縄文土器に描かれる網目模様は、二種類の施文具を使って施文されています。土器の表面にこの施文具を押さえ、あるいは回転させて施文します。この時に異変が起っています。施文具とは違う別の新しい形が生じています。さらに気ずくことは、新しく生まれた文様は連続していることです。
A・新しい形の誕生
B・連続する文様
縄文土器の網目模様に、二つの現象を読み取ることができます。この二つの現象に注目していただきたいと思います。
一口メモ
安田良憲先生の世界の温暖化は500年早く環太平洋から始まったという事、日本の縄文人は環太平洋から来た事、当時日本の縄文文明は世界の黄金時代として輝きを放っていたといたといいます。日本人のアイディンティティは縄文にあり、そういう意味でも縄文の復活をしなければと思います。