TBSラジオ「Fine!!」 4/30(土) 4:10頃~4:30頃 オンエア
番組サイトは → ここ
池 シンガーソングライターで俳優の中川晃教さんです、おはようございます。
あ ♪Good Morning~♪Good Morning~♪おはようございます~♪なかがわあきのりです~(いきなりの歌)
池 ありがとうございます!いま風が吹き抜けましたよ!
あ 初めましてですね、よろしくお願いします。
池 今はGWですけどお忙しいですか?
あ ありがたいことに… ミュージカルの本番中で、東京公演を終えて名古屋や大阪に行く間です。いろんな景色をみたり、逆に普段より外に出る機会もあるので気持ちがいいですね。
池 どちらかというとおうち好きなんですか?
あ おうちの窓から庭の季節の花を見たり、「あ、枯れてる、水あげなくちゃ」とお水あげたりするのが好きなんです。おうち派です。
池 さわやか青年ですね!今日着てらっしゃる白のワイシャツにも赤いハートが付いてるし、手首に巻いているのは…
あ ちょっと赤が欲しかったので(チーフを)巻いてみました。
池 もし一週間お休みがあったらどこに行きたいですか?
あ …行けないけれどマチュピチュに行きたいですね。あと国立博物館に行って世界一周した気分になるとか。身近なところだと、山とか海とか自然のあるところに行きたいですね。
池 月の音とか、水の音とか、中川さんには聞こえるんじゃないかと思って。そんなアルバムの曲のお話も後ほど伺いますね。
(池田さんによるプロフィール紹介)
池 実は「グランドホテル」GREENの東京千穐楽を観たんです。
あ わ、ありがとうございます!ベルリンのホテルを舞台にした作品です。出演者全員が主役の群像劇で、それぞれの人物がホテルの中で運命が変わったり変わらなかったり、出逢えて楽しい作品です。
池 演じているオットー・クリンゲラインという役はかなり難しい役ですよね。
あ 彼の台詞の中で「人生は人と共にある」というのがあります。生きる意味を探してホテルにやってくるんですが、人生は建物の外にもある、誰かと共にある人生かもしれない、さりげない言葉の中に哲学があるんですよね。お客様も毎日超満員です。今回イギリスから来た演出家が31歳で若いんですが、音楽と芝居を「合わせていく」のが普通なのに、彼はあえて音楽と芝居を拮抗させるんですよ。お互い走り始めたら突っ走る感じで。すごく貴重な経験でした。毎回細かいタイミングが全部違います。
池 でも出演中にハプニングがあったって聞きましたよ?
あ 眼鏡を忘れました…(めぐみさんSっ気がありますねとなんか嬉しそう)汗をかいて眼鏡がお皿になるんだけど、袖で眼鏡をはずして汗をパッと拭いたらそのまま掛け忘れて。一番最後のシーンでステージに出て、客席を向いたときに「なんか涼しいなぁ」って… そこで、目が見えないはずだから先を探ろうとする行動を取ろうかと思ったけど、「違う!心の目が見えている!」とごまかさずに演じ切りました。
池 演じきったんですねー。プロですよねー。
あ よくあるんです、オケピに落ちたりとか。舞台はやはり魔物がいるっていいますよね。毎回違うし踊りも歌もあるのでいろんなことが起こりますが、それが今日この瞬間限りの生ものというのをお届けできるのが一番の魅力です。
(アルバム発売の話題に移ります)
池 10年ぶりのスタジオアルバムだと、思いがギュッと詰まってますね。
あ 「思い」が「重い」になるぐらい詰まっています。僕は「昭和」なんだけど、仕事する周りや客席が平成の子たちになってくると、いい意味で「自分は昭和だな」と思うんですよね。さまざまな経験をしていく中で、音楽が柱になっているのを感じます。なかなかリリース活動ができなくても新曲はライブのたびに発表してたんですが、そうやって書き溜めたものが詰まってます。
池 1曲1曲のアプローチが違っていて、温かい曲もあればセクシーな曲もありますね。曲作りはどうやってますか?
あ 詩と曲が同時に進めて書いています。歌うことは生きることだと思っていて、その瞬間に自分自身が切り取って産まれてくる言葉やメロディは、最高のマリアージュだと思うんですよ。そういうのを大切にしたいと考えています。(「そして僕は魚になる」のエピソード)
池 アーティストとして自分自身を投影した曲もあるだろうと思いますが、主人公を作りだしていった曲もありますか?
あ そうですね… でも今回のアルバムでテーマにしたのは、僕に興味を持ってくれた入り口はひとつじゃないということ。歌から入ってくれた人もいるだろうし、ミュージカルやダンスから入っている人、デビューのときの印象を追いかけている人もいるだろうし。今回のアルバムは、誰が聴いても必ずどれかが好きと思ってもらえるように選曲しました。だからバラエティに富んでいるし、マイクも使い分けています。
池 ボーナストラックの「Can't take my eyes off you」は中川さんにとって大切な1曲になりますね。
あ 歌稽古が始まっています。原語は英語ですが、今回は英語の歌詞も日本語の歌詞も入ります。稽古でそれを検証していくのを始めていますが、やっぱり名曲だな~と思えるし、その中で「Can't take my eyes off you」は誰もが口ずさめますよね。
池 一度この曲を300人で歌う機会がありましたが、みんなが歌いたいと思う曲ですよね。今は歌えないけど…
あ ♪I Love You Baby~(一緒にどうですか~と歌い出す。池田さん困惑するも「本物だ~!」と感涙)
(オーディションの話。フランキーヴァリだけ本国の審査があったこと、第三の声のこと)
あ この曲をアルバムに入れたのは、マストでもありました。ハイトーンヴォイスを出すためには、トワングという発声方法を習得する必要がありました。オペラとは違う発声でマイクを通しても2000人の客席に届けることが求められます。ロングラン公演をこなすためにそのような発声方法を用いていますが、テクニックだけではなく「心」が必要なので、これからそのせめぎあいが始まります。
(グランドホテル大阪公演からジャージーボーイズの告知)
あ 「ジャージーボーイズ」はミュージカル界の若手のホープからベテランの方々まで出演し、かなり公演回数も多いですが、自分だけシングルキャストです。
池 体調管理が大変になりますが、どうされてますか?
あ ルーティーンになりますが、水泳を続けています。最近はご飯食べるのも楽しくなってきて…「まげわっぱ」って知ってます?秋田のお弁当箱。あれでご飯食べるとめちゃくちゃ美味しいですよ!まずお米が違う!買った海苔巻きを入れて持ち運ぶだけで、さらに美味しくなるんです。お米が、蒸れすぎずしっとりとしてお米の粒が立っているっていう… まげわっぱでお弁当を持ってどっかに行くのが楽しみです。(この部分かなりの力説)
(ビルボードの告知、サントリーホールの告知。銀英伝コンサのとき以来シティフィルさんと共演すること。ラストは「Miracle of love」でした)
以上です。
朝早い放送で、収録だった模様ですが軽快なお喋りでした。本番中のハプニングや最近のマイブームのお話も、パーソナリティの方が上手く引き出してくれて楽しい放送でした。
今日明日とラジオ出演が相次ぎ情報が整理しきれてませんが、聴ける機会のある方は私の拙いレポでは取りこぼしている部分もありますので、ぜひ聴いてくださいね。あっきー公式さん&ツイッターさんでチェキラ!
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池 シンガーソングライターで俳優の中川晃教さんです、おはようございます。
あ ♪Good Morning~♪Good Morning~♪おはようございます~♪なかがわあきのりです~(いきなりの歌)
池 ありがとうございます!いま風が吹き抜けましたよ!
あ 初めましてですね、よろしくお願いします。
池 今はGWですけどお忙しいですか?
あ ありがたいことに… ミュージカルの本番中で、東京公演を終えて名古屋や大阪に行く間です。いろんな景色をみたり、逆に普段より外に出る機会もあるので気持ちがいいですね。
池 どちらかというとおうち好きなんですか?
あ おうちの窓から庭の季節の花を見たり、「あ、枯れてる、水あげなくちゃ」とお水あげたりするのが好きなんです。おうち派です。
池 さわやか青年ですね!今日着てらっしゃる白のワイシャツにも赤いハートが付いてるし、手首に巻いているのは…
あ ちょっと赤が欲しかったので(チーフを)巻いてみました。
池 もし一週間お休みがあったらどこに行きたいですか?
あ …行けないけれどマチュピチュに行きたいですね。あと国立博物館に行って世界一周した気分になるとか。身近なところだと、山とか海とか自然のあるところに行きたいですね。
池 月の音とか、水の音とか、中川さんには聞こえるんじゃないかと思って。そんなアルバムの曲のお話も後ほど伺いますね。
(池田さんによるプロフィール紹介)
池 実は「グランドホテル」GREENの東京千穐楽を観たんです。
あ わ、ありがとうございます!ベルリンのホテルを舞台にした作品です。出演者全員が主役の群像劇で、それぞれの人物がホテルの中で運命が変わったり変わらなかったり、出逢えて楽しい作品です。
池 演じているオットー・クリンゲラインという役はかなり難しい役ですよね。
あ 彼の台詞の中で「人生は人と共にある」というのがあります。生きる意味を探してホテルにやってくるんですが、人生は建物の外にもある、誰かと共にある人生かもしれない、さりげない言葉の中に哲学があるんですよね。お客様も毎日超満員です。今回イギリスから来た演出家が31歳で若いんですが、音楽と芝居を「合わせていく」のが普通なのに、彼はあえて音楽と芝居を拮抗させるんですよ。お互い走り始めたら突っ走る感じで。すごく貴重な経験でした。毎回細かいタイミングが全部違います。
池 でも出演中にハプニングがあったって聞きましたよ?
あ 眼鏡を忘れました…(めぐみさんSっ気がありますねとなんか嬉しそう)汗をかいて眼鏡がお皿になるんだけど、袖で眼鏡をはずして汗をパッと拭いたらそのまま掛け忘れて。一番最後のシーンでステージに出て、客席を向いたときに「なんか涼しいなぁ」って… そこで、目が見えないはずだから先を探ろうとする行動を取ろうかと思ったけど、「違う!心の目が見えている!」とごまかさずに演じ切りました。
池 演じきったんですねー。プロですよねー。
あ よくあるんです、オケピに落ちたりとか。舞台はやはり魔物がいるっていいますよね。毎回違うし踊りも歌もあるのでいろんなことが起こりますが、それが今日この瞬間限りの生ものというのをお届けできるのが一番の魅力です。
(アルバム発売の話題に移ります)
池 10年ぶりのスタジオアルバムだと、思いがギュッと詰まってますね。
あ 「思い」が「重い」になるぐらい詰まっています。僕は「昭和」なんだけど、仕事する周りや客席が平成の子たちになってくると、いい意味で「自分は昭和だな」と思うんですよね。さまざまな経験をしていく中で、音楽が柱になっているのを感じます。なかなかリリース活動ができなくても新曲はライブのたびに発表してたんですが、そうやって書き溜めたものが詰まってます。
池 1曲1曲のアプローチが違っていて、温かい曲もあればセクシーな曲もありますね。曲作りはどうやってますか?
あ 詩と曲が同時に進めて書いています。歌うことは生きることだと思っていて、その瞬間に自分自身が切り取って産まれてくる言葉やメロディは、最高のマリアージュだと思うんですよ。そういうのを大切にしたいと考えています。(「そして僕は魚になる」のエピソード)
池 アーティストとして自分自身を投影した曲もあるだろうと思いますが、主人公を作りだしていった曲もありますか?
あ そうですね… でも今回のアルバムでテーマにしたのは、僕に興味を持ってくれた入り口はひとつじゃないということ。歌から入ってくれた人もいるだろうし、ミュージカルやダンスから入っている人、デビューのときの印象を追いかけている人もいるだろうし。今回のアルバムは、誰が聴いても必ずどれかが好きと思ってもらえるように選曲しました。だからバラエティに富んでいるし、マイクも使い分けています。
池 ボーナストラックの「Can't take my eyes off you」は中川さんにとって大切な1曲になりますね。
あ 歌稽古が始まっています。原語は英語ですが、今回は英語の歌詞も日本語の歌詞も入ります。稽古でそれを検証していくのを始めていますが、やっぱり名曲だな~と思えるし、その中で「Can't take my eyes off you」は誰もが口ずさめますよね。
池 一度この曲を300人で歌う機会がありましたが、みんなが歌いたいと思う曲ですよね。今は歌えないけど…
あ ♪I Love You Baby~(一緒にどうですか~と歌い出す。池田さん困惑するも「本物だ~!」と感涙)
(オーディションの話。フランキーヴァリだけ本国の審査があったこと、第三の声のこと)
あ この曲をアルバムに入れたのは、マストでもありました。ハイトーンヴォイスを出すためには、トワングという発声方法を習得する必要がありました。オペラとは違う発声でマイクを通しても2000人の客席に届けることが求められます。ロングラン公演をこなすためにそのような発声方法を用いていますが、テクニックだけではなく「心」が必要なので、これからそのせめぎあいが始まります。
(グランドホテル大阪公演からジャージーボーイズの告知)
あ 「ジャージーボーイズ」はミュージカル界の若手のホープからベテランの方々まで出演し、かなり公演回数も多いですが、自分だけシングルキャストです。
池 体調管理が大変になりますが、どうされてますか?
あ ルーティーンになりますが、水泳を続けています。最近はご飯食べるのも楽しくなってきて…「まげわっぱ」って知ってます?秋田のお弁当箱。あれでご飯食べるとめちゃくちゃ美味しいですよ!まずお米が違う!買った海苔巻きを入れて持ち運ぶだけで、さらに美味しくなるんです。お米が、蒸れすぎずしっとりとしてお米の粒が立っているっていう… まげわっぱでお弁当を持ってどっかに行くのが楽しみです。(この部分かなりの力説)
(ビルボードの告知、サントリーホールの告知。銀英伝コンサのとき以来シティフィルさんと共演すること。ラストは「Miracle of love」でした)
以上です。
朝早い放送で、収録だった模様ですが軽快なお喋りでした。本番中のハプニングや最近のマイブームのお話も、パーソナリティの方が上手く引き出してくれて楽しい放送でした。
今日明日とラジオ出演が相次ぎ情報が整理しきれてませんが、聴ける機会のある方は私の拙いレポでは取りこぼしている部分もありますので、ぜひ聴いてくださいね。あっきー公式さん&ツイッターさんでチェキラ!