QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

デジタルタコグラフ

2005年01月12日 17時13分36秒 | Weblog
私は、小さな運送会社を経営しています。
もちろん、トラックには無線機はついていません。ハイ

昨年の11月から市と協力し環境問題に取り組んでいます。
運送会社での環境と言えば、トラックからでる排気ガスです。
現在販売されているトラックは、厳しい排ガス規制をクリアーしたトラックですのでこれについて、我々はどうする事もできませんが、今取り組んでいるのはドライバーの運転の方法です。
ドライバーが環境を考えてトラックを走らせればより効果があるのでは無いかと考え、それを数字に表すことが出来るデジタルタコグラフを2台のトラックに装着し実験に参加しています。

このタコグラフは、スピードオーバー・急発進・急ブレーキ・アドリング・エンジンの回転数などをセンサーで読み取りそのドライバーの運転実態が分刻みでグラフと数字で出てきます。
また、設定を変えれば、スピードオーバー・急発進・急ブレーキ・アドリング・エンジンの回転数などが規定を超えれば音声で注意してくれます。

始めの2週間は、音声なしで運行し、そのドライバーの運転実態を把握します。
また、燃費も計算します。
次の2週間は、音声を入れ規定を超えれば注意をするように設定し運行しこの2つのデータを比べるというものです。

結果は、まだ出ていませんが、お察しのとおりの結果が出るのは明白です。

正直言って、このデータを見るとドライバーの運転実態が手にとるようにわかり環境問題も当然ですが、安全運転にも役にたつ事がわかりました。

このデジタルタコグラフは、高いですが市販されていますので今後は、多くのトラックがこのデジタルタコグラフを装着して運行される事でしょう。

自分のトラックの運転席がお城という時代が無くなり、自分のトラックに管理される時代が来るでしょう。



取材を受けました。

2005年01月12日 16時39分15秒 | アマチュア無線
昨日、奈良にあるコミュニティーFM局「ならどっとFM」から電話で取材を受けました。
お題が「アマチュア無線の非常通信について」と難しいお題でしたので返答に困りました。
私の思うところを述べましたがどのように受け止められたか心配です。

私にターゲットを当てたのは、このFM局にアマチュア無線家の方がおられて偶然JARL NEWSで大阪府支部の
防災訓練の記事を見られたのが原因のようです。

私自身、実際に災害が起こった時アマチュア無線が役立つか??だからです。
支部長が何を言ってるかとお叱りを受けそうですが・・・。

阪神大震災の時は、各メーカーから寄与頂いたトランシーバーを避難所に設置しまたレピーターを移設してすばやく通信の確保を行いましたが、あれから10年経っています。
行政もそれを教訓により早い対応をされることでしょう。
また、震災の時は、一部のアマチュア無線家の「よき社会人」らしからぬ行動もあったようです。

今は、東海・東南海地震を想定してますが、実際にそれが起こった時、私はすばやい行動を起こせるか心配です。

その時は、池田にあるJA3RLが中心的な役割を果たすことになるでしょうが・・・
アマチュア無線は必要ありませんと言われるのが怖いです。
これは、日本だけかもしれませんが・・・