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それはまた別のお話

観劇とか映画とかの感想文を少しずつ

今年観た映画2024

2024-12-31 | 映画
記録として残してます。
2024年は21本、2023年の27本からだいぶ減ってきました。
ヒキコモリ気味になり、外出する理由として映画鑑賞はとても良い後押しになりましたが、「グロ場面は避ける」「150分以上は避ける」とマイナス要因が増えた結果かも。

良かったのは
「ルックバック」がダントツで、「ゴジラ-1.0」「夜明けのすべて」「侍タイムスリッパー」は印象に残りました。
配信を観ることも多くなりましたが(「地面師たち」は食い入るように観た…)、映画館で味わうインパクトも大切にしたいです。

■ 2024年に観た映画
ウイッシュ(吹替)
ゴジラ-1.0(モノクロ映像版)
カラオケ行こ!
カラーパープル(字幕)
夜明けのすべて
PERFECT DAYS
ゲキ×シネ 天號星(舞台挨拶中継)
ソウルフル・ワールド(吹替)
陰陽師0
碁盤斬り
ミッシング
ルックバック
インサイド・ヘッド2(吹替)
ブルーピリオド
ラストマイル
スオミの話をしよう
傲慢と善良(舞台挨拶中継)
Cloud クラウド
まる
侍タイムスリッパー
モアナと伝説の海2(吹替)

2024年 21本
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中川晃教コンサート at 東京文化会館2024

2024-02-05 | ライブ
中川晃教コンサート at 東京文化会館2024
2/4(日) 17:30 東京文化会館小ホール 
【出演】中川晃教 / 園田涼(piano)

覚書です。
参考にさせて頂いたフォロワーの皆様ありがとうございました。

【セットリスト】
1. Mr.Melody(ナタリー・コール)
2. 砂のロープ
3. Happy tears
4. Another Star(スティービー・ワンダー)
5. 私たち
6. 粒子
7. アルゴリズム
8. 禁じられた色彩(坂本龍一)
9. マイソング 
10. 幸運の鍵
11. この世界より大きく小さな愛

En. L-O-V-E(ナット・キング・コール)~愛には愛が必要
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今年観た映画2023

2023-12-31 | 映画
今年の夏の暑さは人生始まって以来の過酷さで、外に出る気力が全て奪われました。
夏以降もなんとなく出不精になり、忙しさもあってスクリーンから遠ざかっていましたが…でも去年なみの27本鑑賞。
「仕掛人・藤枝梅安」のような時代劇を愛でるような年齢にも差し掛かってきました。

なので、遠出せず行き慣れているいつもの上映館で、帰宅が遅くならない時間帯のものから作品を選択することに。
印象に残ったのは「怪物」「BLUE GIANT 」「正欲 」そして「THE FIRST SLAM DUNK 」、ほぼFILMARKS AWARDS 2023のトップ10なんですが、 結局「みんなが観るものはよく出来ている」という当たり前すぎる事実に突き当たりました。
スラムダンクよバカにしてて本当にごめんなさい…
ということで2024年は見逃しそうな「ゴジラ-1.0」から始めます。

■ 2023年に観た映画

そして僕は途方に暮れる
レジェンド&バタフライ
仕掛人・藤枝梅安 
エゴイスト 
シャイロックの子供たち 
湯道 
BLUE GIANT
シング・フォー・ミー、ライル 
ロストケア 
仕掛人・藤枝梅安2 
銀河鉄道の父 
THE FIRST SLAM DUNK
岸辺露伴 ルーヴルへ行く 
渇水 
怪物 
リトル・マーメイド 
大名倒産 
君たちはどう生きるか 
マイ・エレメント 
ミステリと言う勿れ 
シネマ歌舞伎 桜の森の満開の下 
アナログ 
ゆとりですがなにか インターナショナル 
おまえの罪を自白しろ 
正欲
ウォンカとチョコレート工場のはじまり 
劇場版SPY×FAMILY CODE:White

2023年 27本  
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「怪物」

2023-06-16 | 映画
チマタの噂に従って事前情報をほとんど入れずに鑑賞。
予告編だけは見ていたので、ぼんやりとモンペの話かなと思っていた。

「思ってたんとなんか違う」と感じはじめたのは、最初に母親が学校に乗り込む場面。
いくら何でもそこまでしないよね?という違和感が可笑しさに代わってきて、まるでコント番組のよう。
実際映画館も笑い声が起きてたし。

おかげで、以降は感情移入せずにフラットな見方ができた。
人は見たいものを見たいようにしか見ることができない。
忘れてしまいたいことは「なかったこと」にする。
出来事は自分の都合のよいように誇張して記憶され、それをまるで真実のように語ってしまう。
私も男の子の母親だから、実際に経験したら同じように怒り狂うと思うけど。

画面の隅々に仕込まれた情報量が多くて目が忙しかった。
かかとを踏んだまま履いた靴。
いつも消しゴムをガシガシこすっている男子。
交わされる会話の後ろで手を洗っている女子。
組体操の練習で教師が何気なく口にする言葉。
時系列の並びがくっきり表現されることはないけど、展開が読めないからこそ集中して観ることができた。

「怪物ゲーム」は自分の頭にかざしたカードのキャラクターを当てっこするゲームだけど、必勝法は「どんな質問をすれば相手からキーワードを引き出せるか」を考えること=自分がどう相手に見えているかを想像すること。
こんなゲームが楽しめる子供たちには、明るい未来が待っていると信じたい。
ラストの解放感は、決して悲劇ではないことを示していると私は感じました。
とにかく「すごい映画」としか言えないので、事前情報や他人の感想は一切触れずに見てほしいです。
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「渇水」

2023-06-08 | 映画
「湯道」で銭湯を継ぐの継がないのでバシャバシャしていた生田斗真くん、今度は水が渇くのか…とかなりの期待。
観たあともいろいろ考えさせられる作品でした。

ただ、ネグレクトされた姉妹があまりにも不憫で、どうしてもそちらに引っ張られてしまう。
今なら児相に即刻通報だろうに誰も動かない違和感。
原作は30年前の出版だそうで、あの時代ならそれこそ「誰も知らない」ことになるのかも?
30年前の設定なら喫煙シーンの多さも納得か(あれ?スマホは出てきたよね)。

岩切は妻と上手くいかず家族の問題を抱えている上、決して幸せとは言えない家庭で育った過去を持っていて…そのことを貧困にあえぐ姉妹と重ねて表現したかったのがテーマなのかな。
生死に関わる貧困問題と私的な家庭不和では問題の大きさがアンバランスで、しかも家庭不和に至る原因を深く描いてないのでこれも違和感が残った。

ラストの「流れを変えるためのテロ」、ここはすごく気持ちよかった。
そこまでのザラザラして乾ききった質感の映像が、怒涛の水流で押し流されるような。
あとみんな大好き磯村勇斗、「どこにでもいそうな後輩」感が見事でした。
今上映している全ての邦画に出てるんじゃない?
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