火曜日にクリエでSONG WRITERSを観たあと、渋谷のタワレコに回ってフラゲしてきました。
(この「フラゲ」って言葉を一回使ってみたかった)
ゲットしてきたのは、もちろん「AKINORI NAKAGAWA's THE WIZ」。
この「THE WIZ」は、2012年12月にHAKUJU HALLで開催されたライブの模様を音源としています。
そのときの感想は→ここ。
ご存知とは思いますが、「THE WIZ」はブロードウェイミュージカルを映画化した「ザ・ウィズ」を辿る
一人ミュージカルコンサートで、2010年から続けている彼のライフワークでもあります。
各年の記録も日付遡って掲載しました。
2010年の記録→ここ
2011年の記録→ここ
3年前に書いた感想文がもう恥ずかしいぐらいに浮ついてますが、
だからこそ、私は3年間待っていました。
この「THE WIZ」の音源化を。
早速携帯プレイヤーに取り込んで、何度も何度も繰り返して聴いていますが、
このインパクトは拙い言葉では表現できません。
まず、ライブ感がハンパない。
販売元オクタヴィアレコードによると「最高の技術と高品位録音のオーディオラボシリーズ」とのことで
詳しいことはよく分かりませんが、当日HAKUJUで聴いた音の何倍もの迫力。
普通のライブだと間にMCが入ったりで、なんとなくの「休憩」があるけれど
このコンサートはそんなもの一切なし。
CDの録音時間68分4秒は、ほぼそのままの時間です。
当日身じろぎもせずにライブを聴いた私たちは、あっきーと大坪さんに手を引っ張られて
全力疾走したような気分だったけれど、
このCDを聴き終えたときもなんだか心地よい疲労感がありました。
耳を澄ませてみると、「HOME」のエンディングで実際にあっきーの荒い息遣いが聴こえます。
長い長いマラソンを走り切ってゴールしたランナーのような。
そんなわけで、このCDは曲順を崩さずに最初から最後まで一気に聴くことをお勧めします。
付属のブックレット(っていうの?)の写真も、(たぶん)ほぼ場面どおり。
私はどの曲もお気に入りだけど、強いて言えば「Be A Lion」かな。
ドロシーとライオンの歌い分けも見事ですが、
"a summer storm…"のフレーズが特に好き。風が吹きわたっていて。
でもね。
一番強く思ったのは、「ああーやっぱり実際にライブで聴きたい!」ということ。
毎年毎年、WIZを聴きながら年末を迎えるのが恒例になっていたので、
(しかもライブ後にあっきー友と忘年会を開くのが恒例になっていたので)
飢餓感に拍車がかかってしまいました。
ここで言っても仕方ないけれど、
できたら銀河劇場のライブ「I SIng」ではWIZナンバーを歌ってほしいなぁ。
「HOME」を聴かないと、私たちは自分のおうちに帰れません…