久々に映画館で「音楽になぎ倒される」感覚を味わいました。
漫画が原作であることさえ知らずなんとなくタイトルに魅かれて観ただけなのに、得難い体験ができてよかったです。
ライブパートのCGに違和感持つ人が多いようだけど、わたしはこの映画の真髄だと思っています。
楽器から放たれる眩い光線、うねる風景、アニメでなければ見られない表現が実に多彩で面白かった。
ほかの2D場面がすっごい地味だったのは落差を狙ったのかな…
ストーリーもど真ん中青春根性モノで、気持ちよいほど予想したように進む。
主人公3人のキャラがわかりやすいことに加えて周りにいろんな大人が出てくるのも魅力。
力を貸す大人、そっと見守る大人、正面から諭す大人、見下す大人…
でもみんな音楽が、JAZZが大好きなんだよ!
映画館はおひとり様の男性9割でちょっとアウエーだったけど、隣席のオジサマが観終わったあとそっと涙を拭いていたのがなんか嬉しかったなぁ。
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