それはまた別のお話

観劇とか映画とかの感想文を少しずつ

今年観たあっきー2015

2015-12-31 | 日記
ということで2015年のあっきー活動のまとめ。

2015年も実に多彩な分野で楽しませていただきました。初めて訪れた場所も多かった。日本橋三井ホール、ミューザ川崎、あうるすぽっと、ブルーシアターなどなど。特に豊明市文化会館のWIZと福島のアーク・ノヴァに参加できたことは、恐らくこれから先に訪れる可能性が極めて低いということで、ベスト思い出大賞にノミネートしておきます(なんだそれ)

毎年毎年、1年を振り返るたびに思います。来年も同じように熱心に応援できるだろうか?って。
自分の年齢や体調や立場が変わり、劇場に行ける余裕は「現状維持」がせいぜいで下降気味。何かの異変でもない限り(宝くじが当たるとかね)この余裕が増えることはあまり望めません。
てか冷静に考えるとチケット代のなんと高価なことか!

とは言いながら、来年は15周年でもあるし、なんといっても大作への出演が目白押し。こんなに一杯出演して大丈夫なんでしょうか、って私ごときが言うことではないにしろ「盆と正月が一緒に来たような」って表現は今こそ使うべきですよね。
定期預金解約…とか持ち株処分…とかの転落人生に陥らないように、お財布収支計画を前向きに考えていきたいです。

加えて。
当ブログは更新頻度が低く、しょーもないことを個人的印象で回りくどく書いておりますが、読んでいただきありがとうございます。
アクセス数も本当に微々たるものなんですが、たまにジャニネタや人気俳優さんネタの記事でびよーんと上がるぐらいです。
しかし最近は「あっきートークショーレポ」を読んでくださる方が多くなってきたようで、まことに恐縮する次第… 
これからもよろしくお願いいたします。

■ 2015年に観たあっきー

1/17 I Sing ~Versus~ VS ピアノ&キーボード(日本橋三井ホール)
1/18 I Sing ~Versus~ VS ギター&パーカッション(日本橋三井ホール)

2/20 Golden Songs(東京国際フォーラム ホールC)
2/22 Golden Songs(東京国際フォーラム ホールC)

3/ 6 クリエ・ミュージカル・コレクションⅡ(シアタークリエ)
3/19 THE SHOW INFECTED "CONNECTION"(天王洲銀河劇場)
3/21 THE SHOW INFECTED "CONNECTION"(天王洲銀河劇場)
3/29 地球ゴージャス 20th Anniversary GALA CONCERT ライブ・ビューイング(横浜ブルグ13)

4/12 オーケストラで楽しむ映画音楽Ⅵ(ミューザ川崎シンフォニーホール)
4/20 恋するヴァンパイア(映画)

5/ 3 ミュージカル・ミーツ・シンフォニー2015(東京芸術劇場コンサートホール)
5/20 綺譚 桜の森の満開の下(あうるすぽっと)

6/11 銀河英雄伝説 星々の軌跡(Zeppブルーシアター六本木)
6/27 リーディング紙芝居「 雨にも負けず、風にも負けず」 (シアターコクーン)
6/29 Music is Beautiful 中川晃教 meets 小沼ようすけ POPJAZZ(さくらホール)

7/20 SONG WRITERS(シアタークリエ)
7/30 SONG WRITERS(シアタークリエ)

8/ 8 SONG WRITERS(シアタークリエ)
8/ 9 SONG WRITERS(シアタークリエ)
8/22 AKINORI NAKAGAWA'S THE WIZ(豊明市文化会館大ホール)
8/22 ファンクラブイベント・THE WIZ in お茶会(豊明市文化会館ギャラリー)

9/27 CHESS THE MUSICAL(東京芸術劇場プレイハウス)

10/ 1 CHESS THE MUSICAL(東京芸術劇場プレイハウス)
10/ 2 CHESS THE MUSICAL(東京芸術劇場プレイハウス)
10/11 CHESS THE MUSICAL(東京芸術劇場プレイハウス)
10/12 CHESS THE MUSICAL(東京芸術劇場プレイハウス)
10/31 中川晃教による中高生のためのミュージカル・ワークショップ(ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァin 福島)

11/13 HEADS UP!(KAAT神奈川芸術劇場) 
11/20 HEADS UP!(KAAT神奈川芸術劇場) 
11/23 HEADS UP!(KAAT神奈川芸術劇場) 

12/ 5 リーディング名作劇場「キミに贈る物語」(シアターコクーン)
12/ 6 14th FUN CLUB EVENT ~My Song For You~(コットンクラブ)

8/22の豊明市でのお茶会のレポを、こっそり公開しています。クローズドイベントだったのでmixiでお友達のみ公開していましたが、せっかくなのでこちらに転載いたしました。( → ここ )
半年前のレポですが、よろしければ。
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今年観た映画 2015

2015-12-31 | 映画
こちらも自分の記録のために書き残しています。

2015年は32本。うーんなんてミーハー(死語)なんだ!というラインナップですが、まあどこの映画館でも観られるし、どのサイトでも評価を読めるからある程度の予習をしてから観られるし、「映画を観てガッカリしたくない!」というスタンスの私にとっては必要十分かと思われます。
というか、最近はどの映画も(期待とは違ってたけど)ガッカリしなくなった。(あの)ギャラクシー街道でさえ「ま面白いところもあったんじゃない?」と思えるように、つまり誰が見ても「金返せ」レベルではないように作ってあるような気もします(個人的意見です)。
映画産業が成熟しているということでしょうか。…いや私自身の批評眼がすごく緩くなっているのかもね。

エンタメとして面白かったのが「シンデレラ」「バクマン。」、フィットしたのは「ビリー・エリオット」「海街daiary」でした。
来年も心躍る映画と出会えますように。


■ 2015年に観た映画

ベイマックス
海月姫
神様はバリにいる
ANNIE アニー
マエストロ!
味園ユニバース
娚の一生
ビリー・エリオット ミュージカル
くちびるに歌を
エイプリルフールズ
ジヌよさらば~かむろば村~
恋する・ヴァンパイア
シンデレラ
脳内ポイズンベリー
明烏
セッション
駆込み女と駆出し男
予告犯
海街diary
NEWシネマ歌舞伎三人吉三
バケモノの子
HERO
インサイド・ヘッド
ピースオブケイク
天空の蜂
バクマン。
心が叫びたがってるんだ。
図書館戦争 THE LAST MISSION
ギャラクシー街道
グラスホッパー
母と暮らせば
完全なるチェックメイト

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今年観た舞台 2015

2015-12-31 | 舞台
毎年恒例の年間振り返り、自分の記録のために残しています。

諸事情で前半はあまり劇場に寄り付かなかったわけですが、今年もそれなりに劇場に行かせていただきました。
贔屓出演の加点を無視するならば、よかったのは「アドルフに告ぐ」「エリザベート」「HEADS UP!」というところかな。

例年通りのラインナップですが、あえて言うなら今年の特筆は「成河くんに出逢った」ことです。
それまでもちょいちょい拝見させていただいてましたが(印象が強烈なのは2012年「ぼくに炎の戦車を」のハジケっぷり)、「十二夜」で見せた器用さ、少し影のある佇まい…というか「小柄で高い声」というワタシ好みであり、それでいてあっきーとは全く別方向の有り余る個性。
これがきっかけで「アドルフに告ぐ」「100万回生きたねこ」を拝見しましたが、どちらも印象に残る作品になりました。

だから「グランドホテル」であっきーとダブル主演と聞いたときにはもう!だったのですが、ダブルキャストというのは同時に舞台に上がることではない…のがちょっぴり残念です。でもだからこそこのダブルはとっても楽しみ。

あっきーモノは初日+アフタートーク+千穐楽の3回は必須…というスタンスでチケ手配をしていますが、考えてみればこれが身の丈に合っていないのが問題なのは百も承知でおります。でも新しい役者さん、オリジナルの演目、敬遠しがちなストプレも幅広く見たいので、通帳の残金とスケジュール表を交互ににらめっこする毎日です。どうなることやら。



■ 2015年に観た舞台

2月
メンフィス(赤坂ACTシアター)
Endless SHOCK 15th Anniversary(帝国劇場)

3月
十二夜(日生劇場)

4月
デスノート THE MUSICAL(日生劇場)

5月
綺譚 桜の森の満開の下(あうるすぽっと)
レ・ミゼラブル(帝国劇場)
ファンタジー・オン・アイス 2015(幕張メッセイベントホール)

6月
アドルフに告ぐ(KAAT神奈川芸術劇場ホール)
銀河英雄伝説 星々の軌跡(Zeppブルーシアター六本木)
リーディング紙芝居 雨にも負けず、風にも負けず ~心に残る名作三物語~(シアターコクーン)

7月
エリザベート(帝国劇場)
サンセット大通り(赤坂ACTシアター)
SONG WRITERS(シアタークリエ)×2

8月
SONG WRITERS(シアタークリエ)×2 
エリザベート(帝国劇場)
100万回生きたねこ(東京芸術劇場プレイハウス)

9月
RENT(シアタークリエ)
CHESS THE MUSICAL(東京芸術劇場プレイハウス)

10月
CHESS THE MUSICAL(東京芸術劇場プレイハウス)×4

11月
HEADS UP!(KAAT神奈川芸術劇場ホール)×3
ダンスオブヴァンパイア(帝国劇場)

12月
リーディング名作劇場 キミに贈る物語(シアターコクーン)
才原警部の終わらない明日(世田谷パブリックシアター)
ドッグファイト(シアタークリエ)




2015年(演劇)31公演21演目 (ライブ)13本 (映画)32本
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「完全なるチェックメイト」

2015-12-30 | 映画


『マイ・ブラザー』などのトビー・マグワイアが実在の天才チェスプレイヤー、故ボビー・フィッシャーを怪演した白熱の心理ドラマ。米ソの冷戦時代、盤上での代理戦争を死にものぐるいで戦ったアメリカの奇才対ソ連チャンピオンの手に汗握る対戦を活写する。貫録ある世紀のライバルを『ラスト・デイズ・オン・マーズ』などのリーヴ・シュレイバーが熱演。変わり者の奇才の波瀾(はらん)万丈の人生と、緊張感あふれる頭脳戦に手に汗握る。



哀しくて残酷な映画でした。
チェスの天才プレイヤーボビー・フィッシャーは、幼少の頃からその才能を発揮し若くして世界チャンピオンになるが、その奇行はもう笑っちゃうぐらい子供じみている。「チェス界のモーツァルト」と例えられるけれど、モーツァルトはどちらかといえば破天荒なのにボビーは疑心暗鬼のカタマリ。

映画の中ではそれがこれでもかというほど直接的に表現されていて、観ているこちらはもう苦しくて苦しくて。私がもし側近だったら、はたまた妻であったとしても、即刻見放してしまうと思います。だって彼は「何も」「誰も」信頼していないんだもの。
誰が見ても明らかに精神の崩壊をきたしているのに、映画館のスクリーンに向かって「がんばれ!」と小声で呟いてしまうのは、演じるトビー・マグアイアの瞳があまりにも綺麗だからかな。とても魅力的でした。

後半は伝説の試合、ソ連の世界王者ボリス・スパスキーと対峙する世界選手権の対局をサスペンスチックに映し出します。これがまたすごい迫力で、私はチェスの知識ゼロなのに自分がチェス盤に向かっているみたい。試合はテレビ中継で世界中に放映され、現場のオーディエンスも一手一手を食い入るように見つめている。はじめは形勢不利のに、しだいに自分のペースを掴み最後は全く予期せぬ戦法で勝利を得て、これが「神の一手」とされて日本版タイトルの「完全なるチェックメイト」に繋がるのだろうけど…
でも彼は勝利を得て安堵の表情を見せるものの、決して幸せにはならない。映画はここで終わり、ラストに実在のボビー・フィッシャーの写真がインサートされるけれど、そのザラザラした写真の本人はあまりにもしょぼくれていて可哀想で。引退後も奇行が続き放浪し続けていたとのことだったけど、本来の英語タイトル「PAWN SACRIFICE」のように、ただの駒に過ぎなかったのか。


この映画を観たきっかけはもちろん「CHESS THE MUSICAL」ですが、フィッシャーがフレディのモデルになったということももちろん、時代背景や当時の空気感(特にアメリカ側の)がよく理解できてよかったです。先に映画を観てしまったらいろいろな邪念がミュージカルを観るときの集中を削いでしまいそうなので、「事後でよかった」とは思うのですが。
フレディは一旦テレビ業界に転身したものの、「でもチェスを愛している」とアナトリーに言い放ち(ここカットされたけどね!)、ラストはチェスの駒を手にして再び戻ったことを暗示させましたが、そのあとどうなったのかを考えます。幸せになっていたらいいな。
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これからのあっきー予定を考える【12月中旬現在】

2015-12-22 | 日記
年末も押し迫ってまいりましたが、やることや考えることがいっぱいで大変です。
そう、年賀状や大掃除…ではなく、来年4月のスケジュール。
「グランドホテル」と「アルカディア」と「1789」の公演日程がまるかぶりなんですね。

「グランドホテル」は、あっきーFCへ申込みした分が確保されたとのことで安堵していますが、
成河くんのREDチームも観たいし…
毎日のようにアフターイベントもあるし、どの日を選択するか迷うところです。

「アルカディア」も倍率高そうですが、チケットがゲットできなさそうなのはしまけんさんのコンサートも。
どちらもよっしーさん(劇場さんではなく井上芳雄さんのほう)がご出演、フォーラムAを一人で埋める男だから手ごわい。

そして来年はデビュー15周年、夏以降にいろいろ企画があるのかな。
というかジャージーボーイズの日程はまだかな…(12/31追記 公演日程追加しました)




(自分の覚書のために記載しております。正確な情報は各公式サイトを!)

【終了公演】
11/13~11/23 HEADS UP!(KAAT神奈川芸術劇場)
11/26~11/29 HEADS UP!(兵庫県立芸術文化センター)

12/3 HEADS UP!(札幌市教育文化会館)
12/5 リーディング名作劇場「キミに贈る物語」(シアター・コクーン)
12/6 ファンクラブイベント(Cotton Club)

12/13 HEADS UP!(倉敷市芸文館)

12/18 I Sing 2015 Versus Guitar & Percussion リリース

【公演中】


【これからの公演】 

1/10~24 DNA-SHARAKU(新国立劇場 中劇場)
1/17   FCイベント・DNA-SHARAKUお茶会 in 東京
1/22   FCイベント・DNA-SHARAKUお茶会 in 東京

1/28~31 DNA-SHARAKU(シアターBRAVA!(大阪))

2/6~7  DNA-SHARAKU(キャナルシティ劇場(福岡))
2/7    FCイベント・DNA-SHARAKU打上パーティ IN 福岡

4/9~24  グランドホテル (赤坂ACTシアター) あっきー出演は 4/9~23
4/27~28 グランドホテル (愛知県芸術劇場大ホール)

5/5~8  グランドホテル (梅田芸術劇場メインホール)あっきー出演は 5/6~8

5/11 中嶋朋子が誘う 音楽劇紀行 第一夜 バロック・オペラからミュージカルへ ~音楽劇の歴史を追う 声の物語化~(HAKUJU HALL)

6/6 THE SOUND OF SHIMAKEN ~66th Anniversary Concert on 6.6(東京芸術劇場コンサートホール)
6/29~30 ジャージーボーイズ・プレビュー公演 (シアタークリエ)

7/1~31 ジャージーボーイズ(シアタークリエ)

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「ドッグファイト」 12/18 マチネ

2015-12-20 | 舞台
ミュージカル「ドッグファイト」
12/18(金)マチネ 日比谷シアター・クリエ 19列下手

【作曲・作詞】ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール
【演出】山田和也
【出演】屋良朝幸 / ラフルアー宮澤エマ / 中河内雅貴 / 矢崎広 / 浜中文一 / 末澤誠也 / 新井俊一 / まりゑ / 春風ひとみ / 戸井勝海 / 保坂知寿

ベトナム戦争出征前夜のアメリカ、サンフランシスコ―。エディ(屋良朝幸)と2人の親友・ボーランド(中河内雅貴)とバーンスタイン(矢崎 広)は訓練期間を終えた兵士たちで、自分たちを“3匹の蜂”(スリービーズ)と称するほど仲が良い。彼らは母国での最後の夜を楽しむために街で大騒ぎをはじめ、【ドッグファイト】に参加する。【ドッグファイト】とは、海兵隊に伝わる、パーティに一番イケてない女の子を連れてきた者が賞金を得るゲーム。
エディは街のとある食堂に行きつき、ウェイトレスのローズ(ラフルアー宮澤エマ)と出会う。エディはローズをパーティーに連れ出すことに成功し、彼女は生まれて初めてのデートに興奮する。エディはローズの優しさに触れ、次第に彼女をパーティに誘ったことに心苦しさを感じ始めるが、時すでに遅く、2人はパーティーに参加することになり・・・。
【ドッグファイト】―それは兵士である彼らに愛情を捨てさせ、冷徹さを築くために大人たちが仕組んだ罠でもあった。(公式サイトより)



ご縁があって東京公演を見てまいりました。よってストーリーも出演者情報もあまり頭の中に入ってなかったのですが、もろもろ驚きもありその分楽しめました。

まず、音楽がとーーってもよかった!
作者の二人は1985年生まれの若手ということですが、古臭くなくかつ斬新すぎず、すぐ覚えちゃうほどの単純さもなく、でも頭の中に綺麗に残るメロディ。各所でのコーラスワークの美しさ。
「21世紀のミュージカル界を牽引していく2人の天才が織りなす、最高に鮮烈でノリのいい音楽」というとうほうさんの煽り文句にピッタリでした。

ストーリーは予習ゼロの私でも十分に追いつけるわかりやすいもので、一幕で繰り広げられる青春の甘酸っぱさ、明日出兵する前夜という切なさ、まだ幼くて真っ直ぐな若者のひたむきさ、すごくよく伝わってきました。酷いスラングがあからさまに使われているけれど(もとの脚本の英語を苦労して訳したんだろうな…)、回想の中でオブラートに包まれれているような雰囲気(照明の効果かな)でぼかされていたのかも。
ここまではあの「アメリカン・グラフティ」に匹敵するような甘くて切ない思いで満たされますが、その分二幕後半の重い展開と落差が生じて、もう最後はボロッボロ…それがまたカテコの楽し気なダンスに救われるんだけれどね。
屋良くん主演で「圧巻のダンスシーン」というわりには本編でめっちゃ踊るということは見えなかったので、帳尻合わせなのかなぁ。

そして何がよかったかと言えば、エマちゃん!
偶然にも去年のシスアクと今年のSHOCKで拝見したときは「可愛らしいお嬢さん」という印象だったのですが、歌が素晴らしかったです!
登場時のドタドタとした田舎っぽさが、カワイイとブサイクのスレスレ境界線なんだけど、エディにデートに誘われたあとクローゼットを開きながら歌うシーン、戸惑いがドキドキと期待に変わっていくところの美しさといったら…
失礼ながら「かっさらい感」がありました。
わたくし恥ずかしながら、宮澤エマちゃんと昆夏美ちゃんとフランク 莉奈ちゃんの区別に自信なかったのですが、やっとわかってきました(笑)
まだ舞台経験が浅いようですが、これから多くの作品に出てくれるといいなぁ。


屋良くん。
今までにない短髪アメリカ兵カットがすごく似合ってた。そして歌が…すごくよくなっていた。期せずしてソンライの役名と同じ「エディ」でしたが全く違う魅力で、こういう役もイケルんだなぁ。道化の瞳やソンライのように再演につながるといいですよね。

ガウチくんの何が魅力って「大勢いてもすぐに判別できる」ところです。クリエ最後列から見ても、同じ制服着てる海兵隊の中でもパッと目に入ります。矢崎くんは初めて拝見しましたが、予想と違って背が高くてガタイがいいのね… おバカな愛されキャラがとても似合ってた。今回何がお目当てかというと「ジャージーボーイズ」キャストの確認…もあったけど、矢崎くんのボブゴーディオは予想つかないなぁ。逆に楽しみ。

文ちゃんと末澤くん、春風さん、今回も知寿さんは知寿さんだった保坂さん、他の出演者の方々も素晴らしかったのですが、
やはりここは戸井さんの早替え技がハンパなく凄かった。どの役も信頼度100%。きっとこれからも拝見する機会が多いと思います。

私が拝見したこの回は初日開けて次のマチネで、マスコミ対応の受付もあり多くの関係者らしきの方々が観劇していました。多くの注目を集めますように。
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「HEADS UP!」 11/23(月) 神奈川千穐楽 

2015-12-13 | 舞台
ミュージカル「HEADS UP!」 11/23(月)マチネ 神奈川千穐楽 KAAT神奈川芸術劇場 1階4列センター


(注:この記事は神奈川公演についての感想です。大千穐楽のレポではありませんのでご了承くださいませ)

本日12/13倉敷公演にて、全ての公演が終了しました。
ってことで今更ですがちょっとだけ振り返ろうと思います。

まず「劇場さん」について。
オリジナルミュージカル初演だから、筋や役柄が全く判明していないときからソワソワするわけですが、
出てきた本チラシに書いてあるあっきーの役名は「劇場さん」。
他は「舞台監督」「大道具」「老俳優」とかなのに、なんでさん付けなのかな?もしやしてこれは「オペラ座の怪人さん」みたいな?
という予想をみんな立てていたわけです。
これは今考えればドンピシャで、ラサールさんはそこも計算してチラシを作成してたということに今更ながら尊敬。

そのあと「劇場付雑用係・熊川義男」という詳細情報が出てきて、
さらにゲネプロ映像で七三分けサラリーマン姿に「ええっ」と第二衝撃。
そのイメージを持ったまま初日の席に座り、ラスト大詰めで「そういうことかぁぁぁ」というこのどんでん返しっぷりに号泣でした。

個人的印象ですが、「熊川義男」はあっきー史上最もダサい役でした。
昭和な感じの着古したスーツの上にウインドブレーカーを羽織って、中途半端な髪型、ハンカチで手を拭きながら和式トイレから出てくるし。
(冒頭のミュージカル場面の赤いタキシードにカンカン帽は可愛かったなぁ)
それで皆さま仰っていますが、この地に足がついていない劇場さん、思いっきり明るいんですよね。幽霊なのに。
予算の交渉するために町長の枕元に立ったとしても「こんちは!」って挨拶しそう。
劇場さんがハンカチ取り出して少し涙ぐむともらい泣きしそうになるけれど、そこでハツエさんがひょいと出てくると気持ちが明るくなる。
こういうタイミングがすごく気持ちよかったです。

初日は「青臭いなぁ」という印象もありましたが、何度観ても変わらずに楽しめるし、地方の劇場に持っていっても老若男女誰もが笑えるネタでした。
そして何より「劇場愛」に満ちていました。どの役も(あの嫌味な演出家であっても)こよなく舞台を愛していることが伝わってくる。

ラサールさんが神奈川トークショーでお話してくれたことがグッと来た。
「この作品では出演者に序列を作らないようにした。だからカテコもずっとグルグル回ってるようにしたんです」
哀川さんのソロはあったものの、男子ズのソイヤとか女子ズのチケットは売れているの歌は「みんなでやろうぜ」感があってとってもよかったです。
あっきーファンにとっては忘れることのできない「守られなかった約束」があるから。

再演もできますよね。キャストが変わっても受け入れますが小山田丈太郎は変えられないかも(笑)
東京凱旋公演があるといいなぁと思いますが、でもむしろやはり(笑)地方の劇場を回ってほしいなぁ。まずは栃木に行かないですよね!
楽しい舞台、本当にありがとうございました!
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「才原警部の終わらない明日」 12/8 マチネ

2015-12-11 | 舞台

シス・カンパニー「才原警部の終わらない明日」
12/8(火)マチネ 世田谷パブリックシアター 1階P列下手

【作・演出】福田雄一
【出演】堤真一 / 勝地涼 / 清水富美加 / 鈴木浩介 / 上地春奈 / 池谷のぶえ / 志賀廣太郎 / 小池栄子

とある熱帯夜……。政府高官の令嬢が誘拐された!身代金の期限は24時間!急遽、インターポールから最も優秀な誘拐事件のプロフェッショナルが招集された。この通称“サイバラズ5”と呼ばれる一見、全く頼りにならない集団を率いるのが、伝説の警部・才原章一郎だった。24時間という超短期決戦に挑む才原たち。そこにまた、新たな誘拐事件が!!堤真一 最大8役のコント構成の末に、明かされる驚くべき真実とは……。


堤さん舞台を観るのは久しぶり。コメディは「バンデラスと憂鬱な珈琲」以来でしょうか。
そのバンデラスも相当くだらなかったので今回も相当なものかと覚悟してまいりましたが…

くっだらねーーーーーーーー!

以外の感想しか出てきません!(褒めてます)

まずですね、上記あらすじを読むと「おおーオーシャンズ11みたいなものか?」と期待するじゃないですか。
確かにオープニングの映像はコジャレてはいましたが…
一応誘拐事件がメインになってはいるけれど、全く関係のないコントが次々と。
そしてそれが全部くっだらない(褒めてます)。
堤さんにそんなメイクさせるか?勝地くんにそれやらせる?浩介さんとかのぶえさんはいいけど(失礼)、
時事ネタも楽屋オチもハンパなく突っ込んでくる。

バンデラスのときも「くっだらねー」という印象でしたが、もひとつ品があったような。
でも正直、小池栄子さんが素晴らしかったです。口跡が明瞭でツッコミのヒット率100%なんですよね。
いろいろと衣装を変えてきましたが相変わらずお綺麗でした。
のぶえさんのお任せ場面もすごい可笑しくて笑いっぱなしだった。

ま、あとこれも正直な感想なんですが、
やはり堤さんは何やっても「カッコいい」。ってこのカッコいいって言葉も振り幅が大きいので上手く表現できないけど、
上背がある立ち姿、手足の長さ、スーツの着こなし方、年を重ねても相変わらず「恰好がよい」。
普段は映像で見ることが多い堤さんですが、舞台で遠目(しかも今回は最後列から)で観るとなおさら際立ちました。
(これはマジに褒めてます)

堤さんの次回舞台は「ARCADIA アルカディア」だよね。あーチケット取れますように!
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「My Song For You」 12/6 1st

2015-12-07 | ライブ


(ファンクラブメンバー対象のクローズドライブですが、二部制だったので簡単にご報告いたします。書き殴りご容赦)

中川晃教 14th FUN CLUB EVENT ~My Song For You~
12/6(日) 1st Stage 14:15~開場 15:30 Start 
Cotton Club 上手席

【出演】中川晃教 / 榊原長紀(Guiter) / 大坪正(Piano)

毎年恒例のファンクラブイベントです。
年ごとにいろいろな形で開催されますが、今年はCotton Clubでのライブイベント。事前にリクエスト曲も募ったので、期待も高まります。

 コットンクラブの内装が素敵でした

前菜とメインのお肉料理のあと、デザートがサーブされる頃にステージがスタートいたしました。後方から登場したあっきーは恒例の「お練り」で手を振りながら通路を往復します。
衣装は、えんじ色の上下スーツ(三つ揃えだったかな)に黒ショートブーツをビシッと決めてました。2ndのお衣装は写真がアップされたので拝見できましたが、1stのも写真撮って欲しかったかな。

ご挨拶のあと、「コットンクラブは個人的に大好きな場所です」というお話から。

「ここでのライブは2011年以来で、震災後に外タレさんのキャンセルが続いたときに復興支援ライブのお話を頂きました。えっとそれいつでしたっけ…日付覚えている方いらっしゃいますか?」と急に言われても無言な客席でしたが、後ろの方から「5月1日です!」」という男性の声が。
「わ、そうでした!教えてくださったのはどなたですか?」というあっきーの問いかけへの答えは、「店の者です」。
(そりゃそうだよねぇってことで本日の爆笑どころでした)

「今日はリラックスして聞いてくださいね。最近ぼくTwitterを始めたじゃないですか、そこ見ると結構緊張する~っていう人が多いんですよね」
(個人的にはこれはショーゲキでした。リプライ読んでるとは思ってなかったから…以後気をつけます

ライブのスタートは「冬になったので…」ということで「I'm gonna stay with you」から。セトリは後ろにまとめていますが、私好みのアコースティック曲が多くて嬉しかったです。「小沼さんとのライブで予定されていたのにできなかった」という「Smile」や「マイソング」はリクエストが多かったとのこと。

そのあとからのMCは、手元のiPadを見ながら(棒読みになったらすみませんとの言い訳付き)。アーティストカクテルの説明をしながら乾杯(さかきーにラッシーの感想を聞くも「そこそこ」といなされる)、ドライシェリー酒に嵌っていることなどなど。

今年1年のスケジュールをざざっと読みあげて振り返ることもしていました。
「よくもまあみなさん見に来てくれました」ということで、実際の公演以外にも、6月にジャージボーイズの準備があったとか(オーディションかな)、思いがけない縁があって積水ハウスのCMソングを歌うことになったとか。でもどんなご縁だったのかは明言せず。
(もしかして家新築の予定があるとか?と邪推しきり。聴いてみたかったなぁ)

全体的にサクサク進みましたが、最も印象深かったのが「砂漠」が終わってからのお話でした。
前日の仕事終わりで行きつけのお店で飲んでいたときに、顔見知りだけどお話したことのない人と話が弾んだことから、「忙しく仕事させてもらっているオレは追い風が来ているんだ、苦手なこともできるようになるんだ、焦らなくてもいいんだ」と思ったとか。
ここまでは「おお~なんか大人っぽい~」と感心してたわけですが、「そう、ワンツースリー、ワンツースリー、こんな感じね」と突然リズムを取り始めたあっきーに、私たちの頭の中には「?」がいっぱい飛び交いました(笑)
実はここから榊原さんのブログに繋がるわけですね( → ここ )。今考えば「次の『焦らずに進めばいい』の壮大な前振りだったんだ!」というのは理解できるけど。

元はビートが効いて重いリズムの「焦らずに進めばいい」の新アレンジ、この8分の6拍子がさかきー言う「1小節に2回転する楕円」なのかな。聴いてて思わずこちらも指で円を描いてしまうようなグルーヴがとても心地よかったです。

ラストは「終らないクリスマス」をみんなで歌おうかということで、「歌詞覚えてますよね」という前提でまず練習。でもあまり客席からの声が出てなくて、ラストの「それだけが~♪しあわ~せ~」のところだけしか揃わず、中川先生は「みなさん、♪しあわ~せ~だけ声がデカいんですねぇ」若干ガッカリでした…
(あのですね中川先生、音域が合わないので歌えないんです…特にこの曲は出だしが低音なのでなおさら声が出なくて「♪しあわ~せ~」のところだけが音域的になんとかなるんです…とここで切に訴えたい)

アンコールはなくて、拍手に促されて出てきたあっきーは「このあとハイタッチでお見送りします」とささっと説明してくれました。2ndのお客様ももう来ていたようだったので、時間が押した感もあり。


個人的感想。
この日はいわゆる「審査員席」でした。ちょっと距離はあるけれど、目線の高さが同じでよく見えたのもよかったし、それに段の上なので客席も見渡せるんですよね。公演後に本人が「みんながニコニコでぼくは幸せ」と書いていたとおり、この空間で同じ気持ちを共有して、いっせいにステージを見つめてみんなが幸せ顔になっているのを見るととても高揚します。
お馴染みのサポートをバックにど真ん中の曲を歌うあっきーの声は、なにもかもを引きもどす吸引力がありました。今年はこのステージが最後の逢瀬(?)になるけれど、とても幸せな気持ちで年を終わらせられそう。あっきー、ありがとう。楽しかったです。




(1st・セットリスト)
I'm gonna stay with you
マイソング
砂漠
焦らずに進めばいい
LOVE IN THE HOUSE(積水ハウスCMソング)
Smile
旅人
終らないクリスマス
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「キミに贈る物語」 12/5 マチネ

2015-12-06 | 舞台


世界・日本名作集より
リーディング名作劇場 「キミに贈る物語」~観て聴いて・心に感じるお話集~

12/5(土) 15:00~ シアターコクーン 1階XC列センター

【構成・演出】モトイキ シゲキ
【出演】市原悦子 / 浅野温子 / 中川晃教 / 佐藤正宏(WAHAHA本舗) / 竜小太郎・カムイ(大衆演劇)
ゲスト・加賀美幸子(元NHKアナウンサー)
【演奏】ピアノ:ミッキー吉野、高山和芽 三味線:浅野 祥


6月に上演された「リーディング紙芝居」の続編です。(そのときの記録は → ここ )
あっきー出演はこの日の15:00~と19:00~の2回のみ、私はマチネを見てまいりました。

【演目】
第一部
佐藤正宏(WAHAHA本舗) 紙芝居「黄金バット」
竜小太郎&カムイ(大衆演劇)舞語り 「曽根崎心中」
中川晃教 歌語り「百万本のバラ」

第二部
浅野温子 よみ語り「岡山桃太郎ものがたり~吉備津彦と鬼の温羅(うら)~」
加賀美幸子 朗読「楽しく・やさしく読む漢詩」

第三部
市原悦子 歌語り「日本昔ばなし~年老いた女役者の歌~」


6月のときよりも盛りだくさんでした!
第二部と第三部の間に休憩時間10分をはさみ、上演時間は3時間超。
「おじさんが自転車を引いてきて紙芝居をはじめる」という導入からはじまり、大衆演劇の役者さんによる舞語り、加賀美アナウンサーの美しい日本語による漢詩の授業、バラエティに富んでいてパワーアップ。
たっぷり楽しませていただきました。

今回は市原悦子さんの朗読に多くの時間を取っていました。
宮沢賢治「猫の事務所」、東北の方言で語る民話、そして「もと天使松永」。
この「もと天使松永」は、朗読の後で「12/19オンエアのNHKFMの番組から」とお話されていましたが、
放送予定を見たらソンハくんご出演なんですね! ( NHKFMのサイトは → ここ )
市原さんの朗読は、どの演目も目の前に情景が浮かんできます。いろいろな猫、不幸な目にあう姉妹、そして何やらいわくありげの天使…
そのあとはミッキーさんのピアノ伴奏による「黄昏のビギン」「なだそうそう」など。とてもお元気に歌っていらっしゃいました。いつまでもご活躍なさることを祈ります。


あっきー。
衣装は、白ハイネックのシャツに字模様が入った赤いセーター、黒のジョッパーズに黒のブーツ。
赤いモフモフの大きめなブローチを左胸に付けていました。ちょっとオサレな普段着な感じ。

「千の風になって」
後ろのスクリーンに映し出されたのは、「千の風になって」の英訳詞…というか、もともとこの歌は英語詞を和訳したものなんですね。
英語詞と日本語詞を交互に朗読したあと、高山さんのピアノに乗せてハンドマイクで歌いました。
…これは予定演目になかったので、聴けて嬉しかったなぁ。まことに正統派な歌いっぷりでしたが、「このまま紅白歌合戦に出場してもらっても」と心から思いました。いい歌には余計な演出はいらないです。

「百万本のバラ」
そのあと、あっきーはピアノの前に座ります。
この歌は「画家が女優に恋をしてバラを贈った」という加藤登紀子さんによる訳詞が有名です。このエピソードを朗読したあとに、弾き語りで歌ってくれました。
シンプルなピアノの伴奏に乗せて響くとても艶のある声が素敵でした。でも「100万本のバラ」って実際にはすごい分量になるよね… 100本のバラの花束はなんとなく想像できるけれど、その1万倍ってことだから武道館にいる客席全員が100本のバラの花束持っているってこと? …いやいやこれは比喩だから「100万本=すごいたくさん」という意味だよね…
とかくだらないことをつらつらと考えながら聞いていたら、実はこの歌の元になった歌は、全く違った歌詞だったとのこと。
元になったラトビアの歌は、「母として命を与えることはできたけれど幸せは与えられなかった」という、恐らく国歌の紛争により不幸になった子供への思いを歌ったものだとか。
これは全く知らなかったので、ちょっとビックリいたしました。続けてこの内容でワンフレーズ歌ってくれましたが、なんとまあ切ないったら。

思いがけず2曲もあっきーの歌声を堪能いたしましたが、久しぶりに「素」の歌を聴けたのもよかったです。
ていうか本当に紅白出演してくれないかな…
コメント (2)
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