小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

八百長騒動-1

2011-02-04 22:50:35 | メモ
 暗い報道が多い。
自然界では,日本海側から北日本の豪雪と,太平洋側の過乾燥。
九州では新燃岳の火山活動。
ようやく牛が収まったら,鳥インフルエンザと人の新型インフルエンザの流行。
黄砂に霞んで外からはよく見えなくなった国会議事堂に.・・・

 またか。
相撲界では暴力団がらみの野球賭博が,八百長相撲に発展した。
いや,何度も週刊誌に叩かれ,
「私がその証拠です」
との発言もうやむやにされ,瘡蓋に覆われた膿が出てきただけなのか。

 復元されたメールから,疑わしい物が46通見つかったという。
次は,実況中継かと思いきや・・・

 復元された「証拠」46通 《産経;2月4日(金)》

 まばらな観客が見つめる土俵の上に,ゆっくりと2人の力士が上った。
平成22年5月11日夕刻,東京・両国国技館。
十両の清瀬海と春日錦は厳しい表情で仕切り線に拳をついた。
立ち会い。
両者はバチンと音がするほど激しくぶつかった。

 「立ち会いで強く当たってあとは流れでお願いします」
 清瀬海が左を差して攻め立てる。
春日錦は土俵際まで一気に押し込まれた。
だが,春日錦はなんとか踏みとどまる。

 「了解いたしました。少しは踏ん張るよ
 その瞬間。清瀬海が上手投げを放つ。
ゴロン,と土俵に転がる春日錦。
悔しさをにじませるように,少し首をかしげながら立ち上がった春日錦は,
一瞬,清瀬海と目を合わせた。
 うまくいった・・・。

 前日夕刻,2人が
「立ち会いで強く・・・」
「了解いたしました・・・」
とメールで打ち合わせた通りの内容で取組は終わった。

 同じ場所の千秋楽。
再び清瀬海から春日錦にメールが送られた。
 「来場所のことですがもらえるならくれませんか?
ダメなら20万は返していただきたい」
 
 次回の取組への“予約”だった。

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