昨年の6月にガイドクラブで三室山頂上から県境尾根を大通峠まで整備して上部の笹原を刈りこんで歩きやすくしたのですが、鳥取県から「鳥取県側の笹を刈っている」とクレームが入って、近いうちに立ち合いで検証することになったようです。今日はどのあたりが鳥取県側を通っているか調べることもあり単独で歩いてきました。
三室山登山口駐車場は伐採した木材の土場になっていました(登山者用は左側に設けてありましたが)
林道を歩き正規の夏道を登ります
大岩庭園を過ぎて鎖場を登り
旧パラグライダーの基地からは千種スキー場、ダルガ峰、右に天児屋山
千種の町並みと日名倉山、後山方面も見えています
竹呂山分岐を過ぎれば
三室山頂上。11時10分(誰もいません、途中下山する単独男性とすれ違いましたが)
11時30分大通峠へ下ります。頂上から高度差170mほど下った(倒木のモニュメント)付近までは80%ほど鳥取県側を通っていますが昨年から今年にかけて大勢の登山者が歩いたのでしょう、さらにはっきりした道になっています
それより下は県境の真上か兵庫県側を通っているので問題なし!
新緑がきれい!
頂上から65分で大通峠に下山
ここから林道と別れて作業道コースを下ります
作業道コース
ヤブウツギ
ヤブデマリ
ミズキ
地籍調査で残されたテープ
山に行く度に思うことですが数年前から「地籍調査」やらで林道や山中に測量用のテープがあちこちに付けられ、杭を打って測量が終わっても大量のテープをそのまま残したままにしてあり、山や林道がとても汚いです。その上、このテープを登山用テープと間違って辿り道に迷った遭難事故も2件ほど起こっております。地籍調査は市町村の作業らしいのですが、片方で「自然を大切に!ごみを捨てないで!」もう片方はこんな状態です。終わったらテープの片づけまできちんとやるようにお願いしたいものです。