ。コースに近いこともあって、凄い迫力。
スタート直後は元気一杯で我先にと走っていく馬達も、一周廻ってきた頃にはバテバテで、ゴール前ではあえぐ様に走って行きます。
この日のレース距離は1400m,1500m,1600mのみ。やや単調で変化に欠けるけれど、コースの大きさのせいで仕方ないかも。



同じ地方競馬の北海道のばんえい競馬の中継もやってました。
レースの合間に見てみましたが、これはとても面白いレースです。競走しているのに、馬がレースの途中で止まって休憩し、暫くしてまた歩き出します。突然ゴール前で止まってしまったり、坂を越えるのに難渋したり最後まで何が起こるか判らない。平地レースとは違う楽しみ方があるようなので、もし今の競馬に飽きたらばんえい競馬にもトライしてみたいです。



夕方は街の風景とのコントラストがとてもキレイ。



パドックも照明が入っていい感じになります。



夜は周りの建物が見えなくなって、馬場もドリームビジョンもより見易い感じ。



最後は新年の挨拶でお見送りでした。



結局、この日は1レースで的中しただけの惨憺たる結果でした。
地方競馬は、情報がJRAに比べて少ないため、出走頭数が少ない割には絞り込むのが難しいように思います。順当なレースは驚くほど配当が少なく、荒れたレースでは凄い配当になったりします。川崎競馬は内枠が有利らしく、内枠に有力馬やリーディング上位の騎手が居ると、そのまま決まってしまう傾向があるようです。またオッズの変化も激しいので、レース後には悲しい配当になっていたこともありました。
地方競馬もなかなか奥が深いので、競馬新聞でよく研究するのと、当日の傾向や気配をよく読むことが必要だと思います。

初めての川崎競馬でしたが、予想に反してなかなかの好印象でした。
また季節が良くなったら、ナイター競馬を見に行きたいと思います。









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