月末からちょっと遠出を計画していましたが天気がいまいちで・・・(雨だったら観光でも)と思ったのですが遠くまで行って山に登れないのはちょっと淋しいし、かと言って雨の中を登るほどの元気もないし・・・結局、日程を短縮して大峰山系の「釈迦ガ岳」に行って来ました。
国道168号線「谷瀬ノ吊橋」手前から林道(不動木屋谷線)に入り曲がりくねった細い道を25km(?)ほど深い谷底と落石にビビリながら走ること50分やっと登山口に着きました。綺麗な水洗トイレがあるのにびっくり!先客の軽自動車が一台駐車している。9時45分出発。
コースは良く踏まれ歩き易い。少し登るとだんだんガスが出てきた。
ガスがだんだん濃くなり急にあられ交じりの雨が降ったりしてやっぱりここも天気は不安定だ(予報は晴れ時々曇りだったのに)
途中で雨具を着けたり脱いだり時間を取られ下北山村(前鬼口)コースの分岐に12時ちょうどに着いた。この直ぐ下で先客の軽自動車の女性に会った小野市から単独で来られたという、彼女が言うには『頂上で「般若心経」を唱えたら一瞬ガスが晴れてまわりが明るくなった』と。
12時15分標高1800mの頂上に着いた。「一等三角点の頂上からは360度の大パノラマ・・・」のはずだったのに(^_^;)ガスで眺望は全くなし。般若心経も始めのところしか知らないし・・・
頂上で昼食後下山を始めたらガスが少し晴れてきて周りの景色が見えてきた。緑の笹原に生えるブナやモミや白骨木が映えて、とてもきれいだ。
花が終わった「バイケイソウ」があちらこちらに。
下るに従い天気は良くなり笹原を走る鹿の群れに何度も会う。ここも宍粟と同じ鹿の食害が進んでいるようでちょっと心配。
14時30分登山口に帰って来ました。天気が悪かったせいもあってそれほど暑くない山行でした、機会があれば天気のいい日に再度登ってみたい山です。(赤い車は下山中に出会った親子)