それはまた別のお話

観劇とか映画とかの感想文を少しずつ

TBSラジオ「Fine!!」 4/30 オンエア

2016-04-30 | ライブ
TBSラジオ「Fine!!」 4/30(土) 4:10頃~4:30頃 オンエア

番組サイトは → ここ


池 シンガーソングライターで俳優の中川晃教さんです、おはようございます。

あ ♪Good Morning~♪Good Morning~♪おはようございます~♪なかがわあきのりです~(いきなりの歌)

池 ありがとうございます!いま風が吹き抜けましたよ!

あ 初めましてですね、よろしくお願いします。

池 今はGWですけどお忙しいですか?

あ ありがたいことに… ミュージカルの本番中で、東京公演を終えて名古屋や大阪に行く間です。いろんな景色をみたり、逆に普段より外に出る機会もあるので気持ちがいいですね。

池 どちらかというとおうち好きなんですか?

あ おうちの窓から庭の季節の花を見たり、「あ、枯れてる、水あげなくちゃ」とお水あげたりするのが好きなんです。おうち派です。

池 さわやか青年ですね!今日着てらっしゃる白のワイシャツにも赤いハートが付いてるし、手首に巻いているのは…

あ ちょっと赤が欲しかったので(チーフを)巻いてみました。

池 もし一週間お休みがあったらどこに行きたいですか?

あ …行けないけれどマチュピチュに行きたいですね。あと国立博物館に行って世界一周した気分になるとか。身近なところだと、山とか海とか自然のあるところに行きたいですね。

池 月の音とか、水の音とか、中川さんには聞こえるんじゃないかと思って。そんなアルバムの曲のお話も後ほど伺いますね。

(池田さんによるプロフィール紹介)

池 実は「グランドホテル」GREENの東京千穐楽を観たんです。

あ わ、ありがとうございます!ベルリンのホテルを舞台にした作品です。出演者全員が主役の群像劇で、それぞれの人物がホテルの中で運命が変わったり変わらなかったり、出逢えて楽しい作品です。

池 演じているオットー・クリンゲラインという役はかなり難しい役ですよね。

あ 彼の台詞の中で「人生は人と共にある」というのがあります。生きる意味を探してホテルにやってくるんですが、人生は建物の外にもある、誰かと共にある人生かもしれない、さりげない言葉の中に哲学があるんですよね。お客様も毎日超満員です。今回イギリスから来た演出家が31歳で若いんですが、音楽と芝居を「合わせていく」のが普通なのに、彼はあえて音楽と芝居を拮抗させるんですよ。お互い走り始めたら突っ走る感じで。すごく貴重な経験でした。毎回細かいタイミングが全部違います。

池 でも出演中にハプニングがあったって聞きましたよ?

あ 眼鏡を忘れました…(めぐみさんSっ気がありますねとなんか嬉しそう)汗をかいて眼鏡がお皿になるんだけど、袖で眼鏡をはずして汗をパッと拭いたらそのまま掛け忘れて。一番最後のシーンでステージに出て、客席を向いたときに「なんか涼しいなぁ」って… そこで、目が見えないはずだから先を探ろうとする行動を取ろうかと思ったけど、「違う!心の目が見えている!」とごまかさずに演じ切りました。

池 演じきったんですねー。プロですよねー。

あ よくあるんです、オケピに落ちたりとか。舞台はやはり魔物がいるっていいますよね。毎回違うし踊りも歌もあるのでいろんなことが起こりますが、それが今日この瞬間限りの生ものというのをお届けできるのが一番の魅力です。

(アルバム発売の話題に移ります)

池 10年ぶりのスタジオアルバムだと、思いがギュッと詰まってますね。

あ 「思い」が「重い」になるぐらい詰まっています。僕は「昭和」なんだけど、仕事する周りや客席が平成の子たちになってくると、いい意味で「自分は昭和だな」と思うんですよね。さまざまな経験をしていく中で、音楽が柱になっているのを感じます。なかなかリリース活動ができなくても新曲はライブのたびに発表してたんですが、そうやって書き溜めたものが詰まってます。

池 1曲1曲のアプローチが違っていて、温かい曲もあればセクシーな曲もありますね。曲作りはどうやってますか?

あ 詩と曲が同時に進めて書いています。歌うことは生きることだと思っていて、その瞬間に自分自身が切り取って産まれてくる言葉やメロディは、最高のマリアージュだと思うんですよ。そういうのを大切にしたいと考えています。(「そして僕は魚になる」のエピソード)

池 アーティストとして自分自身を投影した曲もあるだろうと思いますが、主人公を作りだしていった曲もありますか?

あ そうですね… でも今回のアルバムでテーマにしたのは、僕に興味を持ってくれた入り口はひとつじゃないということ。歌から入ってくれた人もいるだろうし、ミュージカルやダンスから入っている人、デビューのときの印象を追いかけている人もいるだろうし。今回のアルバムは、誰が聴いても必ずどれかが好きと思ってもらえるように選曲しました。だからバラエティに富んでいるし、マイクも使い分けています。

池 ボーナストラックの「Can't take my eyes off you」は中川さんにとって大切な1曲になりますね。

あ 歌稽古が始まっています。原語は英語ですが、今回は英語の歌詞も日本語の歌詞も入ります。稽古でそれを検証していくのを始めていますが、やっぱり名曲だな~と思えるし、その中で「Can't take my eyes off you」は誰もが口ずさめますよね。

池 一度この曲を300人で歌う機会がありましたが、みんなが歌いたいと思う曲ですよね。今は歌えないけど…

あ ♪I Love You Baby~(一緒にどうですか~と歌い出す。池田さん困惑するも「本物だ~!」と感涙)

(オーディションの話。フランキーヴァリだけ本国の審査があったこと、第三の声のこと)

あ この曲をアルバムに入れたのは、マストでもありました。ハイトーンヴォイスを出すためには、トワングという発声方法を習得する必要がありました。オペラとは違う発声でマイクを通しても2000人の客席に届けることが求められます。ロングラン公演をこなすためにそのような発声方法を用いていますが、テクニックだけではなく「心」が必要なので、これからそのせめぎあいが始まります。

(グランドホテル大阪公演からジャージーボーイズの告知)

あ 「ジャージーボーイズ」はミュージカル界の若手のホープからベテランの方々まで出演し、かなり公演回数も多いですが、自分だけシングルキャストです。

池 体調管理が大変になりますが、どうされてますか?

あ ルーティーンになりますが、水泳を続けています。最近はご飯食べるのも楽しくなってきて…「まげわっぱ」って知ってます?秋田のお弁当箱。あれでご飯食べるとめちゃくちゃ美味しいですよ!まずお米が違う!買った海苔巻きを入れて持ち運ぶだけで、さらに美味しくなるんです。お米が、蒸れすぎずしっとりとしてお米の粒が立っているっていう… まげわっぱでお弁当を持ってどっかに行くのが楽しみです。(この部分かなりの力説)

(ビルボードの告知、サントリーホールの告知。銀英伝コンサのとき以来シティフィルさんと共演すること。ラストは「Miracle of love」でした)


以上です。
朝早い放送で、収録だった模様ですが軽快なお喋りでした。本番中のハプニングや最近のマイブームのお話も、パーソナリティの方が上手く引き出してくれて楽しい放送でした。
今日明日とラジオ出演が相次ぎ情報が整理しきれてませんが、聴ける機会のある方は私の拙いレポでは取りこぼしている部分もありますので、ぜひ聴いてくださいね。あっきー公式さん&ツイッターさんでチェキラ!
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MBSラジオ「ありがとう浜村淳です」 4/29(金) 10:00オンエア

2016-04-29 | ライブ
MBSラジオ「ありがとう浜村淳です」 4/29(金) 10:00頃~10:15 オンエア

番組サイトは → ここ


浜 梅芸で舞台をたびたび拝見しています。
  「グランドホテル」について、「一度観たらもう一度観たくなるように紹介してください」というメッセージも来てますよ。

あ …プレッシャーですね。

浜 歌の世界に入ったきっかけは?

あ 2001年のテレビドラマの主題歌を歌わせていただいたのがきっかけです。両親の影響で、母は古賀政男先生の門下生で歌を歌っていたり、父は趣味でギターを弾いていたりしたので、家の中で音楽が溢れていました。それでピアノを習い始めて、小学生のときから曲作りを始めました。

浜 舞台だけでなく歌が上手いですよね、クリスタルボイスで。(BGMは「Miracle of love」)先ほど話に出ましたが、映画の「グランドホテル」は昭和11年の作品で、いろんな人が登場しますよね。中川さんはどの役を?
 
(ここから役柄の説明が続きます。「まあ上手に説明しますね~!明日から映画コーナーも代わってください」「いえそんな恐れ多いです」とのやり取り)

あ 昨日名古屋で公演を終えたばかりで、客席がすごく盛り上がって熱がまだ冷めてないです。群像劇で全員が主役なんですが、演出家が31歳、音楽監督が29歳で振付家が41歳、3人のイギリスからのクリエーターチームが素晴らしかったです。日本では見られないイギリス的な演出が見どころです。

浜 日本人の演出家とは違いますか?

あ REDとGREENのダブルキャストで演出が違うんです。演者が違うのでそうなるけど、今回はラストシーンがそれぞれ違います。それぞれの役者に合わせた…というと語弊があるけれど、役者から選んだものを演出に活かしていくような丁寧さを感じました。湖月わたるさんの役を演出家は「death」と呼んでました。一言しか台詞を喋らないけれど、グランドホテルの建物、死、歴史、いろんなものを担っている象徴的な役です。

浜 それは映画にはなかった役ですね。安寿ミラさんの役は?

あ 安寿ミラさんのグルシンスカヤ、素晴らしかったです!(とても感慨深い様子)草刈さんは本物のバレリ―ナで立ち振る舞いも綺麗なんですが、安寿さんは華があって、今の安寿さんの年齢でこの役をやるというマッチング、ご本人も運命を感じると仰ってました。

(グランドホテル大阪公演の案内のあと、アルバムの話に移ります)

あ 「decade」というアルバムです(注:アクセントは最初のディについてました)。デビュー15周年ということもあり、私の「声」を伝えられたらと思います。

(「君の瞳に恋してる」オンエア)

浜 ホントに良い声ですね。大阪では昔、良い声の人を「ウグイスがハチミツを飲んだような声」と言ってました。私なんかカラスがコールタール飲んだような声でねぇ。

あ 愛着が湧きますよ、聞くたびにホッとするし。

浜 「ジャージーボーイズ」に出演とのこと、歌うシーンも多いですよね。

あ (主人公のフランキーヴァリは)独特の発声です。自分がデビューしたときの声は、幼いし女性っぽいところがあって、それが第一の声で、そのあとミュージカルでデビューしたときの声が第二の声だとすると、天使の歌声と言われているヴァリの声を獲得するために頑張って、節目の年に第三の声を見つけていきたいという思いがあります。

(大阪で上演された作品の振り返りのあと、ビルボードライブの告知)

浜 グランドホテルはぜひ観に行きますよ。

あ RED→GREENの順番で観るのがオツなので、時間が許せば両方見に来てください。ありがとうございました。

(ラストトークのBGMは「Ihave nothing」でした)

以上です。

浜村淳さんのお声を久しぶりに聴きましたが、御年81歳なんですね!以前と変わらない溌剌としたお声が懐かしかったです。
今日のあっきーはとてもよそ行きな感じで、自分のことを「私」と言ってました。
「グランドホテル」については東京公演を経たあとで作品の説明をしているので、さらに深くなってきているような気がします。浜村さんは映画評論家でもありヅカファンでもあるんですよね。安寿さんと湖月さんの役についてのお話をもっと聞きたかったかな。

生放送の出演とのことで、あっきーは名古屋公演のあと大阪に移動して怒涛のメディア出演してこのまま大阪にいるのかな~?ラジオドラマの収録はどこなんだろ?何はともあれ、無事に大阪公演の幕が開きますように。
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「あやしい彼女」

2016-04-21 | 映画


2014年公開の韓国映画『怪しい彼女』を、『舞妓 Haaaan!!!』『謝罪の王様』などの水田伸生監督がリメイクしたコメディー。73歳の頑固な女性がひょんなことから20歳の姿に戻り、失われた青春を取り戻していく姿を描く。ヒロインの20歳時を『ピース オブ ケイク』などの多部未華子が、73歳時を『うなぎ』『OUT』などの倍賞美津子が演じる。多部による1960年代から1970年代のヒット曲の熱唱や倍賞の毒舌など、一人の女性を演じる二人の女優に期待が高まる。


一言でいうと「ダサ面白い」映画でした。
全くの予備知識なしで観ましたが、独特のテンポから「韓国映画のノリだな~」とすぐにわかってしまうような雰囲気。
あとから公式サイトを見ると、これアジア各国でリメイクされてるんですね。若返り願望は世界共通なのかな。

20歳に若返った主人公は、偶然に出場したのど自慢大会で、その歌声を音楽プロデューサーに見染めらます。そのとき歌ったのが「見上げてごらん夜の星を」。正直、このときの歌は「そんなに感動的か?」というレベルなんだけど、こっからの展開が絵に描いたような映画的展開で(…映画ってもともと絵に描いたものだけどね)、思ったような方向に話が転がっていくのがなんとも気持ちよかったです。

これはひとえに多部ちゃんのチカラ技なんじゃないかな。最初はぎこちない歌い方も、徐々に上手くなってきて、テレビ出演という設定の「悲しくてやりきれない」には心底感動しました。多部ちゃんって思っていたよりガッチリな体形でしたが、単なるカワイイではなく、中身は73歳という年輪を滲ませる喋り方や仕草が本当に面白かったです。またその衣装が徹底した昭和チックな衣装なんですが、「一周まわって最先端」と「勘違いしたはしゃぎっぷり」のスレスレで、新しいコーディネートが出てくる都度ワクワクしました。
これに対して要潤演じるところの音楽プロデューサーの正統派イケメンっぷりがまた正統派過ぎて、「古民家をリフォームして住んでいる」なんて設定に大笑い。またこの古民家の美術もそれらしくて、もっと細かいところまで見たくなりました。

オリジナルはどうか知らないけれど、「ローマの休日」のオマージュが随所に見られるのも楽しかった。そしてラストも「ローマの休日」のように、つかの間の休日を楽しんだあとで元へ戻るのも。そして最後に素敵でサプライズなプレゼントが用意されていることも。
テレビ局制作で松竹映画、お互いのいいところが組み合わさって、後味のよい作品でした。
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「グランドホテル(緑)」 4/13 マチネ

2016-04-16 | 舞台
ミュージカル「グランドホテル」GREENteam
4/13(水)マチネ 赤坂ACTシアター 2階G列センター

【出演】中川晃教 / 宮原浩暢 / 戸井勝海 / 昆夏美 / 藤岡正明 / 味方良介 / 木内健人 / 大山真志 / 金すんら / 友石竜也 / 青山航士 / 杉尾真 / 新井俊一 / 真瀬はるか / 吉田玲菜 / 天野朋子 / 岡本華奈 / 湖月わたる(スペシャルダンサー) / 樹里咲穂 / 光枝明彦 / 安寿ミラ


この記事を書いているのはREDを観たあとです。
REDを観て初めて、やっと「どこがあっきーオリジナルだったか」が判明するわけですね。

私はGREENを初日(9日)→13日マチネと拝見したのですが、初日もこの日もオットーさんはすんごい体調が悪そうだった
客席まで唾が飛んできそうな勢いで咳込むし、足を引き摺っているし、手は常に震え背筋も曲がっている。病名は心臓疾患なんだよね?お酒を飲むときに手に零してしまい、それをズルッという音を立てて舐める。階段をヨタヨタ上がる。年齢設定は「初老」というイメージです。

でも、だからこそ「Table With A View」を歌いはじめてからみるみる顔色が変わっていく様子がすごかった。勝手な思い込みだけど、あっきーの「今回の勝負曲だから俺の歌を聴けぇ! 」的な意気込みが伝わってきた。この曲にチケ代の半分以上を注いだ気持ちです。

オットー「部屋が広くてお風呂にも電話があるんですよ!こんな感じで、プルルル~もしもしっ、もしもしっ」→男爵「ガチャッ(電話を切る仕草)」→オットー「切られたっ…」
ってクダリを成河くんはどうするんだろ?ってワクワクしながらREDを観たんですが当然ながらこれはあっきーオリジナルでした。
(何が面白いって、この場面のために初ミュージカルの宮原さん捕まえて何度も練習したんだろな…なんかすみません

この場面含め、この日はオットーさんに対し客席から笑いが起きるところが多々あって、悲劇的な結末の緩和剤にもなりました。
そうそう、フレムとダンスする前にバットマンタンジュを練習するところは草刈さんに教えてもらったのかな?(でもお稽古は別々のはず)
群像劇として極力オーラを消すことを念頭に置いているように見えましたが、そういうちょっとしたところであっきーらしさが垣間見えて楽しかったです。
どこかで「どうしてもこの作品に出てくれてって言われた」という発言があったかと思いますが、予定変更したとしても、この由緒ある作品に関わってくれて、本当によかったと思っています。またひとつ階段を登ったんだね。
ミュージカル好きなら誰もがズキュンとくる仕上がりになっていて、広く記憶に残る作品になったと思います。




さてこの日もアフタートークがありました。GREENのオットーと男爵、REDのオットーと男爵という組み合わせ。
REDチームはこの日のソワレ出演前の登場になって、成河くんは「演る前にしゃべるのは初めてです」と手元のペットボトルをゴクゴクしてました…
公式さんが書き起こしをしていますが( → ここ)少し補足。

・宮原さんがとても落ち着いてらっしゃいました。「ゲーペーのとき」と言い出したときは舞台上も客席もキョトンとしちゃいましたが、「ゲネプロ」のことなのね!さすが藝大出身 「歌手だから歌うときは常に前を向いてしまって注意された」というのも実際に立って説明してくれました。

・伊礼くんと成河くんがイチャイチャ…以前から共演が多かったけれど今回久しぶりで、楽屋でずっと喋ってたとか。伊礼くんはGREENに対して敵対心むき出しで、成河くんも演出のトムさんに「結局どちらのチームが好きか?」という質問の答えを得たあとも少し拗ねた様子でした。

・あっきーはどの発言も短くまとめていておおーと思いました。ダブルキャストだと続けて上演することが少なくて、その日に得たものを積み重ねていくスピードが遅くなるとも言ってました。REDの初日を観劇して泣いた、というのをしみじみと語っていたけれど、成河くんがGREENのあっきーを観るのはいつになるんだろ…
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「グランドホテル(赤)」 4/14 マチネ(アフタートークレポあり)

2016-04-15 | 舞台

幸せの薔薇の花弁

ミュージカル「グランドホテル」REDteam
4/14(木)マチネ 赤坂ACTシアター 1階O列センター


【出演】成河 / 伊礼彼方 / 吉原光夫 / 真野恵里菜 / 藤岡正明 / 味方良介 / 木内健人 / 大山真志 / 金すんら / 友石竜也 / 青山航士 / 杉尾真 / 新井俊一 / 真瀬はるか / 吉田玲菜 / 天野朋子 / 岡本華奈 / 湖月わたる(スペシャルダンサー) / 土居裕子 / 佐山陽規 / 草刈民代


初日終演後、取るものも取り敢えずこの日のリピチケを購入。10000円の割引価格でした。
事前に複数枚のチケット(FC取り扱い含め)を抑えてましたがリピチケが一番良席ってどゆこと?

…でも初日が開けないとどういう作品か読めないしね。結果から言えば、RED版を観て、本当によかったです。
「REDがハッピーエンドでGREENがバッドエンド」との事前情報でしたが、そんな一言では収まり切れない奥の深さ。
少なくとも、REDを観終わったあとはとても幸せな気持ちになりました。劇場を出て、赤坂の街ですれ違う人一人一人に「頑張ってください!」って言いたいような気持ち。

「ラストだけでなく演出が違う」ということも聞いていたけれど、これほど違うとは。
時代の空気は表現されていてもナチスの匂いは全くない。男爵とオットーが株取引の話をするところで首に巻いているのはなに?コンピューターの紙テープ?グルシンスカヤがレッスンをするためのバーは、宝塚Verで観た記憶があります。衣装のヴェールがそれはそれは美しい。

主要人物のキャラの造り方も全く違っていて、「だからこの二人でダブルキャストなのか!」と納得するところもいっぱい。端的に言えば、REDはドラマチックで、GREENは歌重視なのかな…と思っていますが、伊礼くん男爵と吉原さん社長がそのドラマチック部分を担っている印象でした。二人がもみ合いのなる場面はゾクゾクして、同時に涙が止まらなかった。
結末の違いもそうだけど、各々が運命に翻弄されていく過程がREDとGREENで全く違うんですよね。「死」が男爵と踊るダンスの振付も如実にそれを表現していて、演出家トムさんが言う「持てる者と持たざる者」「死に向かう者と生を望む者」の違いがくっきり。
両バージョン観て、演出の醍醐味を堪能いたしました。


成河くん。
原作映画で予習しましたが、映画で観たオットーに近いものがあった。成河くんオットーもドラマチックで、感情の揺れが激しい。あっきーオットーよりも健康そうだし、フレムシェンと踊る場面では「ウエストサイドかよ!」ってぐらい脚を上げてる。パリに行けば病気も治るかもね

伊礼くん。
前日のトークショー終わりで逢ったお友達が開口一番「伊礼くんってあんな人だったっけ?」。私ももっと朴訥とした人だと思ってました!演じる男爵は「手練れ」という言葉がピッタリで、タバコの吸い方や女性の扱い方が色男そのものなんだけど、恋に落ちたときの音まで聞こえるような落差があって…惚れました。

吉原さんのソロが素敵だったなぁ。思い切り階段蹴っ飛ばしてたけど痛くないのかな…



さてこの日はアフタートークがあり、「GREEN+RED芝居を語る!」というテーマで、大山真志さん、金すんらさん、友石竜也さん、青山航士さんのお話が聞けました。公式さんがレポ上げてくれると思いますが、覚えているところを少しだけ。(公式さんがアップしたらこの部分だけ削除するかも)。殴り書きメモの起こしなのでニュアンスになっているし、発言者が違っていたらご容赦ください。

-- 初日から7回目が終了しましたがどうでしたか?

大 7回という感覚はないです。稽古からずっと通していたのでずっと出ている感じ。弁護士のズィノヴィッツの相手になるプライジング社長は、ダブルキャストで全く違うキャラなので、合わせて芝居するのも楽しいです。
金 プロデューサーってエライんだなってつくづく思いました。
友 ずっと出演していると「何か」ををやってしまいがちなんですが(アドリブのことかな?)、回を重ねるごとに自然体でシンプルにしようと思ってます。はじめは指さししていたところも、最後には顔だけで演じてるかも(笑)
青 自然体にならないと今日みたいに派手に噛んじゃうんで…
  (注:この回青山さん演じる運転手はすんごい大事な場面で台詞を噛んでしまった)
大 そう!あの台詞は次のキッカケになるんだけど、舞台袖で聞いててみんなズコーッってなった(笑)。袖が揺れましたよ、震度4ぐらい!

-- 稽古期間が1カ月ほどありましたが、演出のトムさんの印象は?

大 「アタマカラオネガイシマス」とか日本語を覚えてくれてた。役者と近い存在で、僕たちと向き合ってくれました。
青 とりあえずやらせてくれる。役者を見て、ガイドしてくれます。「ヒントはあげるけれど答えはあげないよ」と言ってました。
金 他の作品でも演出を受けましたが、トムは若いし、イギリスの演出家はみんな役者を信じてくれるんですよね。
友 「ここは役者の遊び場」とも言われ、ラフな気持ちになりました。あと、役者を平等に扱ってくれるのも嬉しかった。

-- REDとGREENで混乱しませんか?
大 結末も違うし、切り替えが必要。RED・GREENという意識はなく、「今日は草刈さん」というように覚えています。でも舞台監督が着ているパーカーにはREDとGREENがあるんだよね。
  (4人ともグッズ販売している黒いパーカーを着用してましたが、舞台監督さんだけ赤バージョンと緑バージョンを着ているそう)
友 シングルキャストはいろんなことやっているので、そこを見てもらえれば。
青 舞台奥に椅子があって、出番でないところも役のまま座っています。運転手は常に男爵を追っていて、椅子に座っているときも帽子の奥から男爵に目線を送っています。場所によっても見え方が違うし、そういうところも楽しんでください。

そのあとは一言ずつご挨拶があり終了。

アフタートークの個人的な感想。
本当にシングルキャストの皆様は出ずっぱりで、運転手になったり株主になったりホテル従業員になったりワルツを踊ったり…お疲れさまです。
毎日のようにトークショーがあって出演者の方たちも大変だと思いますが、今回は外部のきちんとした司会の人が入ってくれて(役者さんだそうです)、内輪ネタにならず的確な質問をしてくれて、短時間だけれども面白かったです。公式さんがレポをアップしてくれるのもありがたい。
ぜひこの調子で両Verの東京楽と大楽の映像アップもお願いします!
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「グランドホテル(緑)」 4/9 初日

2016-04-09 | 舞台


ミュージカル「グランドホテル」GREENteam
4/9(土)初日 赤坂ACTシアター 1階M列上手


【劇作・脚本】ルーサー・ディヴィス
【作詞・作曲】ロバート・ライト&ジョージ・フォレスト / モーリー・イェストン(追加作詞・作曲)
【演出】トム・サザーランド

【出演】中川晃教 / 宮原浩暢 / 戸井勝海 / 昆夏美 / 藤岡正明 / 味方良介 / 木内健人 / 大山真志 / 金すんら / 友石竜也 / 青山航士 / 杉尾真 / 新井俊一 / 真瀬はるか / 吉田玲菜 / 天野朋子 / 岡本華奈 / 湖月わたる(スペシャルダンサー) / 樹里咲穂 / 光枝明彦 / 安寿ミラ



うめげいさんの絶大なチケット販促…もとい親切な情報拡散により、稽古場映像、出演者コメント、前日の公開ゲネの感想ツイなどの事前情報がたっぷり出回っておりました。もちろん原作の映画も予習済み。
本当に本当に、観るのが楽しみでした。

「一幕もので90分ぐらい」と聞いていた上演時間も、2時間5分に。大丈夫かな?…と心配でしたが杞憂でした。
とにかく舞台からの圧力がすごくて、いい意味で緩急がなく緊張の連続、息がつけません。
音楽は鳴りやまず、セットはずっと回っていて、人々は常に舞台の上で交錯する。複雑で有機的な動線を描き、印象が次々と変わり、見事な演出でした。

初回なので、台詞や物語についてはまだまだ語ることができないのですが、

演者の中で最も目を引いたのは、男爵役の宮原さんでした。VELVETSの人だよね…という認識しかなかったのですが、藝大出身という歌はもちろんその甘い雰囲気や語り口、気品溢れる立ち姿、ミュージカル初出演てのが信じられない(今まで誰も出演依頼しなかったのか?)。観客全員で「ミュー界へようこそ」とお声掛けいたしました!
わたるさんの脚線美、光枝さんが舞台をしゅっと締める様子、藤岡くんのひたむきな声。
GREENのエンディングは藤岡くんあってこそ…なのだと思いますが、今のところ私個人としては少し消化不良。時代背景の予習が必要かも。

あっきー。
あっきー史上最もカッコ悪い…と言っていいかどうかなのですが、もう感涙です。
歩き方、お酒の飲み方、カバンの持ち方、演出からの細かい指示があったかどうかを通り越して「よくぞここまで」としか言えない。
でも歌い出すと世界が一変する。
カテコで座長として真ん中に立ち挨拶するときも、心から安心して聴けました。当たり前だけど。

終演して劇場出口に向かうまで、いえいえもう見ている途中から、頭の中でぐるぐるしてました。

ソンハくんもあの歌を歌うんだよね…?
吉原さんがあんなゲスいことやったら、大丈夫なのか…?
てことは伊礼くんがペアダンスを踊るわけ…?
頭の中でぐるぐるしすぎて、いつの間にか「リピチケ販売コーナー」の渦の中でぐるぐるしちゃいました。とにかく、1日でも早くREDが見たいんだよ!
2階から全体像を見るのも楽しみです。
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「アルカディア」 4/7

2016-04-08 | 舞台
シス・カンパニー公演「アルカディア」
4/7(木)マチネ シアターコクーン 1階E列上手

【作】トム・ストッパード
【翻訳】小田島恒志
【演出】栗山民也
【出演】堤 真一 / 寺島しのぶ / 井上芳雄 / 浦井健治 / 安西慎太郎 / 趣里 / 神野三鈴 / 初音映莉子 / 山中 崇 / 迫田孝也 / 塚本幸男 / 春海四方


(あともう一度観るしネタバレ無しの方向ですが何か引っかかっちゃったらすみません)



「二つの時代が交錯する」「難解な台詞の応酬」との事前情報にハナっからビビっているのに、週初めから風邪っぴきで咳止め薬を服用中。途中で意識を失ってしまうかも…と恐れながらコクーンに入りました。

とりあえずロビーでパンフレットを買って(B5版で1000円。いつもながら良心的)、とりあえず人物相関図だけチラ見しておく。
これが功を奏したのか、全く集中を欠くことなく、面白く拝見いたしました。
一言でいえば「シスの芝居にハズレ無し!」ってことですね。

まず良かったのが、笑う場面がこんなにあるなんて予想しなかったよ!ってこと。哲学的な台詞が繰り返されるので、途中で「…ちょちょっと、待って~」と理解が追いつかなくなるんですが、あえてそういうとこは「すっ飛ばす」ことにしました(←同意見がツイでも流れてた)。もっと深く吟味すれば別の解釈もできるかもしれないけれど、さーっと流して聴いていても辻褄は合うし理解はできた。構成が巧みだからなのかな。最後にふたつの時代が融合していく幕切れはそれはそれは素晴らしかったです。

もひとつ思ったのは「これ配役考えるの楽しかったよね」ってことかな。堤さんは堤さんぽいし、芳雄さんのお衣装はとても似合っているし、しのぶさんの気っ風の良さや健ちゃんの憎めなさ。神野さんがとてもお美しく、JTの人(山中さん)は強烈で、趣里さんがルルベで踊る姿が匂い立つようでした。

客層は平日マチネらしく、それなりにお歳を重ねた女性(やや活力高めな層)が大半でしたが、年配の男性客やすごくお若い方も多かった。それを期待してのキャスティングなのでしょうね。

繰り返しになりますが、「こういうの苦手かも」と思う方は事前にパンフの人物相関図を見ることをオススメします。ただし、キャスト紹介ページはネタバレ満載なので見ないほうがいいかも。
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TOKYO FM「ディアフレンズ」 4/6

2016-04-06 | ライブ
TOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」 4/6(水) 11:00~11:30 オンエア

番組サイトは → ここ

坂 本日のゲスト、初登場ですね、シンガーソングライターでミュージカル俳優の中川晃教さんをお迎えします。
あ 初めまして、ようやく会えた感じがしますね!(といつもの褒めトーク技ではじまりました)

坂 ここ数年舞台でお忙しいようですね。 
あ 今ミュージカルが旬になってきている実感があります。その勢いの中に自分自身もいるという感じです。数えたことないけれど、年に9本とか10本出演しているみたいですね。今はだいたい上演が1カ月、短いと10日間ぐらいですが、本番中に稽古してそのあと10日ぐらいで次の作品の幕が開く…ということもできるんですよ。ミュージカルというのは、スケジュールの組み方でタイミングが合えば充実したいい仕事ができるということですよね。

坂 シンガーソングライターとしてデビューして15周年、3/9にはアルバムも発表されたんですよね。
あ 「decade」というタイトル。音楽活動が現実的になかなかできなくなってきましたが、コンサートの時に必ず新曲を書いて、ライブのときに発表していました。それもひっくるめて、スタジオ録音盤としては10年ぶりということで「decade」というタイトルにしました。(注:発音は「de」がアクセントでした)
坂 ファンの方はライブで中川さんの最新の曲を聴いてきたんですね。
あ コンサートで聴いてすごく愛着のある曲なのに、録音盤では新鮮に届くものになったなぁと思っています。楽曲ごとにマイクを使い分けたりして曲を印象づけることを考えてきました。
あ  例えば「そして、僕は魚になる」という曲は、ざらっとした声がフューチャーされています(BGMで「魚になる」がかかる。ハイトーンがどうのという説明をしていたがBGMでよく聴こえず)

坂 ミュージカルで台詞に音を乗せたりすることで、そういう技術が培われたんでしょうね。
あ 表現という意味ではすごく勉強になりました。あと、自分ではない人間を演じることができるので、世界が広がったようです。音楽は「楽しい」という感覚を持ってますし、歌うことは生きることとイコールでありたいですね。例えば…
  ♪今日は何食べよう~ランチ~ランチに行こう~ (と一節ありがとうございました)

「Miracle of love」途中まで。

坂 引き続き中川さんにお話を伺います。
あ 楽しいですね、なんか!(再びほめワザ発揮中)
坂 4/9からは「グランドホテル」に出演されるんですね。
あ いよいよですね。稽古も終了して、劇場の仕込みをしているところです。(役どころの説明)
坂 終わったあとには7月に「ジャージーボーイズ」もオープンします。
あ この作品と出逢ったのも運命を感じています。東宝の方から「中川さんにやってほしい」と言われ、この役をやってほしいと言われるのはすごく嬉しかったです。作品内容よりもその気持ちが嬉しくて。でも実際にはとても難しくて、オーディションも大変でした。
あ M!は19歳のときに出演しましたが、やっぱりモーツァルトという人間だから「重ね合わせる」ということができました。音楽物のミュージカルというのは、ひとつの自分の道だと思ってます。やりがいがありますね。

「君の瞳に恋してる」

坂 (フランキーヴァリに)すごい似てる!
あ このテイクはあまり意識しなかったけど、直前までオーディションのテープ作ってたからやっぱり出るんだね。
坂 舞台では本気で似せたらどうなるんでしょうね?
あ トワングって知ってます?(トワングの説明)これは台詞にも対応できるし、BWのミュージカルは台詞も歌も同じトーンで聴こえてきますがこれもトワングならでは。世界レベルの人たちはできて当然みたいな。まだ勉強中ですが、ピッチ(音程)が取りづらくて。すごく当ててるからピッチがずれるとすぐわかるしごまかせない。そこのコントールができてなくて課題が山積みです。

坂 そろそろお別れです。(ビルボード、サントリーホール、白寿の告知)いろんな形でコンサートされますね。
あ 美雨さんやはり、音楽をやっている人だからこそ思い描くことありますよね。ミュージカルを作りたいと思ったことありますか?
坂 ありますよ!
あ 台詞が歌になるという形ではないかもしれないけど、今は冒険活劇みたいなのを作りたいなと思っていて。劇中歌も書かせてもらってます。
坂 新しいチャレンジですね、がんばってください。
あ 僕たちがんばりましょっ!(この「ましょっ!」という語尾が可愛くて萌えました)

(ラストのトークのBGMは「春」でした)

以上です。
美雨さんがミュージシャンということで、お互いに共感しあっている様子がわかるトークが多かったです。あと「春」はラジオでオンエアされたの初めてかな?
番組開始前に予告があって、
「風邪を引いたらどうしますか」という質問に「小青竜湯(漢方薬)を飲みます。あとは(鼻声の)今日の歌は今日バージョンですっ!ということにしてます」と言ってました。

もう怒涛のラジオ出演は一段落…と思っているとまた突発があるかもしれないので、待機しま~す!
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中川晃教『decade』リリース記念 ミニライブ&サイン会 4/3 渋谷タワレコ

2016-04-03 | ライブ
中川晃教『decade』リリース記念 ミニライブ&サイン会 in東京(渋谷)
4/3(日) 13:00~ タワーレコード渋谷店4Fイベントスペース

「decade」プロモーションのインストアライブも、今日が最後ということで参加してまいりました。
といっても日曜日の渋谷は人が多いし、雨が降ってるし、お出かけするのはなんとなく億劫。
なので家を出るのがかなり出遅れて、現地に到着したのは開始30分前。既に大勢の人がイベントスペース前に集まっていました。

 今日のピアノはRolandでした

ステージが少し高くなっているとはいえ、この人だかりでは見通しが悪そう。
私の身長は150cm半ばでただでさえ見えにくいのに、160cmオーバーの人が直前に立ったらもうお手上げです。
ということで、今日はライブ中ずうっとルルベ(背伸び)状態でした。バレエの1番ポジションでルルベ→少し脚を左右に拡げ2番ポジションでルルベ→1番ポジションに戻ってルルベ…これを繰り返すと、結構長い時間背伸びしてられます。オススメです。

さてライブ。
今日のお衣装は → ここ とか → ここ で見られます。
(リハのときの私服は → ここ ですが、これもカッコよかったらしい)
いくらルルベ状態がキープできたとしても、見えたのは肩越しから覗くあっきーのお顔だけ。なので胸から下は直接は見えませんでしたが、胸ポケットに指しているのは蝶ネクタイとのこと。髪型含めすごくナチュラルな印象でした。

セトリは下にまとめてありますが、今日の1曲を選ぶとしたら「そして、僕は魚になる」でした。
最初から情熱的な歌いっぷりで、後半から自在に転がるようなフェイクがもうたまりません。これカラオケじゃなかったら延々と歌ってたんじゃないかな。歌い終わったときの拍手喝采もすごかったです。

ピアノに座って、いつものように即興曲をポロポロッと弾きはじめて乗せてきたのは「♪NO MUSIC~NO LIFE~ ♪タワ~レコード~ ♪愛を~運んでくる~あなたに~(後半は私の作詞)」みたいな「タワレコのうた」。これは即刻タワレコのジングルにしてほしい!という完成度。最近こういう即興のコード進行がなんとなくJAZZっぽくなったような気がいたします(私だけかな)。

最初の曲から最後まで、豊かな声量で艶のある歌声がフロアに響きわたり、まわりをチラ見したところでは通りすがりのお客さんも立ち止まって聴いていたようです。というか、あっきーはやっぱりライブのナマが一番だよ!
お友達の情報を総括すると、おおよそ開始1時間前に来れば、いい位置をキープできてリハ見学もできた模様。今度タワレコでインストアライブがあるときはこれを反省点にして臨みたいと思います。だから近いうちに是非次のアルバムを出してくださいねっ。

(MC → メモ帳持参せず心のメモもさっぱり忘れてしまったので不確定です)
いつもより少な目だったかな。花粉症のこと、グランドホテルの稽古場が昨日で終わりだったことなど。
・decadeのインストアイベントはとりあえず今日で終了です、(大阪名古屋含め)全部参加した人~?(会場パラパラと挙手)…あ意外に少ないですね。聴かなくてもよかったですかね…
・今日の衣装のテーマは「ぶってる」です。(このあと蝶ネクタイの説明があるものの詳細な説明がなく、ぶってるってナニぶってるなんだよ!と手をあげて聴きたかった)
・ラストでちゃきちゃきとお話したときに「こういうのが好青年ぶってるってことかも」と言ってたようなので納得。
・終わりあたりで「こういう風に一生懸命歌っていると、ぼく疲れちゃうんです」とか。本日のベストトークでした

(サイン)
 すんごい速さでさささーっと書いてもらった

名前のサインのあと「ナンバーいくつですか?」と聴かれました。何枚も購入してインストアライブに来ているとサインの脇にナンバリングしてもらえるんですが、「あ、すみません1枚目です…」とお答えしたときのあっきーの残念そうなお顔が忘れられない…ここは「15枚目です」ぐらい言ってもよかったよね、ってのが今日の反省点。


(セットリスト)
1. 止まらない一秒
2. そして、僕は魚になる
3. タワレコのうた(即興で弾き語り)
4. Miracle of love(弾き語り)
5. Can't Take My Eyes Off You 君の瞳に恋してる
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