中小企業のための「社員が辞めない」会社作り

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驚異的な数字!

2013年05月11日 | コンサルティング

 放送回数2,300回以上、放送年数44年(2013年現在)、平均視聴率20パーセント前後。
 この数字、何の番組のものかおわかりですか?
 答えは、あの国民的アニメ、「サザエさん」です。
 今、この瞬間に、「お魚くわえたどら猫 追っかけて~♪」のメロディが浮かんできた方もきっとたくさんいらっしゃることでしょう。

 仕事で桜新町に行ってきました。桜新町の駅前には、サザエさんファミリーの像があります。いつもは急ぎ足で通り過ぎてしまうのですが、今回はじっくり対面をすることができ、何だか旧知の知り合い、友だちにあったようなとても懐かしい気持ちになりました。
 視聴率からすると、日曜日の夕方6時半には5人に一人は番組を見ていることになります。サザエさんファミリーは多くの私たちにとって、昔からちょくちょく会っている隣人、親戚のような親しみを感じる存在なのではないでしょうか。
 
 番組の内容自体は、季節に合わせたものなどが中心で、特別な展開がそうそうあるわけではないように思います。でもやっぱり見たくなる。これを見ないと新しい週を迎えられないような気持ちなる。・・・なぜでしょうか?

 理由はそれぞれにあるのでしょう。一つには、日常の中で誰にも「これってあるよね」というテーマだからかも知れませんし、やっぱり決まったスタイルへの安心感なのかもしれませんね。

  私たちの日常も同じ。毎日、地味で平凡かもしれないけれども、着実に歩みを進め続ける。
そうした日々の積み重ねがいつしか自分のスタイルとなり、それがだんだん周りにも定着していく。

 「やっぱりこれが大事。」サザエさんファミリーと向き合いながら、あらためてそんなことを感じました。

 ところで、子どもの頃はサザエさんの終わりのテーマソングが聞こえてくると、「ああ、お休みが終わっちゃう」と悲しい気分になったものですが、実は今もそれが・・・。
 皆さんはいかがですか?